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  1. 31件ヒットしました

  2. 「…ぅー…」

    授業中、私は机に顔を伏せてお腹の痛みに耐えていた

    私、現在…女の子の日なのです…うぅ

    席が一番後ろだったこともあり、さすさすとお腹をさすっていた

    「…どしたの」

    「…っ」

    突然、椅子をカタッとこちらに近づけて話しかけてきたのは隣の席の悠(ゆう)くんだった


    …ど、どうしたって言われても…

    い、いえないよぉぉ

    「…ん~…」

    「お腹痛いの?」

    「うん…」

    「先生呼んであげよっか?」

    「あっ…いいっ」

    …トイレだと思われてる…?

    「大丈夫だよ、せん_」

    「あーっ…せ、生理…だから」

    私は恥ずかしくて顔がカッと赤くなる。

    _?!

    突然、私のお腹に伸びてきた手は優しく私のお腹をさする。

    「よしよし…」

    「あっ、ちょ」

    「後で保健室でお湯のペットボトルもらってくる」

    悠くんは優しく笑う

    なんだか私はその優しさにドキッとしました。

    きゅん

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  3. 「…はぁ…はぁ……んー…きつ…」

    俺何してんだか…

    なんか頭痛いなって思ってたけどまさか熱あると思わなかったし…

    俺は現在、学校で倒れて保健室のベットの上。

    _バンっ

    「だ、だ、大丈夫?!」

    「…ぶはっ…何回「だ」言うの?…けほっ…」

    突然、勢いよく保健室に入ってきたのは俺の彼女の凛々(りり)。

    …かわい

    「これっお茶持ってきたから。あと、おにぎり!」

    「…おにぎり?…ふっ…ありがと。移るのやだから戻りな」

    「え?やだよ」

    凛々は俺が寝ているベッドに座る

    それは反則だろ…

    …俺、頭ぼーっとしてるから何するかわかんねぇなこれ…


    「ごほっごほ…んー…いいから戻りな」



    「…そばにいたい」

    _っ


    _ぎゅーっ

    「あ、え」



    「…なに?」

    「いや…恥ずかし_」


    _チュ_



    「俺だって独占欲あるし。俺がいない間に他の男にナンパされんなよ?」

    きゅん

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  4. 「永樹(とき)っていつもソーダのアイス食べてるね」


    「お前もいちご食べてるとこしか見たことねぇよ」


    「だって、いちごおいしいよ?一回は食べてみ」

    私はいちごのアイスを永樹に向ける


    すると永樹は驚いた顔をしたあと、

    パッと目を反らした


    永樹の耳はほんのり赤い


    …あ


    …恥ずかし…



    「あ、ごめ_」

    私は差し出したアイスを引っ込めようとする



    _ぎゅっ


    「……!?」

    永樹は引っ込めようとした私の手をぎゅっと掴んだ



    「…食べないって言ってない」

    _シャリ…



    永樹はシャリっと音をたてて、いちごのアイスをひと口かじった


    _ドキドキ


    心臓の音がうるさくて、



    「お、うまいじゃんこれ」


    ニッと笑う笑顔が可愛くて、


    「ひ、ひと口でかすぎ!」


    「いいだろ別に。この食いしん坊め」


    私はまた、この気持ちをごまかしてしまうんだ。

    きゅん

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  5. 「…いちごのあいしゅ…」


    「ぶはっ…」

    寝ながらでも食ってんの?

    いちごのアイス


    卒業式の後、皆でいっぱいバスケして疲れたのかな


    自分の部屋で寝ている花那を見てくすっと笑う

    …寝顔…

    …可愛い

    「…」

    気づけば俺は花那の口元へと顔を近づけていた

    _パシ

    「…んん?」

    気づけば花那は起きていて、俺の頬をパシッと片手で挟んだ


    「永樹、何しようとしてるの?」


    「いや、なんもないです」

    俺は我に返るとパッと花那から離れた


    「…あははっ」


    …こいつ絶対分かってて言ってる…


    「お前寝ながらアイス食ってた」

    仕返しだ、食いしん坊め


    「へ?!」


    「夢の中でも食いしん坊だなっ」

    俺はニッと笑う


    「うるさいなーー」



    花那のおいしそうに食べてる顔、実は可愛くて好きなんだけど…


    これ、俺と皆の秘密な?

    きゅん

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  6. 「うぁぁぁぁー」

    「いい加減泣き止みな、るい」


    私は今日で二年生になります。

    嵐とクラス離れたぁぁ……


    「るい!やばいよ!あそこ見て!」


    …え


    はーちゃん…?


    「るい、晴夜(はるや)と一緒じゃん!」

    「るい」

    嵐がそう大きな声で言った後、落ち着いた声が私を呼んだ

    「はーちゃん!」

    晴夜は私の幼なじみ

    私と同じ、今日から二年生になる

    「何泣いてんの?嵐ごめんね?いつもるいがお世話になってます」

    「なにそれーー、おかんみたいなこと言うなーー」

    「はいはい、嵐2階でしょ?俺ら3階だからまたな」

    「…晴夜いて助かった…るいよろしく!」

    二人きりになると晴夜は私をそっと抱き寄せた

    「るい泣くとか可愛い。反則だよ」

    「へ?何言って_」


    「俺、我慢できなくなる…」



    「幼なじみじゃいられなくなる…」


    新学期、幼なじみとの恋が始まりそうです。

    きゅん

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  7. 2💕


    「うっさちゃーーん」

    「どわっふっ」

    「先輩…?急に抱きつかないで下さい?後、うさちゃんって呼ばないで下さいっ」

    私の後輩であり彼氏である兎夜(うさや)、あだ名うさちゃんがポッと頬を赤くしている。

    照れてるの萌えーーっ

    「で、どーしたの?珍しいじゃん。うさちゃんから私の教室呼びにくるなんて」


    「あの…」



    「これ、あげます。」

    渡されたのは可愛くラッピングされたチョコレートだった。


    「えっ、くれるの?!うれしい!ありがとう!」


    「…もうホワイトデー…終わっちゃったんですけど…すみません」

    「作るの難しいし…失敗するし…」


    「ぶはっ」


    「な、なに笑ってるんですか?!やっぱあげません!」


    「あ、あ、それはダメーっ」



    「うれしくて笑ったんだよ」


    「そ、そうですか?」




    今日もこんな不器用なうさちゃんが
    私は大好きです。

    きゅん

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  8. 「あっ先生!」
    「あ、ちょうど良かった。」

    先生と階段で偶然会って私の胸はドキッと音をたてた。

    先生がそう言い、ポケットの中から何かを取り出すとこっちへこいと合図される。

    「…な、なんですか?」


    「これ、お返し」

    先生はそう言うとニコッと笑い、そっとポケットに入れた。

    「ちょっ先生…っ」


    「はいはい、すんません」

    「て、てゆうか何でくれるんですか?私のチョコ没収したくせにーっ」

    「え、だって先生だし。この学校チョコ禁止だもん。」

    「先生も持ってきてるじゃないですかーっっ」

    「ははっ」

    運良く誰も来ない階段で私達は笑い合う

    突然、先生の顔が近くに来たかと思えば触れそうな距離でピタリと止まる


    「…チョコおいしかったよ。」



    「せ、せんせ食べたの!?」


    「ぶはっ」

    きゅん

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  9. 「お疲れ様でーす」

    俺はいつものようにバッシュをぬいでふと、窓の外を見るとすっかり暗くなっていた。

    「…」
    隣の女子バスケ部は大会が近いらしく、まだ少し練習するらしい。

    ふと、凛(りん)の方へと目を向ければ汗だくで必死に走り回っていた。

    …外で待つか…

    「…まだ夜は寒い…」

    実は凛は俺の彼女で、今日は3月14日。

    …なんていって渡そ…

    「あれ?真琴(まこと)まだ帰ってなかったの?」

    「…お前待ってた」

    「うそ!ごめん、ありがと!」

    凛は素直で、可愛くて、

    俺なんかにもったいないくらい…

    いつも彼氏らしいことしてやれなくてごめん

    「凛」

    でも今日くらいは、

    「大好き」

    「へっ、何?熱でもあんの?!」

    「は、は?!ねーよ、これホワイトデー。」

    「え、うそ。ありがとうっ」

    「あと…」


    凛が俺で良かったって思ってもらえますように。

    「私も大好きっ」

    きゅん

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  10. 「…」
    黒板には卒業おめでとうの文字と皆からのメッセージが書かれている。

    あっというまだったなぁ…

    今までの思い出がぐっと込み上げてきてなんだか涙が出そうになる。

    ダメダメ…
    学校でるまで笑顔って決めたんだから。

    「夏希(なつき)~!何してんの?打ち上げいこっ!」

    「あっは~い」

    クラスの打ち上げ楽しまなきゃねっ
    _ギュッ

    「…春?」

    突然、走ってきた春に手をつかまれる。

    「わり、夏ちょい借りる。」

    「は~い、いってら~」


    「…ちょ、どしたの?春」

    「夏希が好き」

    「は、え、」

    「卒業しても、ずっとずっと」
    「夏希のそばにいたい。」

    「だから_」

    _ギュッ
    私は春におもいっきり飛びつく。

    「バーカ。そんな切ない顔しやがって。私の方がずっと好きだよ」

    「…卒業おめでとう」

    _私達は今まで過ごしてきた教室で静かにキスをした。

    きゅん

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  11. 今日はバレンタイン。

    男はみんな楽しみにしている日…なんだけど…

    俺の幼なじみのチョコは…

    毎年謎に怖い。


    「聖(せい)!はい、チョコ!」

    「…あり…がとう」

    「そんなガタガタに震えてどうしたの?」

    「あ、いや、今年はなにチョコ?」

    「生チョコ!」

    俺の幼なじみは毎年チョコをくれる

    でもその味はすっごく…

    うーん…なんというか…変な味がする…

    「食べて食べて!」

    「…いただきますっ」

    「おっ!一気に食べたぁ…どう…かな?」

    ぬおーーっ

    「…おいひいよ」

    「顔がひきつってるよ?大丈夫?!やっぱり不味かったかな…」

    …毎年まずいけど…貰うのいつも楽しみにしてんだよ

    「ううんめっちゃおいしい!ありがとう!」

    「…ほんと?」

    「ほんと」

    「やったーっ」

    こうやって好きな人の笑顔見られんなら最高だろ

    あ、でも来年は身のために一緒に作ろうと思いますっ☆

    きゅん

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  12. 「…萌亜(めあ)まだ残ってたの?もう暗いし早く帰れよ。」

    私の担任の誠(まこと)先生。

    め~ちゃめちゃモテモテで、今日なんかチョコたっくさん貰ってたんだよ!

    「はい。」

    先生?

    私が渡しても先生はいつもの余裕な顔でありがとうって言うの…?


    「いや、もうすでに危ないか…こんな可愛い子」

    「先生…からかわないで下さい!私、足速いですから!陸上部ですよ!?」

    「…どうかな」

    _グイッ

    「わっ」


    「ほら、力弱いじゃん。女の子だよ。」


    「……先生ずるいです。モテモテだし!かっこいいし!チョコだっていっぱい貰ってたし!」


    「…萌亜はくれないの?」

    「先生のために作りましたよ!でもいっぱい貰ってたしいらないかなって」


    「ちょうだい。あ~ん。」

    「へ、あ、はいっ」


    「うん、甘い。すっげぇおいしい。」

    「…///」

    やっぱり先生はずるい…です。

    きゅん

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  13. 「ねぇ!愛(あい)は誰にチョコあげるの?」

    「あ、え~と…友達だけかなぁ」

    「なんだぁ…じゃ、また明日!」

    「うん!また明日」


    …バレンタイン…か

    私には実は好きな人がいる

    その人とは中学が同じで元彼…なんだ

    でも、

    私は今でもずっと

    大好きなんだ。


    「…あ…い?」

    _っ

    「……龍(りゅう)?」

    そこにいたのは私の想像より少し大人になったあなたがいた。

    「久しぶり…」

    「…うん」
    話したいこといっぱいなのに口がうまく動かない

    「じゃ、またな」

    「…待ってっ」

    …行かないで

    もういつ会えるかなんて…

    「チョコ渡してもいいかなっ?」

    「本命…だよ」

    「…なんで俺お前を守ってやれなか_」

    「そんなことないっ私はただ龍が側にいるだけで…それだけで…」

    _ギュッ

    「ありがと…本命欲しい…ずっと会いたかった…」

    _チュ

    「もう…離さない…」

    きゅん

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  14. 誰だって後悔して

    誰だって前に進めない時がある


    「…会いたい」


    「今、俺呼んだ?」


    どうしていつもそこに

    君がいるんだろう

    私が苦しいとき、辛いとき


    あなたはいつも気づいてくれて

    「…なんでいるの?」

    でも、素直になれなくて

    「え?今日元気なかったから、一緒に帰ろうと思って待ってた」

    こんな私をいつも支えてくれる

    「…ありがとう」

    「ん、おいで。お前泣いてる」

    「あ…ほんとだ。へへ…なんでだろ」

    「デコピン」

    「いで」

    「嘘つくなよ。我慢してたくせに」

    いつも、私の強がりに気づいてくれて

    ありがとう

    「…今日アイスおごってよ」

    「は?お前さっき泣いてたのどこいったの?」

    いつも笑顔にしてくれてありがとね

    「どっかいったーっ」

    「はー?」

    誰だって後悔して前に進めない時がある

    でも昨日の自分よりもうちょっと

    頑張ってみようかな。

    きゅん

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  15. 「とけたぁぁ」

    「…うるさ、ここ図書室なんですけど?」

    「ははっ、ごめんごめん。ね、次ここ教えて」

    「はいはい」

    ☆ ☆ ☆

    「…ここは、こうしてこう。分かった?_って…」

    「…寝てるし…」

    こんなに俺の前で無防備にスヤスヤ寝て…

    俺の事ほんと男としてみてねぇよな。

    俺はそっと幼なじみの頬に触れる。


    「…俺がどれだけお前をずっと見てきたか…」

    お前のダメなとこも、本当は弱虫なところも、笑顔も、全部、


    全部…


    「…好きなんだよ」

    俺はスヤスヤと寝ている幼なじみの頭をそっと撫でる。

    そしてあいつが勉強していた数学のプリントに文字を書いて、

    俺はまたさっきまで見ていた社会の教科書に目を向ける。


    「わっ、…寝てた?起こしてよー…」


    「気持ち良さそうに寝てたから。な、プリント見て」


    「…ん?何?_」


    "愛してる"

    きゅん

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  16. 「はぁ~っお腹すいたぁぁっ」

    「…先輩そんな急いで食べたら死にますよ…」

    「…おいひい」

    現在私の教室で彼氏とお昼休み中。

    「兎夜(うさや)は草食男子だねっ」

    「先輩よりは食べませんけど草食じゃないです」

    「ほーら、うさちゃんも食べて。私の卵焼き!」

    「っ…うさちゃんって呼ばないで下さい…。」
    ぶつぶつ文句を言いながらも、卵焼きを私の箸からパクリと食べる。

    「どう?」

    「おいしい…です」

    少し照れてるうさちゃん!可愛いなぁ…

    「先輩はほんと、鈍感で天然でバカ。」

    「でも…」

    _ペロ

    突然、兎夜の顔がこっちに来て私の口元をペロっと舐めた。

    「口におかず付いてるの気づかないところとか」

    「可愛くて好きですよ。」

    _ドキッ

    「「お前ら教室でいちゃつくなよーっ」」

    複数の男子からそんな声が聞こえた後、教室にチュッとリップ音が鳴った。

    きゅん

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  17. 「…はぁ、はぁ…」

    今は私のだーいきらいな持久走の授業。

    私は元々体力があまりないのですぐ息が上がってしまう。

    あと三周…

    「はぁっ…はぁっ」

    _ポン

    突然誰かに背中を軽く押され、スッとあっけなく抜かされる。

    そこにいたのは私の彼氏の優(ゆう)だった

    「がんばれ」

    優は、振り返り私に笑顔でそう言うと走って行ってしまった

    「かっこいいな…優は…」

    よし!頑張ろっ

    _放課後_

    「がんばれとは言ったけど…無理してぶっ倒れるくらいなら先生にいえよ?わかった?」

    「…は、はい」

    私はなぜかあの後全力で走ったらぶっ倒れて、今、保健室にいるんですけど…

    「あの、優部活は?私はいいからいってきなよ」

    「なんで?彼女が具合悪いのにほっとけねぇだろ」

    「あ、ありがと…」

    「ん、いいから迎えくるまで寝ときな。起こしてやるから」

    _チュ

    「おやすみ」

    「…///」

    きゅん

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  18. 「…沙羅(さら)まだ残ってたの?」

    「うひゃっ…あ、先生?」

    「ははっ、びっくりしすぎ。…絵何かいたの?見せて」

    「あ、だ、だめです!」

    「え~、なんで?先生には見せてくんないのかぁ…」

    恥ずかしいよ…

    だって…

    「笑わないで下さいね?」

    描いたの先生だもん

    「…俺じゃん!なんか嬉しい」
    先生は無邪気な笑顔でニコッと笑う

    「…すごいね、ここの線とか細か…」

    「あははっ…卒業最後に描いたのが先生でよかった!これ、あげます!先生に」

    「まじ?!…うれし」

    「私がいなくなってもこれ見て私の事思い出してください…っ」

    「…ずっと忘れないでっ…下さいっ」

    なんでっ…

    泣きたくなんかないのに…

    _ぎゅ

    「…へ…先生…?」

    「ごめん…卒業…するまで我慢しようって決めてたんだけど…」

    …嘘…

    「沙羅…卒業したら俺の彼女になって下さい」

    …っ…

    「…はいっ」

    きゅん

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  19. 「なんかあった?」

    放課後に廊下で一人窓の外を見つめていると同級生の陽(よう)に話しかけられそっと振り返る。

    …なんでこういうときにいつも陽と会っちゃうんだろう

    「…へへ、なんかあるように見えた?何もないよ」

    私はそう言ってまた窓の外へと視線を向けた。

    「…」

    気づけば陽は私の隣で同じように窓の外を眺めていた。

    「…無理してんのバレバレ」

    「…陽には隠し事できないねっ」

    私はそう言ってニコッと笑ってみせる。

    _ポンポン

    「っ…なに…それ」

    陽の優しい手が私の頭をそっと撫でる。

    「…撫でてんの。お前いつも話してくんないし、ヘラヘラ笑って誤魔化すし?」

    _ポロ

    「…っ」

    泣くつもりなんてなかったのに…

    陽が優しくするから…

    「その涙の理由もよくわかんねぇけど、俺はいつもお前のそばにいるよ。」

    _ぎゅ

    「泣きたくなったら…俺んとこでおもいっきり泣けよ…」

    きゅん

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  20. 冬×凛 part2

    「あの…冬…?そろそろ離して下さい…。」

    今日…私は冬の家で遊んでいたはずなんだけど…

    なにこれ?!

    いつの間にか冬は私をぎゅ~ってしたまま数分、一言も喋らないん…ですけど…

    誰か助けてくれません…?

    「いや。離さない。」

    「…そ、そうですか…」

    冬ってこんな甘えん坊だっけ…

    「凛、可愛い。ぷにぷにしてて、気持ちぃ。」

    「は、はぁ…」

    …な、なにこの甘すぎる冬…

    珍しいなぁ…

    普段、クールな冬がさっきから甘えてくるのが少し可愛くて、不思議だった。

    「今日どうしたの…なにかあったの?」

    「席替え…明日」

    「席替えがどしたの?」

    冬はパッと顔を上げると頬を赤らめて言った。

    「…凛と隣じゃなくなるから超寂しいの。」

    _ズッキューンッ

    …か、かわいい…。

    「考えないようにしてたけどやっぱ普通に寂しい」

    「ふふっなにそれっバカだなぁ」

    きゅん

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  21. 冬(ふゆ)×凛(りん)

    「この漫画面白いね」

    「…ん」

    「ねぇ、明日って席替えだっけ」

    「…うーん」

    …さっきから話聞いてないでしょこいつっ
    「もーっ聞いてんの?!」

    幼なじみの冬は漫画に夢中で話を聞いてくれない。

    「…なに。さっきからうるさいな、俺のベットでゴロゴロするな」

    …ムッ
    「冬が話聞いてくれないからでしょっ?」

    私はそう言ってベットを背もたれにしていた冬の膝の上に乗りペシペシと胸を軽く叩いた。

    「……あー、はいはい。わかったから降りて」

    「冬のハゲーっ」

    「ハゲてない、凛…降りて…」

    「むーり」

    「こっちが無理…」

    実をゆうと、冬は幼なじみでもあり彼氏でもあるの。

    「…どいてやんなーい」

    「降りて…我慢できなくなる…」

    「えっ、わ、わかったよっ」

    「やば…もう限界…」

    そのまま冬は優しく私をベットに寝転ばせた

    そして優しいキスを何度も_

    きゅん

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