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  2. 私、如月夢乃。
    隣にいる青野と付き合ってます。

    「あ、如月?」
    授業中。少し困ったように、彼が私を呼んだ。なんだろう?
    私は首を傾げた。
    「何?」
    「教科書、ないんだ。見せて欲しい」
    青野は少し顔を赤くして、かつ遠慮気味に言った。
    「いいけど…」
    机を近づけ、教科書を見せる。
    彼は板書を写しつつも、私の方に体を寄せてくる。
    近い。けど、爽やかな青野の匂いがした。
    少しずつ眠くなる。

    「…離れたら許さねぇ」

    うたた寝をしている時、そんなような声が聞こえた気がした。
    分からないけど、多分彼が言っていたんだろう。
    目を開けると、青野と目が合った。
    「聞こえて、ないよね…?」
    彼は言った。
    「なんのこと?」
    私はそう、とぼけてみた。

    やっぱり青野がさっきのこと、言ってたんだ。
    許さねぇなんて、かわいいよ。

    きゅん

    12

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