ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. それでも彼女は言った。
    「君が、君の存在が私にどれだけ支えになってるか分かってる?私は君が辛い時こそそばに居たいし、支えたいって思うよ?」泣きそうに微笑みながら結は言う。

    『じゃあ…そばに居てくれますか?』
    意地悪く笑う。

    「当たり前!!」
    溜まりに溜まった涙をこぼしながら彼女が言う

    俺はギュッっと彼女を抱きしめる。
    まだどうなるかわからない未来の幸せを祈って…。


    ❦ℯꫛᎴ❧

    きゅん

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  3. ノックの音が聞こえた。
    誰だ?って思ったけど
    「どうぞ?」
    と言う。
    彼女こと、結(ゆい)だった。
    内心焦った。まだ怒っているのかな?とか俺の事本当に嫌いになってしまったかな?とか思った。
    でも君は、今にも泣き出しそうな顔で
    「ねぇ…春樹が隠してることちゃんと教えてくれないかな?」
    泣きそうな顔で言う。
    好きな子にこんな顔させるなんて男として最低だな…とか思いながら
    『うん。教えてあげる』意地悪そうに微笑みながら言う。
    病気だったこと。20歳まで生きれるかどうかもわからないと言うこと。急に苦しくなって倒れたりしていても隠してたこと。手術をしないといけないこと。その手術はとても難しくてもしかしたら…があるかもしれないこと。全てを彼女に言った。
    彼女は情報量の多さにパンクしかけてたけど理解してくれた。
    もやもやが晴れた。

    きゅん

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  4. ⌜彼女にちゃんと説明したの?あなたが倒れた原因…⌟
    『ちゃんと説明したよっ。…だから大丈夫。』
    ⌜そうなの?…あんた、とても彼女のこと『話したって言ってるじゃん!』
    『…これでよかったんだよ。』
    ⌜母さんこれでもあなたの気持ちは把握してるのよ?心配してるの。あなたが事情も言わず彼女に別れを告げたんじゃないかって。⌟
    『…』
    ⌜…はぁやっぱりね。母さん今日もう帰るね?ちゃんと話してあげるのよ?⌟
    気づかれたくなかった私は気づかれないよう隠れた。

    彼のお母さんが歩いて行くのを見てから、
    私は病室にノックする。

    きゅん

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  5. 『幸せになれ』
    そう、彼に言われた次の日
    彼が倒れた。入院することになるだろうという話を担任がした。
    私は驚きが隠せなかった。だって昨日まで元気に過ごしていたのに…
    でも私はすぐにお見舞いに行くことは出来なかった。
    時間が経って行ってみると‥
    彼は女の人とお話をしていた。
    盗み聞きなんてしたくなかったけどちょうど女の人と私の話をしていた。つい、何を話しているのか気になった。

    きゅん

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  6. 「幸せになれ」
    大切な人から言われた言葉
    その言葉の意味に気づかず
    『な…なんでそんな事言うの?…』
    泣きそうになってしまった。
    耐えられなくてその場で崩れ込むように泣いてしまった。
    彼は後ろから、だが優しくギュッってしてくれた。
    ねぇ君はどうしてそんな事言うの?

    「ごめんな…」
    その声は小さくて泣いている私には届かなかった言葉だった。

    きゅん

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  7. こんなときに先生に会うなんて思わなくて、油断していた…。図書館によった帰りなのだが…普段の私はクラスであまりいい印象のない子だったから…
    …先生に見つかってしまった…
    「お前…南都か…?」
    と言われ私は…絶対バカにされると思って身構えた。すると、「南都…ちゃんと勉強しててえらいな…よしよし…」
    って頭を撫でられた。まさかいつも厳しい先生が頭なんて撫でてくれるなんて思わなくて…焦ったし、動揺した。
    『先生…私のことバカにしてない?…』と言うと、驚いた顔をしてから微笑んだ。
    「いつもの南都より、今の南都の方が俺は…好きなんだけどな…」「I wanna be the reason of your smile.」『えっ?…今なんて言ったの先生?』
    「いや、いずれお前が真面目に授業受けたら…教えるよ…」
    なんなんだ…この人は…
    と思ってたら意味を教えてくれた
    「お前の笑顔の理由になりたいのだと…」

    きゅん

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  8. 私は幼なじみをただの友達だと思ってるけど、
    幼なじみは私のことが好き。
    幼なじみに廊下に呼ばれ
    「俺お前の事好きだ。」
    「本気だから」

    きゅん

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  9. 「遅くなったな」
    と笑顔で言う。

    ドキッと胸をならす。
    幼なじみで、気楽に話せる友達でよかったのにいつの間にか、彼の存在が友達以上になる気持ち。
    「遅くなって悪かったって」
    そして私の髪をクシャとなでる。
    ばか…これ以上期待して後悔するのは、嫌なのに素直にされてしまう自分がいる拒めないよと…。



    『まだ俺がこんなことする、意味わかってないの?』



    近くに居るからこそ分からない気持ち。

    きゅん

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  10. 「おっ!お前まだ帰ってなかったの?…手伝おうか?」

    『いえっいえっ…私の仕事ですし、てか先輩部活終わりですし…(ハラハラ)』

    「いいの…これくらいオレ出来るし…!(プクー)」

    『かわ…(いいぃぃぃ)』
    先輩がプクーっとしながら、そっぽを向く。

    「ときどきでもいいから、オレも……役に立ちたいし(小声)」

    『えっ?』

    「いやっなんでもいいの!…//」

    (この鈍感!!)

    先輩は、いつもこんな調子です。
    どうしたんでしょう?

    きゅん

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  11. 『先輩…先輩は、オレのこと仲のいい後輩とか思ってません?』
    『オレでも一様、男なんですけど?…そんな油断し過ぎですよ?(囁きボイス)…』
    『なんで顔、逸らすんですか?』
    ガバッ
    『先輩、好きですよ?…こんなタイミングで悪いけど(ニコッ)』

    きゅん

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  12. 先生「よくがんがったよ」
    と囁き声で、
    「えらい、えらい…」
    ポンポンと優しく撫でるように
    してくれて…

    きゅん

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