ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 6件ヒットしました

  2. 「なーつっ!」

    「おわ!春輝(はるき)!」
    春輝は今年同クラになった同級生。
    懐っこくて...片想い中な人。

    「おはよっ!今日放課後空いてる?」

    「放課後?まぁ.......。」

    やった!っと太陽みたいに笑う春輝に不覚にもドキッとする。

    「じゃあ!放課後な!」
    と今にも走り出すかのように背を向ける。
    え?てか、放課後なにすんのよ!

    「は、春輝っ!待って!」

    ギュッ
    と春輝の袖を掴む。がスピード落とすだけで止まらず、此方を向く。

    「どしたのーー?」

    「ほ、放課後っ!はぁっはぁっ何するの?はぁっ。」

    春輝はなんてことなく喋るけど文化部の私はすでに息切れ中。

    「あぁ。____告白。」
    春輝は照れくさそうに呟く。

    っ?!へ?!

    途端に私の顔に熱が灯った。

    「ぜってぇ来いよ!待ってんから!」


    風のように消えた春輝の後ろを眺める。
    選択肢なんかYESしかないじゃん。

    きゅん

    0

    ゆ⃣の⃣。さんをフォロー

    通報する

  3. 「好き。嫌い。」

    「...は?なんやお前。」

    知らね。と顔を逸らす彼。
    最近ずっとこうだ。

    「お前すげぇムカつく。」

    カチンっ!さすがにあたっまキタ!

    「あ、あんたねぇ!」
    そう言って私は彼の胸ぐらを掴んで無理やりこっちを向かせた。

    ところが驚く様子もなく、逆にスっと腕が伸びてきた。

    __チュッ

    「っっ!?な、な、何すんの!?」
    動揺する私は明らかに顔が赤くなっていて。

    「..お前が気づかねぇから。」

    ん?と顔を上げると彼の顔もほんのり赤い。

    「他の男に愛想振りまいてんじゃねぇよ。ムカつく。」

    「はひ?」
    ヤキモチかおい。

    「...好きだわバカ。」

    「.......。」

    「おい。なんか言えや。」

    ...。だ、だ、だって!こいつよく嘘つくし。
    「嘘じゃねぇし。」
    イジけたような声に顔を上げると同時に強く抱き締められた。

    「好きだ。」
    彼は耳元で甘く呟いた。

    きゅん

    0

    ゆ⃣の⃣。さんをフォロー

    通報する

  4. 「碧(あお)~っ!やっぱり好きー!付き合ってー!」

    白昼堂々と告白しちゃってる私。
    実はこの前、ずっと好きだった碧に告って振られてしまった。
    ″ごめん。俺...″ってまだ何か言いたそうだったけど、意外とダメージが大きくてさ。
    逃げちゃったんだ。弱いから。

    でも、諦めなんか出来なくて。
    アタックする事にした。

    「はぁ。お前なぁ。」
    毎回ため息だとさすがにキツイけど。

    「しょーがないじゃん...。好き好きでたまんないんだもん。」

    「...っ。」
    っ無反応...。傷つくんだよ?
    零れそうな弱音に下唇を強く噛み締めた。その時。

    ギュッ

    ふわっと香る碧の匂い。背中に回った大きな手。

    「っ!あ、碧?!」
    碧の急な行動に思わず声が上ずる。

    「...違ぇんだよ。俺、お前が好き。だからさ、お前に言わせたくなかった。」

    っ碧...。

    「ごめん。付き合って。」

    碧の言葉に涙が零れ落ちた。

    きゅん

    4

    ゆ⃣の⃣。さんをフォロー

    通報する

  5. ズキっ
    ふつーに痛い。

    朝、技術の授業でカッターを前にパニクり、目のすぐ下を切ってしまった私。
    まぁまぁ深いけど、今んところは絆創膏で処置。

    ガタッ
    私は授業が終わるとすぐ立ち上がった。

    「...おい。」
    グイッ
    と手を掴んだのは嫌いになれない人。好きで好きで辛い人。

    「...な、何か?..」

    「どうした?それ。」

    「カッターで少し。」

    「はぁ。気につけろよ?ホント心配だわ。」

    じわっと涙で視界が歪む。
    心配って。好きでもないのに軽く言って。それでもっと好きにさせてる事気づいてない。

    「っ?!」
    ポロポロと零れていく涙に驚く君。

    「やめてよっ!辛いのっ好きだから...。なんもないのに...優しくなんてしないでよ!」

    抑えた気持ちが静まり返った教室に響く。

    「...っ悪いか?!好きなやつを!お前を心配して!...ちょっとこい。」

    君は赤い顔を隠して私を連れ出した。

    きゅん

    13

    ゆ⃣の⃣。さんをフォロー

    通報する

  6. 「あああああぁぁっっ!!」
    お金ーー!と、取れない!

    私は今100円を前に暴れている。自販でジュースを買う予定だったのに、下に転がしてしまって取れない。

    うぅ...なんて不運。

    「ん?ねぇ君どしたの?大丈夫?」
    と話しかけてきた先輩。って!
    イケメンって有名な人じゃん。確かに目の保養~。

    「...っ、すみません!先にどうぞ!」

    バッと退いた私に、
    「ブハッ!!」と吹き出した先輩。
    うっ!カッコイイ...。

    「はい100円。あげる。ごめんね?見てたんだ。」
    っな!///

    「それに、好意ってのもあるしね。」
    「.......え?」
    「俺、気に入っちゃった!君のこと。」

    っっ!それって...。

    グイッ。

    「うぇっ?!」
    急に抱き寄せられて大好きな香りに包まれた。この香りは片思いの幼なじみの。

    「すみません。俺、こいつ好きなんで。」
    ...っ!私の好きな人はホントにずるい。

    きゅん

    3

    ゆ⃣の⃣。さんをフォロー

    通報する

  7. ダンダンッとボールの音が響く。
    ...自主練かぁ。

    私の好きな人は新人のバスケ部。
    片思いで追いかけてこの学校に入り、マネに。

    同クラでも、全く話せない。隣でも席、離されるし。

    「見んなよ。集中できねぇ。」
    「ご、ごめん。」

    そう、嫌われてるからなんだけど。

    部室に駆け込んだ私はドアにもたれる。
    無愛想なの知ってるけど...。けど、好きな人に嫌われるのって辛い。

    「うぅっ...」

    泣きたくないのにっ...。もう、限界だよ...。
    溢れでる涙に視界が歪む。

    「っ好き...だよぉ...ヒックッ」

    ガチャ バンっ
    急に開いたドアには対応できず。

    「!ご、ごめっ」

    パシッ
    逃げようとしたが手を掴まれ、それを阻まれる。

    「何泣いてんの?」
    「...っ」
    「っ困んだよお前が泣くと!好きなやつが泣かれると!」

    「え..」
    「見んな」

    クシャ
    彼は私の髪をかき混ぜた。

    きゅん

    3

    ゆ⃣の⃣。さんをフォロー

    通報する

▲