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  1. 27件ヒットしました

  2. 実際にこんな病気があるかはわかりませんが..、思いついたので書いてみます。

    今日も彼女の病室のドアを開ける。
    今日は覚えてるかもって、もう何度も裏切られてきた少しの期待を抱いて。
    「...調子はどう?結乃。」

    ベットに背中を預けたままこちらを向いた彼女は、警戒する目に変わった。
    『誰、ですか?なんで私の名前を?』
    彼女はある病気で一日で記憶がすべてなくなってしまうようになった。ただ、なくす記憶は俺とすごした記憶だけ。

    病気になる前、毎日といっていいほど伝えられたスキの気持ちも、もう伝えられない。この気持ちも、諦めようとした。
    それでも、ここにきてしまうのは、やっぱり、諦めたくないからで...。


    もう一度、伝えたい。
    「...好き。」
    つぶやいた言葉は、
    『何か言いました?』

    誰にも聞かれることなく、
    「ううん。何でもない。」


    切なく過ぎ去っていった。

    きゅん

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  3. 「奏、帰ろー。」
    『冬真、先帰ってればいいのに。』
    いつもどうり。いくら同居してるからって、別に毎日一緒に帰らなくても...、それにみんなにバレたくないし。
    「だって鍵、奏が持ってる」
    『ッわー!?」
    「な、何。」
    『みんなに聞こえたらどうするの!はー、鍵くらい渡すから。』
    「やだ。」

    『?』
    「クッソ無自覚天然が。」
    『はぁ?』
    「いいから、帰るぞ!」
    『ちょ、待ってよ!なんで、』


    「っ...、あーもう!好きだからだよ!」
    『へ?』
    クラス全員の視線がこちらに向いたのが分かった。
    「あ、は、早く来いよ!!」
    冬真は逃げるように教室から出ていこうとした。
    私も、...私も言わなくちゃ!みんながみてるとか関係ない。

    『わ、私も好き!!だから...一緒に帰ろう!!』
    「!...おうっ!!」

    少しの静寂の後、クラスみんながわっと声をあげた。


    不器用な二人の恋が実りましたとさ。

    きゅん

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  4. 続きです。


    怖い...助けて、助けて先生!!


    「うちの生徒に、手を出さないでもらえますか。」

    その声とともに私の手が三人から離れた。代わりに、先生が私の手を握っていた。そして、先生が三人をにらみつけると、三人は舌打ちをしてその場から去っていった。

    黙り込む先生に恐る恐る声をかけると、先生は私を強く抱きしめた。
    『っっ!?///せ、先生!?』
    「っよかった!どこもケガしてないか?」
    『は、い...あの...』
    ち、違う、これは私が先生の生徒だから心配してるだけでっ、特別な意味は何もないんだから!///
    「っはぁ~...。もう、お前は可愛いから...危なっかしいんだよ。」
    『...へ?』
    「よし!無事ならいいんだ。ほい、水。」
    『え、ありがとう、ございます。』
    先生は、私から離れて買ってきた水をくれた。
    何もなかったように...。


    ...ずるいよ、先生。期待、しちゃうじゃん。

    きゅん

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  5. 休日、駅でたまたま好きな人にあった。といっても、叶いっこないんだけど。
    私は、あの人にとってただの生徒でしかないわけだし。

    「今日はアイツはいないのか?」
    アイツっていうのはたぶん私の幼馴染の藍斗のこと。
    『そう、ですね。...一人で来たので。』
    恥ずかしくて顔が見れない...。
    「そっか。あー、暑いな。なんか飲み物買ってくる。なにがいい?」
    『...え、と、水で大丈夫です。』
    「そお?んじゃ、行ってくるから待ってて。」
    『あ、はい』
    私は、先生の後ろ姿をじっと見ていた。...後ろから声をかけられて振り向くと、どう見てもヤンキーにしか見えない怖い人たちが三人いた。

    「よお、ひとりかー?俺らと遊ぼうぜ。」
    私の返事も聞かずに腕をひいてくる。
    『ちょ、は、放してください!』
    必死に抵抗するけど男三人の力に私が敵うはずもなく、手が離れることはなかった。


    怖い...助けて、助けて先生!!

    きゅん

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  6. 忘れ物に気づいて教室に戻ってくると
    誰もいないと思っていた教室に大好きな人の背中が見えた

    私に気づかず、黒板に何かを書いているようで、
    その瞳はあきらめたように書いたものを見つめていた
    気になって後ろからそっと見てみた

    ——————好き―――

    見えた文字に驚いて
    「...え?」
    声を出してしまった。その声で彼が私に気づいた
    『!?っ、見んな!』

    彼は、頬を赤く染めて、慌てて、黒板の文字を消した

    「ご、ごめん。その....がんばってね。」

    無理に笑顔を作って、忘れ物を取って、急いで教室を出ようとした。

    『~~っお前なんだよ!!』


    彼の焦ったような大きな声が私の足を止めた
    振り向くと彼は耳まで真っ赤に染めていた

    「な、なにが?」

    『っ好きなんだよ。お前が。...っくそ、言うつもりなかったのに。』

    ......私は、無意識に彼に抱きついていた
    彼と私の、心臓の音が重なった

    きゅん

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  7. 『なーぁー!何怒ってんだよー。』
    「べーつにー。怒ってなんかないよ。」
    『嘘、怒ってるじゃん。』
    「だから怒ってないって!」

    そう、怒ってはない。...怒ってはないんだけど。
    女子に告白されてるところみて嫉妬した..なんて絶対に教えてあげないから。

    『....なんで?そんなに嫌なの?こっち向いてよ。』

    少し黙り込んだと思ったら、後ろから普段聞いたことのない彼の弱々しい声が聞こえた。
    とっさに彼のほうを向いてしまった。

    「ち、ちがっ!嫌ってわけじゃ...いにゃ!?」

    必死になっていると彼にほっぺをつままれた。
    目を開けると、いたずら笑顔の彼がいた。

    『やっとこっち向いてくれた!!寂しかったんだからな。』
    「――ッ!ずるい。」//


    『.....大好きなのは俺だけ?』


    「ううん、ううん!!私も大好き!!」


    独占欲が強いのは、彼だけじゃないかもね―――。

    きゅん

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  8. ん、よし。やっと完成したぁ!
    筆とパレットを置いてぐーっと体をそらす。
    その勢いで後ろが見える。

    『やっほー。お疲れ様!』

    ん?...!?

    バッと体を戻し、もう一度、今度は普通に後ろを振り向く。

    「雄太(ユウタ)!いつからいたの!?」

    後ろには、片手に缶コーヒーを持った私の彼氏、雄太がいた。
    『ん?、15分くらい前から?
    ...あ、はいこれ。疲れてるでしょ?』

    そう言って持っていたコーヒーを私にくれた。
    あ、私がブラック嫌いなの覚えててくれたんだ。

    「ありがと。じゃなくて!そんなに前から?集中してて全然気づかなかった..。話しかけてよかったのに...ごめんね。」

    『奈美を邪魔したくなかったし。それに、絵、かいてる時の奈美も好きだし。』


    終わるまでそばで待っててくれたり、苦手なもの覚えててくれたり。
    ちょっとしたことだけど、そういうところも大好きだなぁ。

    きゅん

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  9. 「..ん..ふぅ~。」
    何十分ぶりかに椅子の背もたれに寄りかかり、ぐーっと背伸びをした。
    窓から外を見るともう外は暗くなっていた。
    「..もうこんな時間か。」
    生徒会のみんなは帰り、私は少しだけ後片付けをしてから帰ることにした。私が動き出したのを見て副会長のアイツが口を開いた。

    『ちょ、お前まだやんの?』
    「ん、ちょっとね。」
    『はぁ~先にいってるからな。』
    「お好きにどーぞ」
    ガラッとドアが閉まる音が聞こえた。

    「..なんや、やっぱ、期待するだけ無駄なんかな...」
    暗い気持ちのまま、片づけを終わらせて玄関へ向かうと声が聞こえた。

    『お、やっと来たか。』
    「!なんでおるん?」
    『女子を一人で帰らせるんは心配やし。』


    『...それがお前ならなおさら一人でなんか帰らせん。』
    「..え?」



    『...好き、なんよ。お前のこと。...結構、前から。』//

    きゅん

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  10. 私、音葉は屋上で誰もいないのをいいことに少しだけ声を出してうたっていた。

    今の私にぴったりの...失恋の歌。

    バカだなぁ私、勝手に期待..しちゃってた。
    幼馴染の湊は、確かにモテる。
    でも今まで告白も、女子からのチョコも全部受け取ってなかったから。
    噂だけど「小さいころからずっと好きなやつがいる」って、聞いたから。
    今日だって、まさか湊がチョコをもらっていたなんて思ってなくて。
    ...湊に、彼女ができちゃうんだ。
    「期待ばっかさせてさ、どうせ裏切るんなら、
    最初から優しくしないでよ...♪」
    私の歌声はだんだん小さくなっていった。

    『音葉!』

    「!湊、彼女さんと帰らなくていいの?」
    『え、彼女?何のこと?好きな人に告っても告られてもないのに誰と付き合うんだよ。チョコは友チョコだし....俺は可愛い幼馴染に一途なんだよ。』//

    幼馴染...神様、あと少しだけ期待してもいいですか?

    きゅん

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  11. ―『ハナ、ちょっと話したいことあるから、帰りに屋上で待っててほしい。』

    そう言って少し下を向いた幼馴染の海星にほんの少しの期待をして「うん。」と答えた。
    ―――

    「すぅー...」
    屋上の柵に手を置いて、背伸びをして、冬の終わりと春の始まりの
    冷たくてでも、どこか暖かいような空気を吸い込んだ。
    そして、今向き合うべき相手のほうを向く。
    「それで?話って何?カイ。」

    『...いきなり呼んでごめんな。
       ―俺さ、お前のことが、ハナのことが...好きだ。』

    正直、もう期待してなかった。
    休み時間に、カイは好きな人がいるって聞いてしまったから。
    ずっと一緒にいたのに全く気付かなかった。って落ち込んでた。

    苦しくて辛くて、暗くなっていた心が一気に、鮮やかに彩られて、
    嬉しいはずなのに、めったに泣かない私の瞳からは大粒の涙がたくさん流れていた。




    私の答えは...―――。

    きゅん

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  12. はぁ~、暗いし、寒いし。
    なんでこんなに遅くなっちゃうかなぁ。
    ...こんな日でも、翔和が一緒なら、
    「まあいいか」ってなってたよなぁ。

    早く会いたいよ。
    ため息をすれば白い息がふわっと飛んで、すぅっと消える。
    それがまるで、ふわっと優しく笑う君に見えて、すぅっと私の目の前からいなくなる君の後ろ姿に見えて、余計に寂しくなった。

    校門を抜けようとしたとき視界の端に見えた人に足を止めた。
    でも、気のせいだったらまた寂しくなるから振り返らない。

    『おい。気づいてんなら無視すんなよ~。』
    「..ッ!と、わっ..本当に翔和なのっ?」
    『なんだ、お前は自分の目に映ってるのを信じられないのか?』

    「信じる、信じるよっ!ずっと、会いたかったんだから!!」
    涙目でそういうと、目の前に白い何かが降ってきた。
    『...ホワイトクリスマス、だなっ!』

    ふわっと優しい笑顔が
    嬉しくて、君に抱き着いた――。

    きゅん

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  13. 12月25日
    俺は保健室でいつもどうりの仕事をしていた
    冬休み、学校に来る生徒は、部活がある奴だけだ

    ..今日はバレー部もだよな
    和歌に会えるかもな

    ワクワクして仕事をする手が早くなっていった

    そして、ちょうど仕事が終わったころ
    保健室のドアが勢いよく開いた
    誰なのか確認しようとして振り返る前に
    後ろから抱き着かれた

    「―ッ!」

    『先生!メリークリスマス!!』

    大好きな人の声が聞こえた

    「わ、和歌!!急に抱き着くな!」//
    真っ赤になっている自分の顔を想像し、後ろからでよかったと思った

    『プレゼントは間に合わなくて作っている途中なんだけど、
    どうですか?びっくりしました?嬉しかったですか?』

    和歌が俺から離れて、いたずらっ子の顔で俺の顔を覗き込んだ

    「ぶ、部活は終わったのか?」//

    『あっ話を流さないでくださいよ!』

    死ぬほど嬉しかったなんて、教えられるかよっ!//

    きゅん

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  14. うぅ..さむっ
    歩いて帰りたくないなぁ
    委員会の仕事多すぎデショ

    先輩はもう帰ったよね 一緒に帰りたかったな
    仕方ないかぁ

    ?「...ふふっ!だーれだ!!」

    え?

    突然視界がさえきられた

    「先輩?」
    ...なにも返事が来ない?

    まさか、

    「美桜...さん?」///

    さすがに呼び捨ては無理!

    美桜「...まぁ、今はそれで許してあげる!」

    すぅっと先輩の手が離れる

    「..ずっと待ってたんですか?
    この寒さだよ?風邪ひいたらどうするんですか?」

    美桜「だって、光輝と一緒に帰りたかったんだもん。」
    先輩は、我儘っぽく少し、ムスッと答えた

    なにそれ、可愛すぎじゃん

    そんなこと言われたら、怒れないじゃん

    「う...。もう!風邪ひいてても知りませんよ!」

    照れ隠しに先輩から目をそらしてそっぽを向いた

    あんなに寒かったはずなのに
    俺の心は真夏みたいに熱くなっていた

    きゅん

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  15. 幼馴染の美羽に訊かれた。

    「好きな人とかいないの?」

    「いない」と言うつもりだった。
    だけど、聞こえた自分の声は、まったく逆のことを言っていた。

    ———「いるよ。」

    自分でもびっくりした。

    なんであんなこと言ったんだろう。
    自分が気付いていないだけで、俺は誰かに恋をしていたのか?

    じゃあ、...誰に?

    そう考えた瞬間にパッとアイツの顔が浮かんだ。

    ......「美羽」?

    ...まじか。

    明日からどんな顔して会えばいいんだよ...///

    きゅん

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  16. いつもの帰り道、いつもの君と、いつも通り並んで帰る。
    そして、いつもの分かれ道。君と別れる場所。

    『それじゃ!』
    「うん。」
    君が私に背を向ける。
    「....ねえ!」
    『ん?』
    「...ぁ、なんでもない!ごめんね!バイバイ。」
    今度は私が君に背を向けた。

    何回も、何回も。ここで止まる。
    覚悟は、何回もしてたのに。
    覚悟は、してたつもり...だったのに。

    考えながら歩く足は、だんだん早足になっていった。
    頬を何かがつたる。

    「...っ、うぅ...」

    その場に座り込んでしまいそうになる。
    だけど、それを止める何かがあった。
    後ろから君に腕を引っ張られていて...。

    『っ、追いついた..っお前に、伝えたいことがある!』

    君は、息を切らして私だけを見つめていた。

    きゅん

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  17. 十月三十一日
    ダンッ...キュッ...ダッダンッ
    ボールが跳ねる音。シューズがすれる音。シュートが決まる音。
    その音が聞こえた瞬間、君が近づいてきた。
    君は、壁に寄りかかって、座り込んだ。

    「はぁっ...はぁ...」

    『はい!飴あげる!糖分補給しよ。その飴、恋占い書いてあるんだ!ちょうどハロウィンだし、ハロウィンのお菓子ってことで。』

    「サンキュー。あー、お礼しないとな。...何か一つ言うこと聞くってのは?」

    『じゃあ、どうしても聞いてほしいことがあるんだ、
    ....私と付き合ってほしい!』

    「!...ははっ、それじゃ、お礼にならないな。ただのご褒美だ!」

    『っホントに?』

    「好きだよ。」

    笑顔で答えた君の手に握られた一枚の紙に、ピンク色の文字で、ひっそりと書いてあった文章。

    恋占い...好きな人と両想い!人生で一番幸せな一日になるかも💕

    きゅん

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  18. ~~~~~
    「ねえー。あんたって好きな人いないのー?」
    無邪気な笑顔で君が問いかけてきた
    『...いるよ。』
    顔には出さないけど心臓の音が早くなっていくのが分かった
    「へー、意外。でも、あんたに好かれてる子は幸せ者だろーね。
    あんたすごい優しいんだもん!いーなー!」

    『はぁー、ばーか、鈍感すぎ』//

    「どういうこと?」

    『自分で考えな。』
    俺は、静かに君の頭をなでて、その場を去った。
    『..好きだよ。気づけよ。』//
    ―――――
    急に頭をなでられたから少しびっくりしたけど、気のせいかな、去っていったあんたの耳が赤くなっているように見えた
    気のせいじゃなければいいな、なんてそんなの都合よすぎるよな

    小学三年の頃くらいからだっけな

    あんたが急に私にだけ優しくするようになったから

    あんたのこと好きでたまらなくなっちゃったじゃんか ばか。
    .....

    『「同じ気持ちなら、いいなぁ」』

    きゅん

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  19. ハロウィンエアラブ作ってみた【彩菜side】

    屋上で一人、空を眺めていた。

    ?「...トリックオアトリート!」
    彩菜「――!びっくりしたぁ。直樹か。」
    直樹は、私の幼馴染であり大好きな彼氏だ。
    直樹「お菓子ちょーだい!」
    彩菜「今年は来ないと思ってた。女子からたくさんもらってたじゃん...。
    まあ、ちゃんと用意してるけど。」
    直樹「やった!やっぱ、彩菜が作ったお菓子が一番おいしい!」

    彩菜「...直樹が好きなのは、私じゃなくて私のお菓子でしょ。
    私のことなんてどうでも...」

    直樹「そんなことない!!そんなこと、あるわけない!
    大好きに決まって.....あ。」///

    ...直樹のこんなに真剣な顔、初めて見た。
    あぁ、この人は、本当に不器用で、本当に器用な人だ。


    やっぱり、君が一番だよ。

    もう、不安なんてない。

    きゅん

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  20. 音楽室で一人。ピアノに手を伸ばし、頭に流れてきたメロディーどおりにピアノを弾き始めた。...大好きな君のことを想って。
    静かにピアノを弾いていると後ろからと物音が聞こえた。私は驚いて後ろを振り向いた。
    「―ッ!誰?」
    『あ、ごめん。あんまり綺麗だったからつい。』
    そこには大好きな君がいた。
    『今の曲初めて聞いた。なんてタイトル?』
    「...あ、えっと、今思いついた曲だから、まだ決まってないの。」
    『マジ!?咲希って作曲とかできるの?』
    「まあ...少しだけ。」//
    君が私の名前を呼ぶ。顔が赤いの...バレませんように。
    『すげー。じゃあさ、文化祭で軽音部の俺らのライブやるんだけど曲作れるかな?』
    「うん。いいよ。」
    君と話したの初めてだな。初めて名前読んでくれた。...あ。


    「『How do you do?』」
    『え?』
    「さっきの曲の名前。今思いついたの。」

    『初めまして...か』

    きゅん

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  21. 一人の病室。俺は静かにカメラを回している。
    『...これ、ちゃんと撮れてるか?..よし。
    えーと、久しぶり?だね。..六花がこれを見てるってことは、もうそこに俺はいないんだろうな。
    こっちの俺は、怖がりだから。六花を傷つけてしまうことにビビって病気のことまだ言えてないんだけど...そっちでは、ちゃんと言えてるかな。優や奈緒ちゃんにもずっと黙ってたからな。
    言えてなかったらたぶん六花は、すごく悲しみながら怒ってるだろうな。
    ..自意識過剰とか言うなよ(笑)?六花は素直じゃないだけで、ホントはすごい優しくて、俺のこと考えてくれてるってわかってるから。優しすぎるから俺に縛られそうで心配だな~(笑)
    ...でもお前は、それが本当になりそうだから、だから、言うよ。

    俺と別れてください。


    ...今までありがとう。
    最後まで好きだったよ。...愛してる。』

    きゅん

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