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  1. 18件ヒットしました

  2. ──眠い…

    こんな暖かい日差しだと、眠くなるのは当然。

    「ふぁ~」

    欠伸なんて何回目だろう?

    ここは、我慢せずにお昼寝でもしよう!
    そうと決まれば──

    「ふうまくん、枕!」
    「は?勝手にそこらで寝てろよ」

    こう言ってるけど、なんだかんだ膝枕してくれるんだよね!

    「えへへ、きもちー」

    暖かな日差し、ふうまくんの枕……最高!

    「おやすみぃ~」

    逆らえない眠気に、私は瞼を閉じた。






    「くそ…どれだけ振り回さればいいんだよ」

    膝の上で寝ている鈴の頭を撫でる。

    「ん~……ふぅ、ま…くん…へへ」

    「………………あーやべえ」

    可愛い、可愛すぎる。

    そして、無防備だ。


    「──鈴…」


    寝顔や笑顔を見るのも、こうやって膝枕するのも、これから先俺だけでいい。

    他の野郎の所に行くなんて、許さない。


    「ずっと俺から離れんなよ」


    そう呟くと、俺は目を瞑った。

    きゅん

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  3. 由奈ver.

    ─私は、軽い女。

    「由奈ちゃん!今夜俺とどう?」
    今日も声を掛けられる。
    「えー、そうだなぁ」
    にこ、と笑えば顔を赤くする男。
    「で、いいよね!?」
    「うん、もちろ──」
    途端に、腕を引かれて軽く口を塞がれた。
    誰の手?──そんなの決まってる。

    「由奈~?何やってんのー」

    この、おちゃらけた声は─
    「……蓮」
    小さく声を漏らすと、蓮は男に視線を移した。

    「あのさー、この子に手出さないでくんない?」
    「ひっ、」
    どうしたのか、男は恐怖に顔を歪めて去っていった。
    「なんでいるの」
    いつも、いつも蓮はこうやって邪魔をしてくる。
    嫌がらせならやめてほしい。

    「そりゃ、阻止するためでしょー」

    ぐい、と両手で頬を捕まれ、上を向かされる。

    「なぁ、」

    ゆっくり、近づく顔。


    「他の男なんて見ないで、俺だけ見てなよ」


    何も言えない私に、噛み付くようなキスを落とした。

    きゅん

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  4. 蓮ver.

    ─俺には、ずっと好きな奴がいる。

    「今夜俺とどう?」

    今日も、声を掛けられている由奈。
    それを無情に見つめる。

    由奈はよくに言う遊び人だ。
    毎回、違う男と─。

    でももう、我慢できない。

    「で、いいよね!?」
    「うん、もちろ──」

    ──行かせない。

    ぐい、と由奈の腕を引き、手で口を塞いだ。

    ふわふわとした髪、柔らかい唇──。
    名前を呼ばれて、頬が緩みそうになる。


    男に視線を移す。

    「あのさー、この子に手出さないでくんない?」

    由奈から見えないように睨むと、小さく悲鳴を上げて去っていった。


    ……なんで此処にいるのかって、誘いを受けさせないようにするためだ。

    由奈の頬を掴んで、上を向かせる。
    視線が絡んで、顔を近づかせる。

    ──我慢なんかできない。


    「他の男なんて見ないで、俺だけ見てなよ」


    何も言わない由奈に、噛み付くようなキスを落とした。

    きゅん

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  5. 久しぶりに見た気がする。


    「─澪」


    彼の制服姿を。

    「奏多、高校には通うの?」

    中学の頃も、初めは通っていたけど、後半からは通わなくなった奏多。

    成績は良かったから、無事に卒業して高校に進学できた。


    「ん、通うよ」

    「また、後から不登校になるんでしょ」


    なんで、初めは通って後から通わなくなるんだろう。


    「学校は煩いから行きたくないんだよ」

    「なら、最初から行かなかったらいいのに」


    煩いのは奏多がモテるからでしょ。


    「──分かってないね、澪は」


    近づいて、私の髪をサラリと撫でる奏多。

    いつもと違う雰囲気に、心臓が鳴った。


    「高校に行くと、澪に男が寄ってくるから。俺が牽制しなきゃいけないでしょ?」


    「え、」


    頬を撫でられて、顔が近づく。



    「…澪は誰にも渡さない──俺のだって、知ら見せなきゃね」



    そう言って、額にキスを落とした。

    きゅん

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  6. 「わぁい、また佳奈と同クラだ~」

    やった~と笑顔のコイツは、幼馴染の幸也。
    いや、それよりも…また同じクラス…!?

    「嘘でしょ…」

    最悪だ、神様は私を恨んでいるのか…!

    「これでまた、ずっと一緒にいられるねっ」
    「…逃げるわ」

    ……やばい、本当にやばい。

    そう思いながら、幸也を置いて歩いた───
    つもりだった。

    「幸也、離して」

    腕を掴まれていて、歩けないんだけど!

    「えぇ、やだ」

    可愛いけど、やだじゃない!
    これじゃ、逃げられないじゃんか。


    「─まったくさぁ、僕が何の為に同クラにしたと思うの?先生まで脅したのに」


    「…へ」

    脅した…?同クラ……、あぁそうだよ、幸也はこういう奴だった。

    でも、何の為…?

    「なんで佳奈は逃げるの~」

    いや、そんなの…




    「何にしろ、逃がさないけどね




    佳奈の全部は、僕のものなんだから」



    身の安全の為だよ!

    きゅん

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  7. ─高校に入学した。

    この学校を選んだのは、私の好きな先輩がいるから。

    告白はしない。だって先輩はモテるから。
    だから、私は見てるだけでよかった。

    ──よかった、のに。


    「ゆーいちゃん、久しぶり?まさか同じ学校来るなんてね~」

    この状況は、何?
    なんで私は、放課後の教室に先輩と2人でいるの?


    「え、っと…久しぶりです…」

    「ふは、相変わらずかわいー」


    先輩何言って…!


    「……てか、なんでこの学校にしたの?」

    「ぅ、その…」


    これ、本当の事言っちゃっていいの?


    「教えて、ね?」


    先輩、何で笑ってるんですか…っ?
    うぅ、もう言っちゃえっ!


    「…せん、ぱいが、いるから…追いかけて、来ちゃいまし…た」


    「………は」


    あ、その顔。

    笑ってたのに、今は顔を微かに紅くして、余裕がなさそうな顔。



    「…不意打ちはダメだろ…っ」



    全部、好きです。

    きゅん

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  8. 「好きです!」
    「……ごめん」

    また告白されてる。
    これを見るのは何度目だろ。

    特に何も思わないけど、女の子が可哀想だ。
    泣きながら去っていく子を見ながら、私は告白されていた男の所まで歩いた。


    「葵、お疲れー」

    「…っ、由梨?」


    急に私が現れて驚いている彼は、幼馴染。

    ……まぁ、イケメンだよね。


    「いい加減、誰かと付き合えばいいのに」

    葵は何人の子をフったんだろう。

    「……」

    「葵?」

    無言になったけどどうした。


    「…由梨は、俺が他の奴と付き合ってもいいの?」
    「へ?」

    「俺は、やだよ」
    「ぇ、ちょ…近くないですか?」


    ぐいっ、と腕を引かれて距離が近づく。
    葵に彼女が出来たら、そりゃ寂しいけど…。
    何が言いたいの?

    「彼女は、由梨しかいないよ」
    「ん?」





    「…好きだって言ってんの」



    ちゅ、と頬にキスされて、私はフリーズしたのだった。

    きゅん

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  9. 「お待たせ……って」

    委員会が終わった私は、一緒に帰る約束をしていた幼馴染を呼びに来た…のだが。
    「寝てる…」

    整った顔、サラリとした髪。
    何もかも完璧なのがたまにムカつく。
    周りに冷たいのに、私には優しい所とか、こんな無防備に寝てる所とか……全部。

    「…ムカつくのよ」
    眠ってる彼に気付かれないように、そっと髪にキスを落とした。

    「……頭冷やしてこ──っ!」
    教室を出ようと、踵を返した時。
    ぐい、と腕を引かれて後ろから何かに包まれた。

    「何がムカつくんだ?」
    「…別に」
    抱きしめられている、と気づくのは遅くなかった。
    「帰るんでしょ、離して」
    これ以上は心臓に悪いと思い、離れようとする。

    「やだ」
    「嫌じゃな……ゎ、」
    突然 顎を引かれて、上を向かされる。
    目が合って、顔に熱が集まった気がした。


    「キスするなら、ちゃんとココにしろよ」


    ゆっくりと唇をなぞられた後───…

    きゅん

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  10. 「相良先輩います……か…わお」
    私は今、先輩である相良先輩の教室に来ていた。
    チョコを作ったから、渡そうと思ったけど…無理かな!
    「相良くん、チョコ受け取って!」
    「作ったからよければ食べて?」
    「相良くん──」
    先輩、モテモテなようで。お疲れ様です。
    あんなにチョコ貰ってるなら、別に渡さなくてもいいよね。
    このチョコどうしよう。

    「あれ?陽菜ちゃん、2年の教室に来てどうしたの?」
    この声は!
    「碓氷先輩?」
    「うん、碓氷先輩だよ」

    なんと、相良先輩の友達の碓氷先輩でした!
    先輩、丁度いいところに来てくれましたね。

    「碓氷先輩、良ければこのチョコ受け取ってください」
    「え?愁はいいの?」
    愁とは、相良先輩の事だ。
    「はい、沢山貰ってるようだし、私のは義理なんでいらないと思って」
    「…そっか(義理…ね、愁ドンマイ)じゃあ、貰おうかな」


    「──ダメに決まってんだろ」


    _②に続く

    きゅん

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  11. ②続き_

    「──ダメに決まってんだろ」

    「え?」
    私の後ろから突然聞こえてきた声。…相良先輩?
    「雅人、そのチョコは俺のだ」
    「はいはい」
    碓氷先輩に渡したチョコを、相良先輩は奪うように受け取る。
    「行くぞ、陽菜」
    先輩に腕を引かれる。
    「ちょ、相良先輩っ!?」

    連れて来られたのは、誰もいない図書室。
    ずっと無言だったから、なんだか怖い。

    「お前、俺にチョコ渡さねえつもりだったのか?」
    「いえ、先輩沢山貰ってたようなのでいらないと思って」
    「他の奴のなんて受け取ってねーよ」
    「ひどいですね」
    どんな鬼畜野郎ですか。
    「…。つかお前、義理ってどういう事だよ」
    「普通に義理ですけど」

    「クソ、次は作ってこいよ」
    「はい?」

    「今回は義理で我慢してやる。でも来年は、本命チョコを持ってこいよ」
    「意味が分かりません」

    どういう事?


    「好きだって言ってんだよ」

    きゅん

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  12. 「おい」

    「……ぅ、」

    「チョコ、くれねぇの?」



    机に腕を置き、見つめてくる幼馴染。



    「え、と…」



    一応、作ってはいるんだけど…。



    「別の奴にはやってたのに、俺にはくれないんだ?」


    「ちが、「まぁ、でも」」



    カタン、と席を立ち、近づいてくる。

    ち、近い……!



    「お前が俺以外を好きになるなんて事、ないもんな?」


    「へっ……!」






    「言ってる意味分かるだろ?







    だからチョコじゃなくて、お前をもらう。」






    もう、限界です……!

    きゅん

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  13. 「おーい、高橋。チョコくれねーの?」

    「ぅ……先生」

    誰もいない教室、いるのは私と先生だけ。


    「あーあ、楽しみにしてたのになー」


    チョコは作っている。でも、他の子に比べたら、大したことないし…!


    「あの…その、」


    どうしよう、後ろに隠しているチョコ渡してさっさと帰ろう…!


    「っどうぞ!…ではさよなら!」

    「ちょい待て」


    帰ろうとしたのに、腕を掴まれて動けない。
    絶対、顔真っ赤になってる…!


    「何か言うことない?」

    「え、」


    言うこと……って…ぇ、それは流石に恥ずかしい!


    「ほら、言ってみろ美優」

    「ぅぅ……」


    急に名前呼びはやめてください!


    「…す、き…です」

    「聞こえねえな」


    もうどうにもなれ…!


    「好きです!」


    そう言うと、暖かい温もりに包まれた。



    「ん、俺も好き」



    見上げると、最高級の笑顔がありました…。

    きゅん

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  14. 「せんぱーい!」
    「……モグモグ」
    「先輩っ」
    「……モグ、?」


    腕の中にあるたくさんのチョコを食べているのに、さっきから後輩がうるさい。
    今日は女の子が男の子にチョコを渡す日らしい。

    でも私は──、

    「先輩、チョコくださいよ〜」

    「やだ」

    これは私のチョコだ!

    今日のために、友達用と自分用に作ったチョコ達。今食べてるのは、自分用に作ったトリュフ。


    「あんた、女子からもらってたじゃん」


    私は見たぞ、朝の校門前でたくさんもらってるの。ずるい。


    「…先輩のしかいらないのに」


    何か言ってるけど気にしない。
    チョコは渡さないよ。


    「…なら、無理やりにでも奪いますよ」

    「──んむ、」


    ぐい、と腕を引かれたと思ったら、口に違和感。

    短くリップ音がして、離れていく。



    「ごちそうさまです、先輩♡」



    ……………喰われた。

    きゅん

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  15. 「華奈ちゃーんっ!おはよ〜」
    「……」
    朝、家を出ると幼馴染の凌がいた。
    これはいつもの事なので、一緒に学校へと向かう。
    凌はいわゆる不良。
    顔良し、頭良しで…あぁ、ダメだすごいムカつく。
    隣を歩く凌を見ながら、そんな事を思っていると。

    「? そんな見て何──っ、ちょ、危なっ」

    ぐい、と引かれて私は凌の腕の中に居た。
    …抱きしめられてる?
    「電柱…はぁ、ちゃんと前見て。危ない」
    何だ、助けてくれただけか。
    「じゃ、行こ」
    微笑みながら、凌は私の手を引く。
    ……まだ、お礼言ってないんだけど。

    「……、凌」

    制服の袖を引っ張り、強引にこっちを向かせた。
    「ぅわっ……華奈ちゃ──」
    振り返った凌の頬に、自分の唇を当てる。
    ちゅ、と短くリップ音がした。
    「…お礼」
    掴んでいた制服を離して、歩き出した。


    「…………それはずりぃわ、華奈」


    片手で顔を覆った凌が呟いていた事は知らない。

    きゅん

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  16. 「先生、質問です」
    「はい、どうぞー」
    放課後の教室、私と先生は居た。
    「どうして私は手伝わされているのでしょう」
    今私は、先生がする筈の仕事を手伝っている。
    「えーほら、二人でした方が早く終わるし?」
    「そういう訳ではありません」

    「私じゃなくても良かったのでは?」
    「……」
    ここで無言?
    「人気な先生の頼みなんて、みんな快く手伝うはずです」
    「……」
    「特に私以外の女生徒なら喜ぶでしょうね」
    こんなイケメン教師の頼みなら。
    そもそも、私と居るのが間違いなんだ。

    「…別にさぁ、好きな女と一緒に居たいって思ってもいいだろー?」
    「え、」
    突然喋りだしたと思えば、何を言って…、

    「二人きりになれるチャンス、逃したくなかったんだよ」

    カタ、と近づいてくる先生。

    「だから、お前を呼び出した」

    机に手を置き、近づいてくる顔。
    何も出来ない私に、彼は意地悪く笑った。

    きゅん

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  17. 「…ありがとう…ござい、ました…」

    言葉に詰まりながら、お礼を言った。

    昼休み、呼び出されて向かった先には複数の男子がいて、襲われかけた。

    無事、目の前にいる結城先輩が助けてくれたのだけど。

    「大丈夫?まだ震えてるけど」

    「だい、じょうぶ…です」

    嘘。本当は大丈夫じゃない。今もまだ、怖い。

    でも、そんな事言ったら結城先輩に迷惑かけてしまうから。

    いつも優しくしてくれる先輩に、心配かけたくない。

    「――嘘はだめだよ」

    唐突に耳元で喋られて、肩がびくつく。

    「ねえ、どこ触られたの?手、腕、脚、首…触られてたよね?」

    ちゅ、と触れられた場所にキスをしていく先輩。

    「あ、の…!せんぱっ…」

    身をよじらせて、逃げようとすれば。


    「―――だめ」


    壁に押さえつけられて、不可能になってしまう。


    「僕のものって印、付けなきゃね?」


    ちく、と首に痛みが走った。

    きゅん

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  18. 誰も居ない、放課後の教室に私たちはいた。

    「…そういえば、隣のクラスの男子に告白されたんだった」

    スマホを弄っていた私は、ふと思いだしてぽつりと呟いた。

    「…告白?……返事は、」

    前の席に座っていた幼馴染が振り返って聞いてくる。

    「…保留」

    「…いつもならすぐに断ってるのに、珍しい…理由は?」

    確かに、告白される度バッサリ断っている私にとって保留は、初めての事だ。

    「…今日の人…イメージと違って内面の雰囲気がアンタに似てクールで、笑うのもアンタみたいに綺麗に口角が上がってて、あと目元も、「ストップ」…ん?」

    相手の特徴を思いだして言うと、遮られて止められた。

    顔を見てみると…あれ、なんで赤くなってるんだろ。

    どうしたの、と声をかける前に幼馴染が言葉にしたのは。


    「……あの、さ…だったら、付き合うの…俺で、よくね、?」


    そんな、とぎれとぎれの甘い言葉だった。

    きゅん

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  19. 「せーんぱいっ」


    ぎゅ、と後ろから抱きついてきたのは、一つ下の彼氏。


    「……急に抱きつかないでよ」


    素っ気なく返してしまうのは、私がそういう性格だからしょうがない。


    「嫌がってないからいいじゃんっ」


    にこりと笑って言ってくる彼になんとも言えない………。

    「先輩、委員会の仕事終わりましたか?」

    「…今終わったとこ」

    私は図書委員に入っているため、放課後は委員会の仕事をしていた。


    「じゃ、一緒に帰りましょ!…………と言いたいんですけど、」

    「ん?」


    途中、言葉を区切った彼を不思議に思い、顔を上げた時。

    「…………なに、勝手に告白されてんの」

    そう言われ、ぐいっ、と腕を引かれあっという間に唇同士が重なった。

    「なっ、」

    何で知ってるんだろう、昼休み呼び出された時の事。


    「僕の、でしょ?」



    誰もいない図書室、私はまだ帰れないそうだ…。

    きゅん

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