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  1. 16件ヒットしました

  2. 「先輩!スポーツドリンク差し入れです!」

    「先輩!タオル使ってください!」

    毎日のように体育館に来てスポーツドリンクやらタオルやらを渡そうと頑張っている後輩の女の子たちがいるのに…

    「悪い」

    なぜか絶対に受け取らないバスケ部のエース。

    なのに

    「おい、俺のドリンクとタオルは?」

    マネージャーでもない私には持って来いって偉そうにする。

    「あるよ。あるけどさぁ、なんであの子たちから受け取らないでいつも私に持ってこさせるのよ?」

    「それは…お前からもらった方が頑張れるから」

    ちょっと赤くなりながら言うなんて、そんなの反則です…!

    きゅん

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  3. 「せーんせ、なんですか、話って」

    「ああ、来たか」

    放課後、先生に呼ばれてきた国語準備室。

    「ちょっとな、みんなの前ではできない話だから」

    「え!私の成績そんなに悪かったですか?」

    「いや、そうじゃない。木崎、今日は何の日だ?」

    「今日?ホワイトデーとか?」

    まさか、先生がホワイトデーの話をするわけないか。

    「そうだ」

    えっ!まさかのビンゴ?

    「なんでそんなに驚いているんだ?お前がバレンタインチョコをくれたからお返しを用意しただけだろう」

    「いや、まさか先生がお返しをくれるなんて思わなくて…」

    「用意しない方が良かったか?」

    「そうじゃなくって…。嬉しいです」

    本当に想定外のことで、嬉しい。

    「先生、ありがとうございます!」

    国語準備室を出ていく直前に先生から言われた一言で、私の心臓は大きく跳ねた。

    「用意したのは、お前の分だけだから、他の人には内緒な?」

    きゅん

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  4. 「呼び出したりしてごめんなさい。でも、どうしても渡したくて…!」

    「ん?なにを?」

    先生はわかって言ってるのかな?

    今日が2月14日、バレンタインデーだってこと。

    「チョコ、です…」

    「あー…」

    困ったような先生。

    「あの、私、先生のことが好きなんですっ!」

    「こういうの、ダメなんだよなぁ」

    やっぱり、先生にとっては迷惑でしかなかったか…。

    「ご、ごめんなさい…」

    「ダメだって、わかってるんだけど…そのチョコ、もらっていいかな?」

    先生、何を言ってるの?

    「ダメ、なんですよね?」

    「ダメだけど、花柳からのだったら、欲しい…」

    「あの、先生、それって…」

    やだ、期待しちゃう…。

    「ダメだってわかってるけど、どうしても気持ちが抑えられないんだ。俺も、花柳が好きです」

    この日が私と先生の秘密の恋が始まった日。

    きゅん

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  5. 病気になったこと
    あと1年しか生きられないこと

    あぁ、私の人生いい事なんてなかったな。
    やりたいこと沢山あるのに、叶えることすら叶わないなんて。

    恋が、してみたかった。
    オーロラを、見てみかった。


    夢を諦めていた私の前に現れたのは、悠輔、あなただった。


    あなたが、私の夢を叶えてくれた。


    死ぬこと。

    神様は私の人生に最後で最大の試練を与えたと思っていた。

    なんで私がって神様を恨んだことすらあった。

    だけどね、今は恋をする気持ちを知ってしまったから、悠輔と離れたくないって思ってしまう。

    私の人生の最後で最大の試練は死ぬことじゃなかった。

    悠輔と離れること。

    離れなければならないこと。

    これが、何よりもの試練だった。

    神様、お願いです。

    私が死んでしまったら、悠輔を見守り続けることの出来る美しい雪に変えてください…。

    きゅん

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  6. 美雪
    私の名前。美しい雪。

    でも私は雪のように美しく消えていくなんてできない。

    大好きな人と悠輔と出会ってしまったから。

    悠輔、大好きでした。
    私の人生に、諦めかけた人生に彩を与えてくれてありがとう。

    欲を言えばもっと一緒にいたかった。
    あなたと過ごす時間は幸せで溢れていたから。

    私が病気だって伝えたらあなたはどうしますか?
    私のために泣いてくれますか?

    ううん、私は悠輔の涙がみたいわけじゃない。
    私は、悠輔の笑顔が見たい。

    ちゃんと1ヶ月で消えるから。
    私のこと、すこしでも記憶に残してくれたら嬉しいです。

    きゅん

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  7. 私と悠輔は期間限定の恋人で。
    私の余命はあと1年しかなくて。
    だから、だからこそ今悠輔と一緒にいられるこの時間を大切にしたい。
    今のこの暖かくて幸せな時間を。

    大切にしようと思えば思うほど時間はあっという間に過ぎて。
    悠輔と恋人でいられる時間はもう僅かで。
    悠輔、あなたに出会えて私は幸せでした。
    あなたは私の残り少ない人生に神様がくれた最高のプレゼントでした。
    恋をしたい
    そんな私の夢を叶えてくれてありがとう。
    もう後悔はありません。

    後悔なんて、ない…。

    嫌だよ。死にたくないよ。
    もっと悠輔と一緒にいたい。
    悠輔と過ごす時間が私にとっては何よりも幸せな時間で。
    死ぬ前にこんな気持ち知っちゃったら、私、死ねないじゃない。
    ねぇ、溢れ出した私の涙を拭ってよ。
    そばにいて笑ってよ。

    病気になんて、なりたくなかった…。
    死ぬより辛いことがあることを私は死ぬ間際に知った。

    きゅん

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  8. お金でのたった1ヶ月だけの恋人。
    悠輔は、お金が必要だったからこの関係に乗ってくれた。
    わかってる。わかってるけど…。
    1ヶ月で離れるなんて嫌だって思ってしまうくらい私は悠輔のことが好きになってしまった。
    でも、こんなこと思ってるのもきっと私だけで。
    1ヶ月がすぎれば悠輔は私じゃない女の人と恋をして私じゃない人の隣で笑っているのだろう。
    「100万円渡すから1ヶ月だけ私と付き合って」
    そう言ったのは他でもない私自身。
    だけど、悠輔が私じゃない女の人と恋をするなんて嫌だよ…。
    私が普通の女の子だったら悠輔に本当の気持ちを打ち明けることも出来たのかもしれない。
    でも、私は、あと1年で死んでしまうから。
    引き止めることなんてできない。
    だから、せめてこの1ヶ月だけはあなたの時間を、あなたの笑顔を、私だけにください。
    好きだなんて言わないから。
    私に一生の思い出をください。

    きゅん

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  9. 「ゆうと!ゆうとってば!なんで怒ってるのよ?」
    「別に。怒ってなんかないし」
    「怒ってる。私、ゆうとのことならなんでもわかるもん。何年幼なじみやってると思ってるのよ」
    わかってなんか、ねぇーだろ。
    「じゃあなんで怒ってるのかくらいわかるんじゃねーの?」
    ほら、答えてみろよ。
    「それは…わかんないから聞いてるんでしょー?」
    やっぱ、わかってねぇじゃん。
    「ねぇ、なんで?なんで怒ってるのよ?」
    理由なんて、言えるかよ。
    「ゆうとってば!」
    「あーもー!お前が鈍すぎるからだよ!」
    「え?なにそれ。どういうこと?」
    これだから。
    「お前が好きなんだよ!俺はお前と一緒にいたいから遊びとかにも誘ってんのに『大勢の方が楽しいでしょ?』とかいって他の奴ら連れてくるし。2人でいたいって気づけよバーカ!」
    あーあ、やっちまった。
    こんな形で言うつもりなかったのにな。
    本当はお前のこと大事にしたいって思ってる。

    きゅん

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  10. 「せーんぱい、大好きです」
    もう、どうしてこの子は好きって言葉をこんなにサラッと言えるんだろう。
    「先輩と付き合えて、僕は幸せです」
    そんなことを言ってくれるあなたがいて、私も幸せだよ。
    「先輩、ちょっと目、つぶってください」
    言われた通りに目を閉じる。
    その時、唇に温かくて柔らかいものが触れた。
    目を開けると後輩彼氏くんの顔が目の前に。
    「先輩顔真っ赤。かーわいい」
    かっ、からかわないでよ…。
    恥ずかしくてつい下を向く私。
    それまでは優しかった後輩彼氏くんが、急に私の顎を持ち上げるようにグイッと上を向かせる。
    「その顔、僕以外の人には見せるなよ?」
    えっ?
    と思った時には深い深いキスに溺れていた。

    きゅん

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  11. 「オバケが怖いって。本当ユリカはガキンチョだな」
    そんなに笑わなくたっていいじゃない。
    「悪かったですね、ガキンチョで」
    ちょっとむくれた私をなだめるかのように
    「そんな所もかわいいけどね」
    なんて言う先輩。
    ほんともう、この彼氏は…。
    照れて後ろを向いた私をそっと後ろから抱きしめて耳元で囁く先輩。



















    「まぁ、俺が守ってやるからさ。安心してよ」

    きゅん

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  12. 『明日10時に駅前集合』
    昨日、急にこんなメールが送られてきてちょっとドキドキしながら来たのに…。
    「どっか行きたいとこない?」
    「特にないですよ」
    「つまんないやつだなー」
    「うるさいなー」
    なんでいつもと同じような会話…?
    ずっと好きだった先輩に誘ってもらえて嬉しかったのに…。
    期待した私がバカだった。
    「あれ?なんか不機嫌?」
    「別に」
    「しょうがないなぁ。そんな不機嫌な君を笑顔にする場所に連れて行ってあげるから。ちゃんとついてこいよ?」
    いつもは優柔不断のくせに、こういう時だけリードしてくるのとか反則ですから!

    きゅん

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  13. 「ハックション!あー、風邪引いたかな」
    そんなことを言いながら教室を出ると
    「セーンパイッ!」
    後ろから声をかけられた。
    「あぁ、だいき君」
    振り向くとそこには後輩のだいき君が立っていた。
    「さっきくしゃみしてましたけど、風邪引きました?」
    心配そうに顔を覗き込んでくるだいき君に
    「うん、多分ね」
    なんて答えたはいいけど…。
    あれ?なんか、ふわふわする…。
    その瞬間体の重心が後ろに向いて…
    バタンと倒れる寸前にだいき君に支えられた。
    「ちょっと、先輩!?うわ、すごい熱…」
    そんな声が聞こえたそのとき、体がふわっと浮いた。
    不思議に思って顔を上げると、目の前にだいき君の顔が。
    え?この状況って…。
    「だ、大丈夫だから!だから、下ろして!」
    「何言ってるんですか。こんな先輩ほっとけません。いいからじっとしててください」
    急に頼もしい姿を見せた後輩君にキュンとしたのは秘密。

    きゅん

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  14. すっかり遅くなっちゃったな…。
    いつもは同じ部活のタケル先輩と一緒に帰ってるけど、今日は活動場所も別々だったしもう帰っちゃってるかな…?
    一人で帰るか、そう思いながら廊下を歩いていると
    「あ、ユウキ先輩」
    タケル先輩の友達のユウキ先輩にあった。
    「あぁ、ミカちゃん。1人?そういえばタケル、ミカちゃんがいないと一人で帰ることになるんだよなぁって言ってたから、玄関にいるかもね」
    ユウキ先輩からまさかの情報を貰ったけど…
    「さすがにこんな時間までいませんよ」
    「そう?あ、ごめん、彼女来ちゃったから俺この辺で」
    そう言って去っていくユウキ先輩を見送って玄関に向かう。
    すると私の下駄箱の前に人影が。
    「…タケル先輩?」
    「おせーよ。いつまで待たせんだ」
    「もう帰ってるかと…」
    「なわけねーだろ。お前と帰るの楽しみにしてんだからよ…。ほら、行くぞ」
    慌てて後ろを向いたけど、先輩、耳まで真っ赤ですよ。

    きゅん

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  15. 先輩、帰っちゃったのかな…?
    今日はハロウィンパーティでせっかく仮装したのに見てもらえなかったな…。
    この魔女の仮装、可愛いって友達から評判だったから先輩にも見せたかったのにな…。
    今日は特別に仮装したまま帰ってもいいってことになってたけど先輩がいないなら仮装してる必要ないや。
    そう思って魔女の帽子を取った時
    “ギュッ”
    後ろから誰かに抱きつかれた。
    この匂い、先輩…?
    「ごめんな、片付けが終わらなくて」
    「…今日はもう、会えないのかと思ってた」
    「絶対会いに来るに決まってんだろ。こんな可愛い姿、俺だけ見れないなんてやだし。それに…」
    何かをつぷやいた先輩は顔を赤くしてそっぽを向く。
    「え?なに?なんて言ったの?」
    「なんでもねーよ。ほら、早く帰るぞ」
    慌てちゃって。可愛い。
    本当は聞こえてたんだ。
    『1日会えないなんて耐えらんねーよ』って言ってたの。
    だからね
    「先輩、私もそうだよ」

    きゅん

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  16. 「じゃあ問3解いてみろ。制限時間は5分」

    先生の言葉でみんないっせいにプリントに取り組む。

    そんな中、1人顔を上げていると

    「こら桜井、真面目にやれ」

    注意されてしまった。

    だけどね?

    「終わりました」

    私の言葉にざわつく教室。

    「よし、見てやる」

    先生が私の机の横に膝立ちして答え合わせを始めるから、いつもは見上げないと見えない先生の顔が近くにある。

    「全問正解だ」

    返ってきたプリントをみるとマルの下に書いてある文字が目に入った。

    『さすが桜井。これからもこの調子で頑張れ!』

    あのクールで無愛想ってことで有名な先生がこんな事書いてくれるなんて、隣の子にでも自慢したい気分。

    だけどこれは…


















    私と先生だけの秘密

    きゅん

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  17. 「颯太!トリックオアトリート!お菓子をくれなきゃいたずらするぞ?」

    私と颯太以外誰もいなくなった放課後の教室。

    「いたずらって?俺、なにされるの?」

    ニヤッと意地悪く笑う颯太。

    「え?えーっと…」

    「ほーら、なにされるんだよ」

    「うーんと、こちょこちょする!」

    フッと笑ったかと思うと近づいてくる颯太。

    「相変わらず子供だな、杏奈は。キスするぞ、とか言えないのかよ」

    「い、言えるよ!そのくらい。お菓子をくれなきゃキスするぞ?」

    その瞬間肩をそっと掴まれ、迫ってくる颯太の顔。
    唇と唇が触れる直前に耳元で囁かれた言葉に赤くなる私。




    「お菓子なんかやるかよ。俺が欲しいのはお前だけだ」

    きゅん

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