ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 俺は佐武大牙-さたけたいが-
    弓道部に所属していて
    自分で言うのもあれだが学園一人気がある
    後腐れなく付き合えるなら誰とでも付き合ってきた
    他人はそれをプレイボーイと呼ぶんだろうけど

    朝練が終わって着替えて教室に行こうとしたら
    前に3人組の女子がいて話す声が聞こえた

    「ねえ!ほんと佐武くんかっこいいよね!」

    「うん。わかる!でも彼女取っかえ引っ変えってのがねー」

    悪かったな取っかえ引っ変えで
    なんて心の中で悪態をつく

    「花彩(かや)は佐武くんどう思う?」

    「ん?誰?知らない。」

    正直この学園に俺の事を知らない奴はいないと思ってた
    だからすごく衝撃で新鮮でそこから彼女の事を目で追うようになった
    そうして見えてくる彼女の姿に更に虜になった
    いつしか彼女を落としてみたいと思った

    付き合っては別れてプレイボーイの名を欲しいままにしてきた俺が
    未だ話したことのない君に初恋をしたんだ

    きゅん

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  3. 「もう!今日に限って寝坊とか有り得ない!」

    3月14日ホワイトデー
    女の私が何故こんなにホワイトデーでバタバタしているのかと言いますと
    私には幼なじみがいて彼は凄く女子力高め系男子で
    1ヶ月前のバレンタインに手作りのお菓子をくれたから
    今日は私がお返しする番なんだけど
    なんと言いますか彼に比べて私はガサツ系女子な為
    トリュフやクッキーを作るだけでも
    人より倍の時間や体力を消費する為
    昨日いや今日寝たのが朝の3時だったの

    「若葉ちゃん?良かったー。間に合ったね。」

    「豪?なんで1つ先ので行ったんじゃ、」

    「若葉ちゃんならこの時間の電車乗れるんじゃないかなって待ってたんだ〜。でも珍しいね、若葉ちゃんが寝坊なんて」

    「、、、。コレ。私豪みたいに器用じゃないから見た目悪いけど味は大丈夫だと思うから。お返し。」

    「、、、ありがとう。凄く嬉しい。」

    「こんな私だけどよろしくね!」

    きゅん

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  4. 私は隣で眠たそうにあくびをしている
    夢叶君に話しかけたけど案の定聞いていなかったみたい

    夢叶君はすごくかっこいい
    なんで私なんかと一緒に居るのか不思議に思うくらい
    1年の時から同じクラスで席も前後だから
    必然と話す機会が多くて今では登下校も一緒

    「あ、そう言えば昨日伊豆君に女子が喜びそうなバレンタインのお返しって何って聞かれて、バレンタインで貰った子皆に返すの大変だね。その中に本命の子はいないのかな?」

    「伊豆のこと気になんの?」

    また聞いてないんだろうなって思ってたから返事が返ってきてビックリ

    「ううん。私は夢叶君だけ。」

    「俺も。ハナが好き。」

    「え?今何て?もう1回、」

    「何度も言わせるな。、、それとバレンタインのお返し準備するの忘れたからこれで勘弁して。」

    そう言うと唇が触れるか触れないかのキスをした
    私の顔は真っ赤なだと思う
    何かものを貰うより気持ちの方が嬉しい

    きゅん

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  5. 部活終わりの体育館に
    響き渡るのは私のバッシュの音だけ
    今年こそは選抜メンバーになる!
    2年のほどんほどは故障が多くて
    良い成績を残すことが出来なかったから

    「あんまり根詰めるとまた足痛めるよ。」

    バスケに集中していて先輩が居たなんて
    全く気が付かなかった

    「先輩!どうして」

    「約束の時間になっても来ないから迎えに来たんだよ。」

    時計を見ると19時を過ぎていた
    確か先輩との待ち合わせは18時だったはず

    「ごめんなさい!時計見てなくて!すぐ片付けるんでもう少し待ってて貰えますか?」

    「うーん、だいぶ待ったんだけどなぁ?」

    先輩はそう言うとゆっくりと私に近づき
    ぎゅっと抱きしめた

    「え、先輩?あ、のまだ着替えてないんで、汗が」

    「頑張った証拠でしょ?焦らなくても大丈夫。ミナモは実力があるんだから。頑張り屋さんなミナモにはご褒美をあげないとね。」

    そして甘いキスが降ってきた

    きゅん

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  6. 「普通この量の仕事押し付けて帰る?はぁ、」

    今日は生徒会の仕事を溜まってる分だけでも
    終わらそうと声をかけてきたのは生徒会長の真野くん
    でも彼女にバレンタインのお返しを
    準備するのを忘れたとかで
    結局私に押し付けて嵐のように帰って行った

    「今度パフェでも奢ってもらわないと」

    「何を奢ってもらうんですか?」

    「わぁっ!」

    ブツブツと言いながら仕事をしていると
    後ろに先生が立っていた
    生徒会室に来る前に家庭科室の前で先生が
    クッキング部の子達に捕まっていたのを思い出した

    「何か用事ですか?あ、真野くんなら帰りましたよ?」

    「ははは。用事は真野くんじゃなくて荒瀬ね。」

    先生は笑いながら机の上に可愛らしくラッピングされた
    チョコレートを置いた

    「?なんですか?これ」

    「さっきクッキング部の子達に捕まってね。先生もお菓子作ってったら?ってなって良い機会だし。好きな子にでもって」

    きゅん

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  7. 幼なじみの楓の下駄箱には
    溢れんばかりの恐らくチョコが入っているであろう箱と
    恐らくラブレターであろう手紙でいっぱいだった

    「今までで1番もらってるな、コレは」

    毎年恒例であったとしても
    実際コレを目の当たりにすると
    毎年チョコを作って来てはいても下駄箱に入れる勇気も
    本人に直接渡す勇気も無くなってしまう

    1人下駄箱の前で行ったり来たりしていると

    「なーにしてんだよ。挙動不審過ぎるだろ。」

    朝練を終えた楓が後ろから話しかけてきた
    私は慌ててチョコの箱を隠した

    「べ、別に?それよりも今年もチョコ沢山だね。」

    私は話題を自分から逸らしたくて
    楓の下駄箱のチョコの話をしたのだけど

    「興味ねぇーよ。本命以外は。」

    「え、」

    思わず声が出てしまった
    今本命以外は興味無いって?
    てことは好きな人いるの??
    ショックを受けていると

    「心菜のん以外は。今年はくれるんだろ?本命チョコ」

    きゅん

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  8. 「サンタさん本当に居るなら先輩に会わせてください。」

    今日は12月25日クリスマス当日
    学園長の計らいで特別に学園を開けていて
    中庭に大きなクリスマスツリーがキラキラと
    綺麗にライトアップされている
    その為カップルの生徒達でいっぱいだった
    こんな時ぐらい叶いもしない願いを口にしても
    バチは当たらないよね

    私は少し離れたベンチに座ってツリーを眺めていた

    「隣り空いてる?」

    「え、」

    振り返るとそこには先輩がいた
    ずっと会いたくて会いたくて会いたかった
    大好きな先輩

    先輩は卒業後外国の大学に進学したから私達は遠距離になっちゃって
    時差があるし先輩も研究が忙しくて
    最近はすれ違いが多くなってたから
    まさか日本にいるなんて信じられなくて

    「どうして?」

    「サンタさんから俺の大事な子が寂しがってるって教えてもらったんだ。だから会いに来た。」

    私は今までの想いを込めて先輩に抱きついた

    きゅん

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  9. 「ねぇ、朝家出る時間ずらしてって言ったよね?うちの学園規則厳しいの知ってるでしょ?もし同居してるのがバレたら大変なの!色々と」

    私は隣を歩く翔星君に注意しているのに
    当の本人は呑気にあくびなんてしてるから
    私の怒りも上昇中

    「分かった。なら私が家出る時間早めるから。翔星君はこの時間に家出てね!」

    もうこれしかないと思いそう言ったのに
    翔星君はじーっと私を見つめている

    「何?」

    「じゃあ俺も萌奈が出る時間に家出る。」

    「ちょっと待って!私の話聞いてた?時間ずらしても一緒に登校してたら意味無いでしょ!」

    全く人の話は聞かないしマイペースだしホント困っちゃう

    「俺、萌奈と学校行きたいもん。同居だってバレる時はバレるんだし。それなら少しでも長く萌奈と居たい。」

    そんなの反則!
    そんなに素直に気持ちぶつけられると
    その気持ちに応えちゃいたくなっちゃうじゃん
    私も一緒に居たいんだから

    きゅん

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  10. 聞きたくなかった
    知りたくなかった

    私は彼氏に賭けに使われていた
    その事実を知ったのはついさっき
    彼氏が友達と話しているのを聞いてしまった

    確かに最近連絡しても忙しいとあまり会っていなかった
    私は遊ばれていた
    そのことが辛くて苦しくて学園を飛び出した

    溢れ出した涙は止まることを知らないみたいに
    ずっと流れていた
    ちょうど外は今雨が降っていて
    傘をさしていない私はびしょ濡れで
    頬を伝うのは涙なのか雨なのか分からなくなっていた

    すると不思議なことに私の所だけ雨がやんでいた

    「何してるんですか?女の子が傘もささずに」

    そこには息を切らして傘をさしてくれている後輩の琉衣君がいた
    琉衣君は何でも相談に乗ってくれてたからきっと
    私が何も言わなくても分かってるはず

    「だからあいつはやめてくださいと言ったのに。貴女が傷付くと分かっていたから。」

    そう言うと琉衣君は私をぎゅっと抱きしめた

    きゅん

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  11. 「もう、夜の学校怖すぎっ」

    iPhoneを忘れたことに
    気付かない私の自業自得だけど
    奈乃ちゃんついてきてくれても良くない?
    ↑あ、奈乃ちゃんは親友です

    夜の学校は本当にシーンとしていて
    何か出てきてもおかしくないほど不気味で
    私は一刻も早くここから出たいと
    足早に廊下を歩いていると

    「聖那。」

    「きゃーーーーー」

    音もなく後ろから肩に手を置かれて
    私はついについにお化けが出てきてしまったと思い
    今までにないほどの声で叫んでしまった

    「るせーな。鼓膜破けるわ、」

    目を開くとそこには幼なじみの紫耀君が呆れた顔で立っていた

    「なんで?」

    「どっかの誰かさんが学校に忘れ物を取りに行ったから様子みてこいって奈乃が電話してきたからよ」

    「そうだったんだ。良かったー。でも本当にお化けが出たのかと思ってすごく怖かったんだよ、」

    「ったく世話の焼けるやつだな、帰るぞ。」

    「うん!」

    きゅん

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  12. 「見つけた。何こんなところで泣いてるんだよ。」

    「翔麻君?」

    私はつい先程片想いしていた
    町田先輩に振られて
    逃げるかの如く屋上へやって来た

    翔麻君とはクラスが一緒で
    よく席が近くになるから
    話も普通にするんだけれど

    今は流石に顔がボロボロ過ぎて
    翔麻君の方には向けずにいると

    ギュッ

    背中にあたたかいぬくもりを感じた

    「え、あ、翔麻君?」

    「俺の知らない所で泣くな。心配するだろ。羽嶋が笑ってる時も泣いてる時も俺が傍にいてやるから。」

    頭が真っ白になった

    さっきまで好きだった先輩に振られて
    この世の終わりってくらい悲しくて
    涙が止まらなかったのに

    翔麻君の言葉でときめいてしまう私は
    薄情なのかな

    きゅん

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  13. 「好きだよ。」

    私がどんなに願っても聞けない言葉
    私はずっと小さい時から一緒にいる奏の事が好き

    でも今のポジションが居心地良くて
    今の関係を壊したくなくて
    告白なんて到底出来ない

    今まで彼氏のいない私と違って
    奏は女の子を取っかえ引っ変えで
    長くて1ヶ月ぐらいかな

    奏はきっと女の子に困ることはない
    黙っていても向こうから寄ってくるんだから

    私はみんなの知らない奏を知ってる
    でもみんなは私の知らない奏を知ってる

    それが悲しくて悔しくて寂しくて
    気が付いたら私は泣いていた

    もし今付き合ってる子が私だったら
    どんな言葉をかけてくれるのかな
    どんな態度で接してくれるのかな

    その子になって感じてみたい
    自分の1番好きな人に愛されているって事を
    どんなに大事にしてくれているのかを

    でも私はその子達にはなれないし
    その子達も私にはなれない

    人を好きになるって難しい
    愛されるって難しい

    きゅん

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  14. 「はぁはぁ」

    教室なんか戻るんじゃなかった
    見たくなかった

    「モナ、待って。」

    最悪
    今1番会いたくなかった人に呼び止められてしまった

    「なんで、そんな顔してるの?言って?」

    「、、、。付き合う前はリンが皆に優しいとこ、好きだったのに。今は他の子に優しくなんてしないで。私に触れる手で他の子に触らないで。そんなとこを見るのも嫌で。心がもやもやってして黒い気持ちでいっぱいになって。ごめん、今私凄く嫌な子だ。こんなのリンに知られたくなかった。」

    私が言い終えるのを待って
    リンはそっと後ろから抱きしめてくれた

    「そんなことないよ。俺もそうだから。モナが他の男といるだけで気が狂いそうになるし。もういっそ俺の部屋に閉じ込めておきたいとすら思ってるから。きっと俺の方が凄く嫌なやつだよ。」

    リンも私と同じぐらい不安なんだよね
    私だけじゃない
    2人ともきっと想い合う気持ちが強すぎるだけなんだ

    きゅん

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  15. 「えぇーっとこれはどういう状況?」

    さっきまで幼なじみの美海と話してたんだけど
    気が付いたら彼氏の麻野君に壁ドンされてる

    「と、とりあえず離れて?」

    麻野君の胸を押すけれど
    びくりとも動かない寧ろ顔が近付いてくる

    「俺にはあんな顔見せないのに他の奴には見せるんだ。恥じらう顔もハニかんだ顔も俺だけに見せてろ。他の奴には見せるな。」

    また彼は無茶な事を言う
    彼の前では緊張し過ぎてポーカーフェイスになりがちだから
    それが気に入らないんだって分かってはいるんだけど

    「いや、でも美海は女の子だよ?」

    「女でも男でも嫌なもんは嫌なんだよ。俺以外がお前を知ってるの。」

    そう言うとそっと前髪にキスをした
    いつものふざけた感じはなくて
    時々見せる真面目な表情に私は何も言えなくなる

    「俺だけがお前の全部を知っていたら良い。他の奴が付け入る隙もないくらいに俺に溺れていれば良いんだ。」

    きゅん

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  16. 「森姫乃。今すぐ生徒会室へ来い!」

    げっ、この声は生徒会長の八城絢斗先輩
    校内放送越しでも分かる不機嫌な声で呼ばれ
    重い足取りで生徒会室の扉を開ける

    「お呼びでしょうか?」

    会長席に座っていた先輩へ
    恐る恐る近ずき恐る恐る声をかけた

    「なぁお前保健室で何してた。確か、穂積っつったけな」

    げ、何で知ってるの
    確かに今日体育で足捻って保健室まで連れてってもらった
    そのあと告白されてキス、されそうになったことを、思い出した

    自然と私の目からは涙が伝っていた

    「キ、キス」

    「!?されたのか!!」

    腕を掴まれて顔を先輩の方へ向かされた

    「さ、されそうになっただけ。」

    先輩の目は怒りに満ち溢れていた

    「俺以外に触れさすな。隙を見せるな。お前はどうして俺の言うことを守らない。お前だけはいつも思い通りにならない。頼むから俺のいない所で傷付くな。」

    そう言うとそっと抱きしめてくれた

    きゅん

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  17. 提出課題終わらず1人で居残り中

    グラウンドにサトミ先輩を見つけ
    しばらく見ているとサトミ先輩と目が合い手を振ってくれた
    私も手を振り返してると誰かに手を掴まれた

    「え?駿君?どうしたの?」

    そこには幼なじみの駿君がいた
    何だかいつもと雰囲気が違う気がした

    「またあいつのこと見てたのか。」

    「駿君痛い。手」

    掴まれた手から駿君のぬくもりが伝わってくる
    いつも穏やかな彼がこんなにも苛立ちを露わにするのは珍しい

    「いつも先輩を見てるけど好きなの?」

    「えっ、ち、ちが」

    違うと言いたかったのに迫ってきた唇を避けれずに
    キスをしてしまった

    「いいか。お前は俺のだ。誰にもやらない。その笑顔も声も優しさも。全部俺のものだ。だからお前の視界にほかの奴が映るだけでイライラする。」

    嬉しかった
    思っていることは一緒のようで
    サトミ先輩は友達の彼氏ってことはもう少し黙っておこうかなと思った

    きゅん

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  18. 新学期、本当ならこの春3年になる年だったのに
    私は持病が重症化し長期入院していたせいで進級出来なくて
    また同じ階の教室に通っている

    友達も同じ学年にいない私は
    浮いた存在なんだろうなって思いながら
    自分の席に座ってアイホンを見ていたら
    誰かが私の席の前の席に座る気配を感じ見てみると

    「よー、木島。」

    「え、なんで?」

    そこには去年同じクラスだった神村樹生君がいた

    「何、固まってんだよ。俺の席ここであってるだろ?ほら」

    そう言って座席表を見てみると
    そこには確かに彼の名前があった

    「……。もしかして留年したの?」

    「まぁな。でも俺は出席日数じゃなくて俺の意思でな。お前と違う学年とかつまんねぇーじゃん。麦野達には馬鹿だなって言われたけどな。」

    私もそう思うよ。
    でも内心また樹生君と同じクラスに通えるって思うと
    進級出来なくても良かったかもなんて思っちゃった

    きゅん

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  19. 「華夜ちゃん、大丈夫?」

    「うん、いつもの貧血だから。」

    私は今保健室のベッドに倒れています
    集会の時に気分が悪くなって外に出ると
    ちょうど遅れてきた同じ部活の後輩の奏君と出会って
    保健室まで連れて来てもらっちゃった

    「本当に横になるだけで良いの?一応先生呼ぼうか?

    「ううん、大丈夫。ありがとう。今は学園長の長いお話の途中だと思うし。て言うか奏君、先輩にちゃん呼びはどうかと思うよ。タメ口とか
    。まぁ私は良いんだけど他の人の前では気を付けてね。」

    「華夜ちゃんの前だけだよ。」

    そう言うと奏君は私の寝ているベッドまで来て
    私に触れるか触れないかの距離で囁く

    「後輩でも一応男なんだよ?あんまり無防備だと食べちゃうよ。男はいつも耳と牙を隠し持ってるから、気を付けてね。」

    なんだか今まで可愛かった後輩君が男の目をした瞬間だった

    きゅん

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  20. 春休みにしていなかった課題を
    教室に残ってしてると

    「万智?まだ帰ってなかったのか?」

    1年の時から同じクラスの樹斗君が話しかけてくれた
    樹斗君は誰にでも優しくて学園の女子から人気絶大だから
    何だか住んでる世界が違いすぎてなかなか目も見れない

    「う、うん。課題がまだ終わってなくて」

    「そうなんだ。手伝おうか?」

    そう言って私の前の席に座るとじーっと見つめてくる樹斗君
    そんなに見られると心臓が持たない

    「気になってたんだけど。いつも俺の目を見ないよな?何で?俺いつになったら万智の視界に入れる?あとどれだけ待てばいい?」

    いつもの樹斗君じゃない感じに違和感を感じて
    顔をあげるとすごく真剣な顔をしてた

    「折角また同じクラスになれたんだ。そうなったら言おうって決めてた。俺ずっと万智の事が好き。万智の笑顔に声に仕草に惚れた。だから今度は万智が俺を見て?返事はそれからでいいから。」

    きゅん

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  21. 先輩に会いに来てるんだけど
    廊下に沢山生徒が出てて
    中々先輩のクラスに辿り着かない

    「はぁ」

    「どうしたの?迷子?案内しようか?」

    知らない男の人に声をかけられてしまった
    私は1秒でも早く先輩に会いたいのに

    「いえ、大丈夫です。」

    「まぁ、そう言わずにさー」

    バシッ

    私の腕を引き自分の方へ抱き寄せたのは
    私が会いたかった先輩
    でも何故か少しピリピリしてるような

    「俺の」

    そう言うと先輩は空き教室へ
    私を引っ張って行った

    「先輩?」

    「……。何でいるの?」

    「先輩に、会いに来ました。私、やっぱり先輩が好きで。諦めきれなくて!だから1年でもいいから同じ学校に通いたくて凄く勉強して」

    ギュッ

    「え?」

    「バカ、何で来るんだよ。もう会わないつもりだったのに。会ったら離せなくなるって分かってたから」

    「じゃあ離さないで?」

    そう言うと暫く先輩は顔を見せてくれなかった

    きゅん

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