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  1. 14件ヒットしました

  2. 大翔は普段しゃべらない、表情もあまり変わらない
    無口ではなく『必要最小限』しかしない感じ

    それがクールでかっこいいと周りには見える

    でも晴れてカレカノになったわたしとしては
    もう少し、こう甘~い雰囲気?とかほしいのにって思わなくもない……

    あれ?そう言えば、わたし、大翔に好きって言われたっけ?

    もしかしてカレカノだって思ってたの、わたしだけ?

    それなら大翔の態度が変わらないのもあたりまえだ……

    そう思ったらふいに涙が浮かんで、慌ててカーテンに隠れた

    わたし、泣くほど大翔を好きになってたんだ……


    その時、カーテンがふわっと翻って
    後ろからギュッと抱きしめられた

    「夏帆、何で泣いてるの?」

    「た、大翔!」

    この態勢、自信もっていい?

    「…大翔はわたしのこと、どう思ってるのかなって、不安になって」

    「……好きに決まってるだろ、バカ」

    頬にチュって、甘いキスが降りた

    きゅん

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  3. ついに先輩のおうちに来ちゃった!
    わあ、リビングにピアノがある~!やっぱりプロは違う

    はあ、覚悟してたけど、なんか緊張してきた…

    「ブッ」

    「…先輩?」

    「…緊張してる?」

    「え?」

    「表情がくるくる変わって、可愛い」

    先輩、甘いです~

    「こっち、おいで」

    そう言ってわたしの手を引きピアノの前に連れてくると、サクッと膝の上に抱っこした

    「せせせ先輩?!」

    「目、閉じて」

    いつになく真剣な先輩にドキドキしながら目をつむると、唇に柔らかく濡れた感触がして、すぐ離れた

    「フッ、真っ赤」

    「だって…」

    「可愛い、絢。俺と結婚しよ」

    「!」

    「ずっと君の声に恋してた。絢を知ってますます好きになった。もう1㎜も離れたくない」

    「先輩…でも」

    「愛してる。一生大事にする。
     安心して、外堀は埋めてあるから」

    …やっぱり確信犯だ

    「返事は?」

    「…はい!」

    きゅん

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  4. 『悠輔さんへ

    この手紙をあなたが読んでいる頃、きっとわたしはこの世にいないでしょう

    悠輔さん、突然いなくなってごめんなさい

    病気のこと、黙っててごめんなさい

    余命1年を、悔いの無いようにと言われたわたしは

    恋をすることと、フィンランドでオーロラを見ることが夢でした

    あなたは全て叶えてくれた

    本当にありがとう

    あなたに黙ってたのは今までのかわいそうな私じゃなくて

    ただの女の子として普通の恋愛がしたかったから

    だから許してね

    でも欲張りな私はもうひとつだけ、

    叶えてほしい願いができました

    それはあのガラス工房であなたが語った夢のガラス

    どうかその夢を私も一緒に見させてください

    そしていつか完成させてね

    それがわたしの最期のわがままで

    夢で

    願いです


    人生の終わりにこんな気持ちを教えてくれてありがとう

    本当に好きだったよ


    ありがとう

    美雪』

    きゅん

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  5. 「水樹さん?」

    「はい、って金城くん!」

    「同じ大学だったんだね」

    「ホント、偶然だね」

    なんて嘘。あなたを追いかけて来たんだもの

    …ってそんなこと、ストーカーになるから言えないけど

    「ふ~ん。ホントに偶然?」

    「えっ?」

    もしかして視てるのバレてる?

    「熱~い視線、感じたんだけどな」

    やばっ、どうしよう!?

    「あれ?目が泳いでる…僕の勘、当たってた?」

    ええい、こうなったら!

    「当たりです!あなたが好きです」

    言っちゃった~!

    「やっと認めたな。ったく、時間かけすぎ」

    そう言うと眼鏡を外し、わたしを見る

    「え?金城くん?」

    キャラ変わってますけど!色気駄々漏れですけど!!

    「こっちがホントの俺。こんな俺はイヤ?」

    「イヤじゃないけど、ドキドキして見れないかも」

    「だ~め。早く慣れてね」

    「……ハイ////」

    きゅん

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  6. この桜を見るのも

    今年でおしまい

    来年

    見ることは

    決してない


    夢だったな

    いつか好きな人と

    手を繋いで

    この桜を見ながら

    歩きたかった


    その夢は

    もうかなわない


    さようなら

    ありがとう

    わたしはいなくなるけど

    来年も

    いっぱい花を

    咲かせてねーーーーー

    きゅん

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  7. 受験生の私の唯一の息抜きはお風呂

    最近は携帯をジッパー付袋に入れて
    SNSやネットを見るのがお気に入り

    あ、亮二から電話❤

    「お疲れ、亮二」
    『芳美もお疲れ様、今いい?』

    大会前でしごかれて疲れてるはずなのに
    受験生の私を気遣ってくれる、優しい彼

    先輩呼びは嫌だと言ったら二人の時限定で
    芳美って呼ぶようになった

    彼のものになったようで
    ちょっと、いや大分嬉しい…
    って、や、なんか照れちゃう~

    ついパシャパシャと水面を叩いてたら

    『芳美、今どこにいる?』

    亮二が不思議そうに聞いてきた

    「お風呂だよ」

    ありのままに言うと

    『……』

    あれ?返事がない

    「亮二?」

    『……』

    「もしも…」
    『ふ、ふふ、風呂って!あ、ごごごめん!後で』

    ……切れてしまった。なんで???



    電話を切った亮二は真っ赤になって空を仰ぐ

    片手で顔を覆い、「勘弁してくれ…」と呟いた

    きゅん

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  8. 「…ほ、夏帆!」

    「ん?あ、ごめん。何?」

    「何って…着いたよ、ファンタジア」

    テスト明けの今日、皆で遊園地に来た
    すっごく楽しみにしてたのに、最近寝不足で
    ボーッとしてたみたい

    「なあ、俺何かした?」

    近距離で見られ、思わず目を逸らした

    「……別に」

    「別にじゃないだろ。この間から避けてるし」

    あちゃ、ばれてた

    「ごめん」

    「え?」

    「元カレ、ボコボコにしたろ。
    俺のこと怖くなったよな」

    「何言って…」

    「もう、近づかないから。じゃな」

    うそ、ホントに行っちゃうの?

    「違うから!」

    咄嗟に服を掴んだ

    「大翔のこと意識しちゃって、恥ずかしくて」

    「……なあ、それって、好きってこと?」

    えっ!あ、わたしのバカ!

    「やっとか。この鈍感」
    「ひどっ」
    「ひどいのはお前。どんだけ待たせんだよ」
    「ごめん」
    「罰として一日、俺専用な」

    それ、罰じゃないよ……

    きゅん

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  9. 今日は優紀先輩のソロコンサート

    「はあ、かっこよかったな…」

    感動が消えないまま、ロビーに出ると
    携帯が震える

    『楽屋においで。』

    わっ‼ 先輩に会える!


    カチャ。

    ワクワクながら開いた扉
    でも明かりは消され、誰もいない……?

    「先輩?」

    恐る恐る部屋のなかを進むと背後でガチャンと
    鍵の閉まる音

    「っ!」

    な、なに?

    驚いて振り向こうとした時、後ろからギュッと
    抱きしめられた

    一瞬怖くなって、でもフワリと薫ったムスクの香りには覚えがある

    「…先輩?」

    「会いたかった」

    「…わたしも」

    いつもと違う切ない声に、思わず本音が洩れる

    「ねえ、俺の部屋、来る?」

    けど、あっと言う間に通常運転の彼

    「これから二人だけのコンサートしよ」

    そっと耳元でささやくこの人は絶対確信犯だ

    「絢をどう演奏するか、楽しみだな」

    きゅん

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  10. ピーーーーー試合終了!

    「キャア!勝ったあ!!」
    「亮二すげえ!3ポイントほとんど決めたじゃん」

    皆に囲まれ、手荒い祝福を受ける彼
    マネの彼女からタオルと受け取り、嬉しそうに笑ってて……

    ほらね、やっぱり来るんじゃなかった
    わたしはもう引退したんだから

    もう帰ろう……

    「先輩!」

    亮二が大声で叫んでる
    誰を呼んでるのか、背を向けててわからないけど

    「芳美先輩!こっち見て」

    え、わたし?
    慌てて振り向くと、亮二の真っ直ぐな視線が刺さる

    「芳美先輩、好きです!俺の彼女になってください!」

    「ええ~~!」

    公開告白に体育館中がドッと沸いた
    はっ恥ずかしすぎる!あ、でも…

    「彼女いるでしょ!」

    「いませんよ。ずっと先輩一筋」

    「う、そ」

    「嘘じゃないから。
    てか、お揃いのリストバンドくれたってことはOKでいいよね?」

    ……秘密の告白、バレてました/////

    きゅん

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  11. 「亮治、これあげる」

    「…マジっすか」

    「なによ、嬉しくないの?じゃ、返して」

    「いやいやいや、嬉しいっす!ありがとうございます」

    「ん、素直でよろしい!それつけて明日の試合、頑張ってね」

    彼にあげたリストバンド。実は私とお揃いだけど亮二には絶対秘密。

    「先輩、明日見に来てくれますよね?」

    「う~ん。難しいかなぁ」

    同級生の彼女と一緒にいるとこなんて、見たくない…とは言えない

    「絶対来てください。俺、先輩が応援してくれなきゃ力出ないっす」

    そんなセリフは彼女に言ってよ!

    「試合に勝ったら、先輩に言いたいことがあるんです」

    「えっ?」

    「だから絶対来てください。お願いします!」

    「…わかった。行くよ」

    「っっしゃあ!ようし、ぜってぇ勝~~~つ!」

    ねえ、何を言うつもり?

    バカみたいに
    期待、しちゃうよ?


    彼女よりずっと前から好きだったんだから…

    きゅん

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  12. ……カチャ。

    「夏帆?」

    「た、たい、と……」

    夏帆が俺の胸に飛び込んできた

    「な、どうし…って、泣いてんのか?!」

    「先輩、と、別れっ、たっ」

    「ええ!」

    この前まで、あんなに幸せそうな顔してたじゃんか

    「なんで?」

    「先輩、彼女がいたの……」

    「は?」

    「わたし、二股されて、た」

    「……」

    「問い、詰めた、らっ、ヒック、お前、がせ、せ、セカンドって~」

    バンッ!

    「待ってろ!」

    「大翔?」

    「俺の夏帆を泣かせたおとし前、つけてやる!」

    そう言って、部屋を飛び出した

    あの野郎、大事な夏帆を傷つけやがって!

    ぜってぇ許さねえ!!


    残された夏帆は呆然として出口を見つめている

    「…俺の夏帆って」

    ドクンッと心臓がはねた

    「えっ、大翔、うそ…」

    涙の止まった頬が、真っ赤に染まったーーー

    きゅん

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  13. バンッ

    「……夏帆、扉は静かに…」

    「大翔~新作手に入れたよ!」

    「マジで?!」

    「うん。一緒に見よう」

    勝手知ったるなんとかで、DVDを操作し
    テーブルに菓子とペットボトルを並べた

    ベッドを背もたれに座って、
    自分の隣をポンポンしてる

    ……全く意識してないその姿にため息をしつつ、
    照明を落として隣に座る

    「でもお前、そんなに好きだったっけ?」

    元々は俺が観てたシリーズだ
    よく遊びにくるから
    いつの間にか夏帆も詳しくはなってたけど

    「だって大翔、大好きでしょ?この映画。
    だから早く見せたくて!ダッシュで帰ってきたんだぞ」

    そう言ってにっこり微笑む彼女を思わず抱き締めたくなって……頭をポンポンした

    「偉いエライ」

    「そこはありがと、でしょ!」

    「あ、もう始まるぞ」

    ごまかす俺に、プウッと頬を膨らませる

    『可愛すぎるだろ、バカ』

    小さくそっと呟いた

    きゅん

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  14. バンッ!

    「大翔、いた!」

    「……夏帆、もう少し静かに…」

    「ねえねえ、今日ひま?」

    「人の話を聞け!…あと少ししたらバイト」

    「え~!宿題一緒にやろうと思ったのに~」

    「これか?」

    「あ、もう終わったの?ありがとう」

    「どうせお前にとられるからな」

    「むっ。とらないよ、借りるだけ」

    「ハイハイ、そうですね」

    「これから図書館で勉強会なの、じゃあね」

    「待て。誰が来るんだ?」

    「えっと、彩月と伊藤くん。
    大翔も誘おうと思ったけど、バイトじゃ……」

    「俺も行く」

    「ええ、さっきバイトって」

    「勘違いだ」

    「…宿題ならちゃんと返すよ?」

    「いいから。着替えるから玄関で待ってて」

    「わかった」

    パタン。

    「……男と一緒になんかいさせられるか、バカ」

    きゅん

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  15. 「見つけた…」

    誰?って、

    「優紀先輩!」

    「放課後のディーバに知られてるなんて光栄だな」

    「聴いて…」

    「高等部にいた時からね、きれいな温かい声、

    すごく好きだった」

    「…ほめ過ぎです」

    「ね、も一回歌って。俺が伴奏するから」

    「え~!むむむむ無理です!」

    「アッハ、むむむむって」

    だって、先輩はプロだし、憧れの人だし!

    「俺じゃいや?」

    「い、や、なんて、そんな!」

    「じゃ、君の初めて、俺にください」

    「えええええっ!」

    「プププッなに驚いてるの?」

    「だだだって」

    「伴奏、させてほしいってだけなんだけど」

    あ、勘違い~~~

    「すみません!」

    「いーよ、勘違いじゃないし」

    は?

    「さ、始めようか。」

    空耳?

    「まずは伴奏者、で、慣れたら恋人ってことで、よろしくね?」

    「本気、ですか?」

    「もちろん。覚悟してね」

    きゅん

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