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  1. 87件ヒットしました

  2. 『わぁ!雨じゃんか!』
    と、彼女は俺の肩を叩く
    『ん?どうしたんだよ?』
    『雨!雨って綺麗じゃない?この、線みたいなのが!』
    と、彼女は教室の窓を指差す

    (そんなに可愛い笑顔雨なんかに向けあがって…何か軽く妬ける…)

    『雨って私、好きだな!』

    (あーあー…ついに好きとまで言ったよこの人は…)
    (雨相手になんて、馬鹿馬鹿しいのは分かってるけど…流石に普通に妬ける…)
    『やっぱし雨って傘とかに当たる音とか可愛いし、降る所は綺麗だしさ!
    良いよね!』


    『は?
    お前の方が綺麗だし可愛いだろ?』


    俺は言ってしまった
    ついに言ってしまった
    言ったものはもう引っ込められない

    俺の顔はみるみるうちに赤くなっているのが自分でも分かった

    『ねぇ…い…今のホント?…』
    そう聞く彼女の顔も赤かった
    『ま…まぁ…ホント…だ…』

    やっとこの恋が進む音がした。

    きゅん

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  3. 俺は、ヴァインがアンネの世話をしている事を知り、敢えて二人にしておこうと思い、自室へと向かった。
    『キィィィー…』
    古い木製のドアを俺が押すと、それらしい音をたてて開く。
    『…』
    俺は無言で後ろ手にドアを閉めつつ、自分のベッドを見た。
    (此処に…あいつと一緒に寝てたんだよな…)
    すると、急激に顔が熱くなっていくのが自分でも分かった。
    同時に、顔が真っ赤に成っている事も。
    (こんな所、誰にも見せられねぇ…)
    そう思い、俺は、本棚に敷き詰められた、本に集中する事にしたのだった…

    そんな事も知らない、彼の顔が真っ赤に成った原因の張本人の私は、彼の部屋のドアをノックしてから『入るぞ』と、開く。
    『…て、うわっ!?い、いつの間に居たんだ…?』
    珍しく彼は慌てた様子だった。
    『いや、さっきドアをノックして声をかけたのだが…あぁ、その本に集中していたのか』
    『そ、そうだ…』
    彼の本心を知るのはまだ先…

    きゅん

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  4. 『わっ!?』 『あ!』
    二人の驚いた声は重なった
    部活のプリントが何枚か風で飛んでしまったのだ
    私は片想いの相手の彼と二人でプリントを探す
    そして、探している内に校舎裏まで来てしまった…
    『本当に無いね…』
    『でも、此処で数枚見つかったし、近くに有るだろ』
    そう、此処に飛んできた筈の最後の一枚が見当たらないのだ
    すると…

    『なぁ、お前の事好きだ』

    『…え?』
    『だから、お前の事が好きなんだよ』
    『えぇ!?』
    私は驚いて顔を真っ赤にして固まっていた
    すると…
    『お前は?』
    『え…わ…私も…私も!す!好きですっ!』
    『なぁ、ホントに?』
    彼は私の顔を覗き込んだ
    『う…うん』
    顔を真っ赤にして私は何とか答える
    すると…

    『顔真っ赤にするし、敬語に成るし…ホント…可愛い』
    彼まで顔を真っ赤にしてそう言う

    『チュッ…』キスをされた

    最後の一枚を告白のために彼が隠し持っていたのはまだ知らない

    きゅん

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  5. それは、下駄箱に私が着いた瞬間の事…
    下駄箱に着くと、丁度雨が降り始めた所だった
    でも、折り畳み傘さえ持っていてない
    (ついてないな…)と、ぼーっと立ち尽くしていた
    すると…
    『君、赤羽 明日香(あかばね あすか)ちゃんだよね?』
    『えぇ、まぁ』
    『この前のイベントの聞いたよ!歌声凄いね!』
    『ありがとうございます』
    そう、私は高校生ロックバンドのリーダー兼ボーカル
    有名かつ人気に成ったのは良いが、最近皆、私の歌しか見てくれない
    私の事を見てくれない
    有名人と仲が良いと言う称号目当てに話しかけてくる人も多い
    よりによってこの人は私の憧れの先輩
    そんな先輩にまで歌しか見てもらえてないのかと落ち込んだ
    『傘、持ってないなら一緒に帰ろう
    方向同じでしょ?』
    『まぁ、駅ですし同じですね』




    『君、優しいのは良いけど辛いんなら言いなよ?』

    不意に差し出された言葉は私の胸を暖かくした気がした…

    きゅん

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  6. 私には、憧れる先輩が居る…

    私はいじめられっ子を庇い、いじめっ子に追いかけられ、校舎裏に逃げてきた所だった
    すると…
    『あいつ何処行ったんだろー』
    いじめっ子の声だ
    マズイ…
    嫌な汗が額から一滴流れた
    すると…
    『こっち!』と、小声で誰かに言われ、校舎裏の突き当たりの角を曲がらされる
    そして、目の前にドアが現れた…

    憧れの先輩…凛斗(りんと)先輩は校舎裏の隠れた所に位置する此処、旧倉庫を見つけ、隠れ家にしているらしい
    先生すらまともに知らない秘密の場所…
    そう、先輩との二人だけの秘密…
    その甘い響きにとろけそうな顔を必死で抑える
    『先輩!助かりました!』
    『いや、別に…君、良い事してたんだしさ』
    『い、いえ!そんな!先輩に褒められるような…』

    彼女は俺の言葉に照れる
    (そんな顔すると勘違いしたくなる…
    秘密にして助けたのは、二人だけの秘密と時間が欲しかっただけ
    本人には秘密だけど…)

    きゅん

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  7. 『佐々木先生っ!!』
    私は一目散に駆け出して先生に抱き付いた。
    『私、もう待ちきれません!返事を…『しーっ!…』
    私の言葉を遮るように先生は口に人差し指をあてた。
    『行くぞ…』先生にそう、囁かれる。
    あぁ、やっと来るんだ。
    やっと言ってくれるんだ。
    この日が来たんだ。

    私はこの、佐々木先生に生徒の頃から片想いをしていた。
    そして、思いを打ち明けると…
    『お前が卒業しないと、手、出せないだろうが』
    何て、照れながらで言われ、卒業式終え、今日から始まっている筈の学校に返事を聞きに突撃したのだ。

    ついたのは、人気の少ない校舎裏だった。
    『ここなら人、来ないだろ…』と、先生は独り言を呟く。
    『えーと…その、なんだ
    あの…返事をしようと…』
    と、先生は真っ赤な顔をして軽くテンパり始める。
    ちょっと可愛いこんな所も好きだったりする。
    そして、照れ屋な佐々木先生は私に向かって手を伸ばして口を開き…?

    きゅん

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  8. 私は階段付近の曲がり角を曲がった。
    すると突然!?
    『ドスッ!!』
    『きゃっ!?』『うわっ!?』
    クラスメイトの眼鏡でお馴染みの物静かな早川君にぶつかってしまった。
    『大丈夫…?』
    と、問い掛けてくる彼には…眼鏡が無かった。
    しかも、素顔は超美形。
    目は大きいし、顔は小さいし、肌は色白。
    完璧顔は私にとってドストライクだった。
    『…』
    私は、そんな彼の素顔に唖然としていると…
    『カチャ…』と、早川君が眼鏡を掛けて、『痛い所とかない?』と、もう一度聞いてくる。
    『あ!だ!大丈夫っ!!大丈夫だからっ!!』
    と、両手を顔の前で振りまくりながら、慌てて反応した。

    まさか、この時既に早川君に片想いをされていて、告白や猛アタックを何度もされ、顔以外の素顔も知り、好きに成ってしまい、カレカノに成るとは、思いもしなかったのだった…

    きゅん

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  9. 彼女は影で苦しみ、泣き、叫んでいた。

    『私は憧れたの…二次元だって良いじゃない…私の憧れだもん…だけど!皆…皆…友達まで…皆…私の趣味を蔑んだ!…だから…一人でも良いから…誰でも良いから…認めてほしかったの!!…だから…カッコよく成りたかった!…必死で…必死で…死に物狂いで何でもやった!…皆の仕事…リーダーになる役職…先生の雑用…時にはいじめっ子を…殴った事だって有った!…そうして生きてきた…でも…そうしたら…自分のカッコいいが…分からなくなった!…辛かった…生きるためにしていたことが正しかったのか!間違ってたのか!…それさえ…分からなくなった!…だから…せめてものお守りに…憧れたあの人の画像を…生徒手帳に挟んでちゃダメ?…』

    『俺に許可取る必要なんかねー…お前の自由だろ?…』

    彼は、彼の隣にしゃがんでいる私の風に靡く髪をぐしゃっとした

    それだけで、十分だった
    涙の止まる私は笑った

    きゅん

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  10. 『先輩すみません!忘れ物を…』
    私は今日、ずっと片想いをしている憧れの先輩と帰れる事に成った
    しかし…教室に忘れ物をしてしまった…
    『じゃ、一緒に行くか』
    『え?良いんですか?』
    『良いに決まってるだろ。ほら、行くぞ』
    と、憧れの先輩に手を引かれる
    それだけで、心臓が持たない位に、私はドキドキしていた

    『此処だよな?』
    と、彼女のクラスの前で止まる
    『はい!先輩、ありがとうございます!
    取ってきます!』
    と、笑顔で彼女は席に向かう
    『有った!!』と、ふわりとした笑顔をしながら言って、彼女は俺の所へと戻ってくる
    正直、可愛過ぎて堪えた
    『なぁ、お前さ…いつまでも俺が…手を出さないと思うなよ?』
    『へ?先輩、何の事ですか?』
    と、きょとんとする顔すら可愛い
    『可愛過ぎて問題有んだよ』
    『へ!?』
    と、彼女は顔を真っ赤にする
    『手を出したくなる…て、意味』
    『それって…』
    そして俺は彼女に…?

    きゅん

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  11. 此処はゲームの世界…
    戦闘系ゲーム『WORLD MASTER』の世界。
    私達は数ヶ月前に此処に迷い込んだのだった…

    『疲れた…』
    そう言いながら彼…飛竜(ひりゅう)はギルドホームの最上階に位置する、ギルドマスター私の書斎に有る、椅子に腰掛けた
    私も『だな』と、言いながら、飛竜と一緒にお茶を飲む


    彼女…スカーレットは、お茶を飲みながら、ほっとしたように、顔を緩める
    それは、非常に幼く、非常に可愛い顔だった
    人を頼る事も、甘えも知らないような彼女の、そんな表情は、何とも言えない物だった
    でも、同時にこんな考えが浮上した

    “こんなにも可愛い彼女の表情を誰にも見られたくない”

    その瞬間、ふと気付くと、声が出ていた
    『スカーレット。その顔他の奴に見せるなよ』
    『無理だ。顔を見せるなと言うのは』
    『違う…その、緩んだ顔を俺以外に見せるな…て、意味だ』
    彼女の顔は急激に赤く染まった
    俺もだが。

    きゅん

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  12. 『ガタンっ…』
    音がしても気付かずに眠る君
    片想いの相手の君
    可愛い寝顔に見とれつつも、君の体調が心配で…
    君の隣で起きるまで待とうとしていたら…?

    気付けば眠りについていた。

    『ガチャっ…』
    『ん?…んん…あ…あの後、俺、寝たのか…てか、何だ…今の音?』
    取り敢えず、そろそろ帰んねーと…
    『ガチャガチャ』
    『っ!?まさか!?』
    鍵がかかっていた
    『おい!起きろ!!閉じ込められてるんだぞ!?』
    と、俺は、眠る彼女を衝動的に起こした
    『んん…ん、え、閉じ込められてるの!?』
    彼女は飛び起きた
    『てことは…二人っ…きり?…て、うわあ!?何言ってるんだろう、私…』
    と、彼女は一人で照れると、つられて、俺まで照れてしまう
    『なあ?期待しても良いのか?』
    自分の気持ちを明かさずに聞いてみると『ふぇっ!?』と慌て、彼女は照れ始め、俺まで照れてしまう
    二人とも身がもたない位に体が熱を帯びたのは…?

    きゅん

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  13. 私は一番端の窓際の席
    隣は最近付き合いだしたツンデレっぽい彼氏
    とっても優しい自慢の彼氏だ
    ちなみに今は授業中
    『?』
    遠くに幼なじみのちーくんが見えた
    私はぼーっと見ていた
    すると…
    『ガサッ…』
    と、私の机の方から音がした
    机の上には、見覚えの無い紙が…
    私は私の名前が書いてあったので、私宛と思い、四つ折の紙を開く
    すると…
    『何他の男ずっと見てんだよ?』
    私の顔は真っ赤だろう
    嫉妬とかをされたのが、初めてだったのだ
    私は驚いて、彼を見た
    すると…
    『こっち見んのは今は恥ずいから禁止』
    と、言って、顔を赤くして、目を背けられた
    (そのくせ、君はさっき、此方を見てたから、校庭を見てたのを知ってたんでしょ?…)
    そう思うと、更に私の顔が熱くなった気がした

    それから、授業に集中できなかったのと、その紙をずっととっておいたのは、言うまでもない

    きゅん

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  14. 『…』
    私は、教室で少しだけ寝ていた
    スマホでアラームはかけた
    少しだけ疲れていたのだ

    『ガラガラガラ…』
    『ん?…お前…寝てる?』
    俺は、片想いの相手が寝ている所に気付いてしまった
    不意に、こんな感情がわいてきた
    “此処でこいつが無防備に寝てたら他の奴に寝顔見られるし、取られるかもしれない”と…
    急にわいてきたこの感情に、俺は、逆らおうとしたが、ダメだった
    『お前が悪いんだからな…』
    と、俺は、彼女の首に、顔を近付けた
    『チュっ…』
    『んっ…んん…』
    きつく吸って、痕をきっちり残そうとする
    すると…
    『んっ…んんっ…』と、彼女がかすかに、頬を赤らめながら、甘い声をうっすらと出し始めた
    これに、理性を保てる男が居るだろうか?
    答えは…

    NOだ

    『お前が…可愛いのが悪過ぎんだよ…』
    と、俺は、自分の唇を彼女の唇に重ねた
    『んっ…んん……!?』
    すると、彼女が顔を真っ赤にして、目を開いた

    きゅん

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  15. 『お前、何処に住んでんの?』
    彼はまだ中学生の頃、そう、聞いてきた。
    『アパートだよっ!』
    と、返した覚えがある…

    『お前、何処に住んでんの?』
    『あ、それ、前に聞かれた気がするー!
    ちなみに、今も同じアパートだよっ!』
    私は、昔みたいに高校生に成っても、最近、彼が彼氏に成っていても、同じ返答をした。
    しかし…
    『そーゆー事じゃねーよ』
    『ん?どゆことー?』

    彼は、急に、近づいてきて、耳元でこう、囁いた…

    『場所、聞いてんだよ…
    彼女の家、知りたいに決まってるだろ?…』

    そう言う彼の顔は真っ赤だった。

    『…今度…教えるよ…』

    そう言った私の顔も真っ赤だったと思う。

    きゅん

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  16. 『…んんっ…ん…あ…』
    『起きたか…おはよ』
    『ん…おはよ…ていうか…わたし…なんで…ここにぃ…?』
    起きたら目の前は、懐かしい久しぶりに来た彼の部屋だった
    『お前、ライブ後に倒れたんだろ?覚えてないのかよ?…
    取り敢えず俺の家に運んだんだよ』
    『そっかぁ…ありがと…』

    寝ぼけた彼女は少しふわふわしていて、少し可愛かった
    『ていうか…なんでここにはこんだのぉ…?
    わたしのいえでも…よかったんじゃ…ないのぉ?…』
    『っ…』俺は、答えに困った
    他の奴のとこに行かせたくなかったとか
    そんな事…
    『あんたがわたしに…ほかのとこにいってほしくないとかぁ…おもってくれてたらなぁ…なんてねぇ…ははっ…』
    『っ!?』当てられて驚いた…しかも、色々可愛いし
    『…そうだよ』

    彼は恥ずかしそうに目を背けた
    『そっかぁ…うれしー…ふふっ…』
    思わず顔がにやける

    その後、記憶にないと否定したのは言うまでもない

    きゅん

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  17. 『おい、倉庫に荷物取りに行くぞ』『うん!』
    彼女は無防備にも着いてきた
    俺は、倉庫のドアの鍵を閉めてから彼女を押し倒す
    『きゃっ!?』
    いつも男勝りとか言うクセに…可愛い声出しあがって…
    だから、俺みたいな奴に狙われるんだよ…バーカ…
    『ちょ…どうしたの?…』
    心配そうな彼女の顔を見て、俺の手が止まる
    優しい彼女に俺は…
    何をしようとしたのだろう?
    言えない…嫌われたくない…
    だけど!…せめて!…
    この質問だけはしたかった
    『お前は好きな人居るのかよ?…』
    『え!?…あ…まぁ…居る』
    『誰だよ?』
    『う…それは…』

    それだけは言えない…君が好きなんて

    『俺だったら良いのにな…俺の事なんか…友達としか、思ってないんだろ?…分かってるのにさ…諦め悪くてゴメンな…お前の気持ち、独占したいなんて我が儘…ダメ…だよな?』

    私はダメじゃないという気持ちを込めてキスをした

    俺は顔を真っ赤にした…

    きゅん

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  18. 『…』
    彼女の手は、微かに震えていた
    俺は彼女のマネージャー
    彼女は人気なソロのアイドル
    俺らは昔っからの腐れ縁
    今は彼女のライブ前
    『何だ、緊張してるのか?』
    『あ、当たり前でしょっ!?
    こっちはあんな奴と…戦わなきゃ…いけないん…だから…』
    彼女の今回のライブは対戦形式だった
    相手は、姑息な真似で彼女を陥れて来た奴
    怯えるのも仕方ない
    対戦相手の上っ面のみの良さと裏の差は俺も理解している
    でも、本当に良い奴…そう、彼女ならば、こんな奴なんかより、実力と…

    天性の可愛さと魅力で惹き付けれると思った

    『お前、こんな奴にビビるとかひ弱かよ?』
    『っ!?…』
    『お前はそんなに弱い奴なのか?
    そんなに実力が無いのか?…
    違うだろ!!』
    『っ…』
    『俺はお前を信じてる…行ってこい!
    そして、ぶっ倒して来い!!』

    そう、彼に背中を押された
    いつもそうだ
    きっと、昔も、これからも
    彼には敵わない

    きゅん

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  19. 『…』
    どっかで見た気がする隣の人。
    思い出そうとすると頭が痛む。
    まるで忘れさせようとしてるみたい。
    顔は世に言うイケメン。
    私の前の席の女の子なんか、可愛いと少し騒いでる。
    確かに可愛いタイプな顔立ちだけど、猫みたいに見える。
    子猫じゃなくて成人っぽい。
    近所に住む、大人びた美しさと可愛さを持つ猫。
    そんな、存在。
    少し不思議な存在。
    私は先生の指示に従って、よろしくお願いしますと言う。
    彼はよろしくとだけ、目も合わせずに言った。
    その声はどこか引き込まれる物が有って、どこか、懐かしかった。
    何故だろう…?
    どこかでかなり前に会ったのかな…?
    でも、私は転校する前の記憶があまり無い。
    まぁ、人よりも転校したのが9月だったので、一クラス多く覚えているので、記憶が薄れるのもおかしくない。
    そもそも、心から信じられる友達も少なかったし、あまり、楽しくなかった気がする。
    一体、君は…
    誰なの?

    きゅん

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  20. 『何?話って』
    俺は彼女を皆が部活をしていて教室に人が居ない時間に呼び出した
    『ドスッ!!』『きゃっ!?』
    『何、男に笑顔振り撒いてるんだよ?』
    俺は我が儘で自分勝手な独占欲で彼女でも友達でもない彼女を壁に押し付けて怒鳴る
    彼女は驚いた顔をして固まった
    『俺の気持ちに気付けよ!!
    俺の物に!俺の彼女に成れよ!!』
    『チュッ…くちゅっ…』『んっ!?んんっ!!』
    俺は無防備に驚いて固まる彼女に無理矢理キスをする
    次第に彼女は顔を真っ赤にする
    『何照れてるんだよ?…好きでもないんだろ?…誰でも良いのかよ!!』
    独占欲を自分で止めれる程の理性等は俺には無かった
    『何か言えよ!!』
    『何とも思ってなくは無い…』
    困った顔をして彼女はそう言う
    『は?』
    『好き…なの…君が』
    『は?』
    『こんなの…好きな人にされたら…照れない方がおかしい…』

    その瞬間、俺は、甘くとろけた彼女と言う果実を食べてしまった

    きゅん

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  21. 『なぁ、何するんだ?…』
    そう、俺は聞く
    何度も来ても、この片想いの相手の部屋の色んな誘惑には慣れない
    『うーん…漫画読も!』
    彼女…いや…華恋(かれん)は漫画が大好きで、よく読んでいる
    沢山と言う程ではないが、そこそこ多い本棚は漫画ばかりが入っていた
    『ねー!海斗(かいと)ー!何読みたいー?』
    華恋はいつも通り満面の笑みでそう言う
    『…じゃー…それ?』
    適当に選んだ近くの漫画を取る
    華恋の好きな漫画の類いは俺と被ってるので、何れでも良いのだ
    新しい物がそりゃ、読みたいけど、買ったら直ぐに自慢してくる
    今日は自慢して来ないから新しいのは無いって事だ
    『じゃ、読も!』
    と、言いながら、俺が取った漫画を至近距離から覗き込んでくる
    彼女の笑顔に甘い香り…
    『海斗、顔真っ赤だよー?大丈夫ー?て、うわっ!』

    急に海斗が熱中症か何かで寄り掛かってきた

    至近距離に、華恋も照れたのを知る人は誰も居ない

    きゅん

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