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…ドスン
「あ?どこ向いて歩いてんじゃ、ボケ!」
怖い、どうしよ、
ヤンキーにぶつかっちゃった
「なにも言えねえのか?おい!!◯高生が!!」
そんなこと言われても…
誰か助けてよ
…ブーンブンブンブン…キキー
『あ?俺の姫様に何をする気だ!』
お兄ちゃん…。
さすがにお兄ちゃんを見て
気が引けたのか
「今度あったら、ただじゃおかないからな」
と言って去っていった。
『こっちのセリフだわ、ったく。
世話のやける妹だな、おい。
乗ってけよ。』
お兄ちゃんの背中にしがみつきながら
…泣いていた。
(暴走族で
しょっちゅう家にいないお兄ちゃんが
助けてくれるなんて…
『姫様』はさすがに私もドン引きだけど、
守ってくれて…
ありがとう…。
ありがとう、お兄ちゃん…。)
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体験入部の時から
かっこいいなって、思っていた
イケメンな先輩と
二人っきりになってしまった
「こんにちは」
『おお、こんにちは』
「他の人来ませんね」
『そうだな、今日絶対来れないのが
6人もいるからな』
「そうですね。他にあと…2人じゃないですか!」
『今日はそんなしか来ないんだな…
…遊ぶか(笑)』
「いいんですか?」
『まあ、人集まらないことにはなにもできないし。』
「先輩、ピアノ弾いてください。
先輩のピアノ聞いてみたいです」
『別にいいけど、下手だぞ(笑)』
「エレクトーンしか弾けない私よりは
うまいですよ。きっと」
『ん、それもそうか。じゃあ弾くからな』
先輩は、チャラい雰囲気から考えられないほど
優しくてきれいな曲をひいた。
かっこいい、ヤバい
先輩が弾き終わった位に
他の先輩もやって来て部活が始まってしまった。
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