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  1. 18件ヒットしました

  2. 「腹減ったなー」

    昼休み
    私は一緒に食べる人もいないので、いつもの校舎裏にいた

    「ww相変わらずだな」
    「あれ、千里?」

    笑いながらこちらへ歩いてくるのは、幼馴染の千里だ

    「マジで口悪りぃ…女のくせに」
    「うっせ」

    これは、小学校の頃から変わらない、千里の真似だった。千里が、この口調でいじめから守ってくれたから
    (お前んせいだし)

    私は赤くなりながらも、千里の隣に座る

    「そんなんだから、飯食べる人もいねぇんだよ」
    「………」

    いらない
    千里がいてくれるなら、

    「そんなのいらないぃ………っ」
    「…琴、葉?」


    悔しいのと、こんな私に優しくしてくれる千里が愛しくて

    「んぅ……」

    突然千里の顔が迫ってきて
    私の唇を奪った

    「……塩味」
    「千里…」
    「もういいじゃん。俺がいるし」

    あぁもう

    こいつはどれだけ私を狂わせるのか

    きゅん

    9

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  3. 「はー………」

    「えー、何?ルイ先輩」


    超不機嫌な女子高生、坂凪 類に、あぁもしかして…と俺、後輩の綾達 大輝がつぶやく

    「またふられた?」

    「うっせんだよクッソ後輩が」

    「うわー八つ当たりー?」

    やだやだーと大輝は笑う
    腹が立ちながらも、私もつられて笑うのだが

    「今回は、何が原因だったの?」

    「私がヲタクだから」

    「だろうねー」

    類は、昔からアニメやら声優やらが大好きだったので、そこだけは譲れないらしい

    「サイテーだね」



    「え?」


    「サイテーだっつってんの」

    類は俺を見る

    いきなり低音ボイスで喋ったからだろう、驚いているようだ

    でもそんな気持ちは今は俺には届かなくて



    「俺が」

    「タイキ?」

    「俺がするから。ルイを。幸せに」


    だから……

    もう、悲しませないから……

    「好きだって……言ってんの」


    俺だけを、見て

    きゅん

    3

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  4. 「こっち、来て」


    昼休み

    午前の授業が終わり、教室を出たとき


    私は、先生に拉致られた



    「ちょちょ、先生?痛いって」



    校舎裏

    やっと先生は立ち止まって




    「……っ」

    私を校舎の壁とはさんで


    「……早く」

    「え?」


    先生?

    何、ラリってんの?



    「好きって………」





    好きって言えよ



    「……え………?」


    なん……なんで?



    先生は、今まで見たことない顔…紅潮した顔で、私を見つめる

    い、いやいや、そんなことより


    「それって……」



    「俺、お前が好きだから。だから」


    お前も言ってって、コト?



    私は、好きという気持ちを、



    思いっきり、ハグで返した

    きゅん

    8

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  5. 「ほら、早く行くよ」

    「はいはいっ!」

    いや〜今日も寝坊してさ〜と頭をかく男は私の幼馴染でもあり、彼氏でもあり

    「祐葉(ゆうは)、はーやーく」

    「あーいよー」

    一緒に登校している

    あぁ、もう直ぐチャイム鳴るじゃん…
    ま、祐葉とならいっか、とか思いながら、自転車をこいでいたとき

    キキ…ッと、祐葉は自転車を止める

    「?祐葉、どしたの」

    「……こっち」

    私は祐葉に手を引かれ、誰をいない路地裏まで連れていかれる

    「行けない」

    「え?」

    「やっぱ、可奈(かな)連れて学校行けないわ」

    どういうこと?と言おうとしたとき、突然ぎぅぅっと抱きしめられて

    「好きすぎて…誰にも見せたくない」

    「祐葉…」

    いつもチャラく見えたのに

    今日、この時は、


    可愛く見えた

    きゅん

    13

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  6. 授業中

    「じゃー問6五分で解け」

    先生がピッとタイマーを押す

    みんな問題に取り掛かり、私もしようとしたのだが……

    (わ、わからん……!)

    中学校で習ったやつの復習らしいが、生憎私は中学校には行けていない

    どれもこれも、私がヴァンパイアと口裂け男のハーフだからだが

    「ん…わからないか?縁」

    先生が私のノートを覗き込む
    ち、近い……!

    「あーこれな。これは、Xを代入して…」

    「あ、こうか」

    教えるのが上手い先生は、次々と分からないところを解決してくれた

    「で、出来た……」

    「そうだ」

    先生は、ふぅっとため息をついて

    「……よくやった」

    「え……、」

    私の頭に手を置いた

    そのままくしゃっとする


    「お疲れさん」

    きゅん

    5

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  7. 「おっそいなぁーもー」

    あんにゃろーと口を尖らせるには理由がある
    幼馴染の健人と校舎裏に待ち合わせをしているのだ
    しかし…

    「10分経過…健人から呼び出しといて…」

    腹減ったーと私は叫ぶ
    その時

    「ーーえ」

    背中が一瞬であったかくなった

    「健人?」
    「こっち見んな。照れんだろ」
    「は?ってかなんでハグ……」

    健人がぎゅっと抱きしめる

    「ちょ…痛…」
    「好きだからに決まってんだろ……言わせんな」
    「え…?」

    好きだから………何だよそれ
    こっちが照れるよ……ばか………

    健人の顔が見たくなって、私は振り返った

    「だから見んなって」
    「ハグしたからにはやれよ」
    「へ?」
    「ん」

    私は目をつむる

    やがて、私と健人は、甘い甘いキスをした

    きゅん

    4

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  8. 私は、沙耶川先生が好きだ
    現に今も、保健室に遊びに来ている

    「ねー先生、好きな人いないのー?」
    「だから、言いませんって」
    「ムー」

    ってかいるんだ、と思いながら、
    私は次の策を講じた

    「今日、私の誕生日なんだよね〜」
    「今朝谷さん……?」
    「本当だってば!私、嘘嫌いだし‼︎」

    本当に嘘は嫌いだし、今日は誕生日だ

    「………相崎先生ですよ……」
    「え?」
    「い、一回しか言いません!」

    言ってくれた
    好きな人の好きな人が知れた

    「相崎先生って、あの…理科の?」
    「…宿題、宿題は終わったんですか⁉︎」

    ほら帰った帰った、と先生に追い出された
    急に静かになった時、私は涙に気づいた

    「あ、あれ……?」


    あ、あぁそっか…
    私、失恋しちゃったんだな
    告ってもないけど

    寂しい廊下に、私の寂しい笑い声が響いた


    「………なんて」

    めげてられっか!
    この気持ちは止められなかった!!

    きゅん

    6

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  9. 「あっ、先輩!」

    どこまでもありそうな広い大学で、私は先輩と待ち合わせをしていた

    「お久しぶりです〜!」
    「すみません、呼び出してしまって」
    「いえいえ」

    3ヶ月ぶりに、大好きな先輩と会えた

    (嬉しい………)

    「先輩、大学どうですか?」
    「今は、心理学を調べています」

    心理学!!なんか、かっこいいな

    「ホェ〜………なして?」
    「…どうしても好きな人がいるからです」
    「…………え」

    すすすす、好きな人!?
    まじかよずるい…

    「今日、やっと会えるんです」
    「今日………」

    じゃ、私の恋は今日で終わりだ

    「あぁいや、やっと会えました」

    先輩は、私の頭を撫でて

    「あなたのために、心理学を学んでいたんです」
    「……え?」
    「三崎 奏…あなたが、……好きです」

    先輩は片膝をついて、私に薔薇を差し出す

    「僕の薔薇に、なっていただけますか」

    返事は、言うまでもなかった

    きゅん

    4

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  10. 「おい」
    「ひっ!?」

    私は今、暴走族で有名な真木村 滝時に、
    ………壁ドンされている

    「なな、何か御用で…」
    「好きだ」
    「!?」

    え、何何!?マジで話についてけない!
    ってか暴走族がこんな地味子を…

    とにかく、私は真木村君に問う

    「うん、何の冗談なの…」
    「冗談なんかじゃねぇ!」

    真木村君は、下げていた顔をぱっと上げる

    「俺は、本気だ…ッ」
    「っ真木村君、腕から…!」
    「いい、から…」

    真木村君の腕からは、ぽたぽた血が流れていた

    「えっ!?とっ、とにかく…」

    私は真木村君のシャツをめくり、ハンカチで押さえる

    「いっ…そこだよっ」
    「え?」
    「俺は、おまえのそういうところに俺は惹かれたんだ」

    「お前がいじめられてた女子を怪我してまで庇ってたろう」
    「それは…」

    「現に今も暴走族の俺を止血してんだろ」

    真木村君は、私の髪をくしゃくしゃする

    「好きだよ、愛」

    きゅん

    16

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  11. 箏曲部の私は、忘れた部活道具を教室に取りに来ていた

    「えーと……あ、あった」
    「香穂」
    「……?」

    真後ろから声が聞こえ振り返ると、そこには時崎先輩がいた

    「先輩3年なのでここ来たらいけないのでは…?」
    「いいんだよ。ってか敬語やめろ、あと時崎先輩じゃなくて那方でいいっての」
    「いや、なかた…なんて言ったら私に殺気が集中します」


    あんたどんだけモテてもと思ってるんだ?しかし、そんな事お構い無しだろ、と先輩は続ける

    「なら…」

    先輩は、私の腰に手を回し、ギュッとした

    「せ、先輩!」
    「何?俺今取り込み中なんだけど」

    先輩は、更に抱きしめた

    「わ分かりました、分かったから!那方先輩!」
    「ん、いい子」

    先輩は、少し笑って頭を撫でてくる

    「はずい、恥ずかしいって!」
    「はは、可愛いなぁ」

    普段と違う先輩の笑顔に赤面しながら、私は少しずつ先輩の事を好きになっていくのだった

    きゅん

    4

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  12. 放課後部活が終って下校していた時だった
    ガッシャンと、乗っていた自転車が倒れる

    「いった……」

    膝を擦りむき、血が流れる

    「あーやば」

    これじゃ自転車こげないなぁ
    ここには誰もいないし、どうしよう

    「……まぁいっか」

    帰っても親はいないし、明日は学校ないし

    「…良くないだろ」
    「え?」

    顔を上げると、そこには白衣を着た見知らぬ男性がいた

    「誰……?」
    「大学5年だ」
    「5年?名前じゃないじゃん」

    その大学生は、倒れた自転車を押しながら私を、……いわゆるお姫様抱っこをする

    「ちょっ……このロリがっ」
    「いやあんま年の差ないだろうがばーか」
    「ばか!?」

    冗談、と大学生は笑った
    なんとかっこいいことか
    こうして私は家に連れていってもらった

    「お前、さ」
    「?」
    「可愛いんだから、もっと自分を大切にしろよ?」
    「なっ……」

    この人と出会うのは、もうちょっと先のお話

    きゅん

    5

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  13. 「好き」

    いま、告白されてる真っ最中

    その時、屋上のドアが開いた

    「あっ、俺の彩に何してんだコラ」

    「あ〜もう……!」

    ドカドカ樹沙斗が歩いてきて、私を香依矢から引きはがしてぎゅっと抱く

    「俺のだから」

    「は?彩はお前のじゃねえ。返せ」

    香依矢は私の手を握る

    「彩に触んなって!」

    「こっちのセリフだっつの!!!!!」

    2人は言い争いを始める

    その時、樹沙斗がいった

    「……なら彩。お前が選べ」

    香依矢も私を見る

    「そうだな。どっちがいい?」

    「えええ………」

    わっ私はこんな時どうしたらいいの?

    今は私、どっちにもドキドキしてるのに

    きゅん

    5

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  14. それは、科学部でのこと

    「舞花」

    「あ、滝夜。どうし…」

    ぎゅうぅっ

    「……へ……?」

    ハ…グ………?私は顔が真っ赤になる

    「ちょ、滝夜っ」

    「うっせえな、黙ってろ」

    滝夜も身体が熱くなっていた

    その時、部室のドアが開いて…

    「おい滝夜…テメ俺の舞花に何してんだ」

    滝陽が走ってきた

    「だだ、誰があんたのもんだ!」

    私は、とりあえずつっこむ

    「舞花は俺のもんだっつってんだよ」

    「滝陽…」

    滝夜と滝陽は双子で、よく一緒にいるのだが……

    ちゅっ

    「ふぇ…」

    くっ首にキスされた!?少し赤面した滝陽は口を開く

    「舞花、俺と付き合え」

    「は?舞花は俺と付き合うんだよ」

    滝夜はムキになる

    「「おい、お前はどっちがいい!?」」

    「え……」

    二人合わせて問われても…

    わ、私は、どうしたらいいんだよ……

    きゅん

    3

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  15. それは 2人だけの塾で


    (南野と二人や………!)


    居残りで、勉強させられていた、
    親臣 梅と、南野 隼人

    ドキドキドキドキしているのは私だけだが
    この時間が、ずっと続いててほしい

    私は少しでも仲良くなりたくて話しかけた

    「み、南野……」

    「んー?」

    あ、何話すか決めてんかった!

    「えええ、と、す、好きな人、いる?」

    「……言うわけないし」

    「やろうね……」

    ああ、会話が弾まない……

    でも、話したくって

    「いるんだー、誰?」

    「しつこいわ」

    怒られました

    「ヒント」

    「地球に住んでる人」

    南野はへへ、と笑う

    もう美しい極みです


    そして、南野は勉強が終わる

    最後に話したくて、一言

    「終わったん?じゃあね」

    南野は、紙にシャッシャッとかいて、私の手に握らせる

    「ども」

    後で紙を見てみた

    そこには……




    お前以外いるわけないだろ、と

    きゅん

    3

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  16. 今日も幼馴染の理玖は
    私の家に遊びに来ていた

    「りーくー、ちょっとは手加減してって」

    流行りのテレビゲームの私のアバターは
    パタリと倒れる

    「フッまだまだだな、奈々恵」

    地味にカッコつけるところが、また腹立つ

    「ってか最近よくうち来るよね。何で?」

    「ちょっと、俺ン中での課題あって、ね」

    「何じゃそりゃ」

    やっぱバカだこいつ、と
    私はケラケラ笑う

    「俺は、いたって真剣だよ?」

    「じゃ、何したいの?」

    「気が向いたらやってるよ。ささ、ゲームゲーム」

    「はいはい」

    対戦していると、
    理玖のアバターが動かなくなった

    「理玖?」

    「奈々恵…」

    いつの間に後ろに回ったのか、
    ぎゅううっ、っとハグしてくる

    「りりり理玖⁉︎」

    そのまま
    理玖は私の口をふさいできた

    ようやく口を離して、
    ニヤッと笑って理玖は言う

    「これが、俺の課題」

    きゅん

    6

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  17. 私の大好きな先生は
    理科の担当だ

    少しでも近づきたくて、
    理科のテストで1位を取れるように、
    とても頑張った


    なのに


    600人中、93位

    だからこうして、私は泣いたいるわけだ

    (ダメじゃん、全然)

    こうした絶望の顔を
    誰よりも先生に見てほしくなくて
    走って走って、
    ココは昇降口

    立ち止まって、
    私はたくさん泣いた

    こんなに勉強なんてしたの
    初めてだった

    「誰かないてんじゃね?」

    声が聞こえる

    私は走り出した

    校舎裏で
    先生がこっちに向かって歩いてくる

    頭をボリボリかきながら
    あくびをして

    すれ違う

    私は必死に横を向く

    「藍川」

    大好きな人の声

    ぐいっと手を掴まれ
    ぎゅっと抱き締めた

    「もう、藍川の気持ちは伝わってるから」

    泣くな、とーー

    「よけい泣いちゃうじゃないですかぁ…」

    大粒の涙が零れた

    先生の腕の中で
    私はたくさん泣いた

    きゅん

    8

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  18. 「あー」
    「あんた……」

    自分で食えないのか……

    「お箸の使い方ってか持ち方分かる?」
    「面倒だから教えなくていい」

    ……………。

    「あんたね」

    けっこう面倒くさいのよ、馬鹿

    「じゃあ、今度は俺の番だ」
    「は?」

    紀代斗は私の後ろに座り、
    もたれ掛からせる

    「ちょ……っ」
    「はい、あー」
    「んぅ…」

    紀代斗はにたにた笑う
    嫌がらせか
    ってか、この玉子焼きうまいな

    「あーてやってくれないなら、
    次は口で……」
    「やりますからはなせっ!!」

    でも、
    いつかやってほしい、かも

    きゅん

    6

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  19. 卒業式。
    私、奈加伊 綾(なかい あや)は、
    理科の先生が好きなくせに、
    告白出来ないでいた。
    せっかくの卒業式を
    こんな気持ちで終わらすなんて…
    すると、アナウンスが流れる。
    『次に、職員からの言葉です。まずは、理科の担当の御影(みかげ)先生、お願いします』
    御影先生が立ち上がり、
    すぅっと、思いっきり息を吸った。
    先生がマイクを捨てる。
    「奈加伊‼︎」
    「えっあっ、はい!」
    会場がざわつく。
    先生は、小さな箱を投げてきた。
    「えっ……コレ…」
    指輪。
    「これをもとに付き合えっ奈加伊‼︎」
    告白。
    私は、うんと言わざるを得なかった。
    「……はい」
    わあっと会場は盛り上がる。

    私と先生は、
    この日から付き合うことになりました。

    幸せです。

    きゅん

    5

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