ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 3件ヒットしました

  2. 「………図書室だね」


    「………それが何 
    僕、こっち調べるから柳はそっち調べて」


    無愛想に返される。


    けどシオン君も扉を開けたら図書室があるとは思っていなかったらしい。
    少し反応が遅れてた。


    「あ゛ー調べる所多いいなぁ」


    面倒くさい。 


    そうだ!全部調べたって事にしよう。


    でもそれだと暇だな。
    よし、シオン君を驚かそう。


    後ろからそ~っと近づいいて。


    「わっ!!」 

    「うわぁ?!」


    わぁ、予想を超える驚き具合。


    「は、なんだ。柳か。って、ちゃんと調べたの?」


    ジト目で見られ思わず目を逸らす。

    するとため息をつかれて、


    _____ぽんっ



    頭を撫でられた。


    「手伝ってあげるから、早く行くよ」


    呆れた声でそう言ったシオン君の耳は少し赤かった。

    きゅん

    2

    若夜秋さんをフォロー

    通報する

  3. コツ  コツ


    静かな通学路に2人の靴の音が響く。

    私と私の少し後ろを歩く彼氏、圭先輩の音だ。

    先輩は元々話すタイプじゃなかったけど、今日は何故か不機嫌。

    うー、この沈黙気まずいなぁ。

    この空気の中で話しかける勇気はない。

    けど、ずっとこのままはな~。


    「………おい」


    後ろから低く、不機嫌な声で話しかけられる。
    先輩だ。 


    「はいっ!何でしょうか?!」


    びっくりして声が裏返った。
    真っ赤になった顔を見られないように背を向ける。

    その刹那、背中に暖かい感触。

    先輩に抱きしめられてる?!

    先輩は戸惑いを隠せない私の耳元で囁く。


    「茜は俺のものなんだから
    他の男とあんま仲良くすんなよ」


    「これ、先輩命令だから」

    きゅん

    12

    若夜秋さんをフォロー

    通報する

  4. こつん


    頭に何かが当たる。

    またか、と思いながら当たったもの、丸められた紙を拾う。


    授業中なのによくこんなん書けるよな……。


    クシャクシャになった紙を広げ中に書いている文章を確認する。


    『今日、俺の家誰もいねーから久しぶりに遊ぼうぜ!!』


    そんな事、休み時間に言えよ。
    というか高校生が家で遊ぶ事あるか?

    少し呆れ顔をして手紙を見つめる。

    よく見たら右下に小さな文字で何かが書いてある。


    それを読んだ瞬間頬が真っ赤に染まった。

    振り返ってアイツの顔を見ると。  
    じっと此方を見つめていたみたいですぐに気付き、


    ニカッと笑顔を向けられた。



    ____ドキン


    笑顔をみた時、心臓が高鳴る。



    小さな文字で書いてあった事。

    それは、

    『二人っきりで』

    きゅん

    6

    若夜秋さんをフォロー

    通報する

▲