ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 私の前を歩くカップル

    同じ傘の中に入った2人は笑い合い
    見つめ合うとそっと目を閉じ…

    もう、見たくない。でも足は2人について行く。


    私の方があの子より長く想ってた。

    10年も。

    私の方があの子より強く想ってた。

    大好きだった。

    もしあの時私が勇気を出してたら?
    もしあの時私が素直になれてたら?

    もし、もし、もし…

    後悔ばっかりの、初恋だった。

    何がダメだったの?

    癖っ毛のショートヘアと
    サラサラのロングヘア

    おはようさえ言えない人見知りと
    みんなと友達で萌え袖が似合う子

    全部、全部ダメ。

    でも
    君はショート派だって言ったのに。
    君はあの子が嫌いだって言ったのに。

    そんなこと言ってても、結局変わらない。


    土砂降りの中傘を閉じる。


    そうだ、これは雨だ。涙なんかじゃない。

    そう思い込んでも

    やっぱり涙は止まらなくて

    君を諦められなくて。



    好き

    きゅん

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  3. 「ここは、こう。分かる?」
    「なんとなく…」

    今は幼馴染の春(はる)と一緒に優等生の月(つき)くんに勉強を教えてもらってる。そんな時のことだった。

    月くんが席を立った時、スッと春の手が伸びて私の頬に触れた。
    「ねえ、」
    「え…」
    そのまま、春は顔を近づけてくる。

    恋愛小説ではこれ、幼馴染と恋が実った!ってなるんだろうけど…私だって、今の今まではそう思ってた。でもなんか、嫌だった。思い浮かんだのは月くんだったから
    ガタンと席を立つ。

    「どこ行くの?」手を取って春が言う。
    やだ!吐きそう!
    そう思ってしまった。

    「月くん!月くん!」
    図書館の中を走って月くんへ向かう

    「どうした?」月くんの声
    私が何も言わずにいると恋愛小説のように私を抱き寄せた。
    「え」
    「え、ごめん、嫌だった?」

    春にされたら嫌だろうけど

    「月くんなら嫌じゃない。月くんが好きなの。勉強じゃなくて恋を教えてよ」

    きゅん

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  4. 好きな人が階段を

    駆け下りてきたら失恋

    駆け上がってきたら両思い

    私は、他のおまじないとかは
    迷信だって信じなかったのに、
    これだけは何故かずっと覚えてた。

    階段を使うたびにいつも思い出す。

    あ、階段の音がする

    なんだろう。上を見ると、彼がいた。

    そして、そのまま駆け下りてくる。

    え…

    失恋かぁ…

    絶望で固まっていると彼がそのまま階段を駆け下り

    下にいた友達と話す声が聞こえる。

    なんかテンション高いみたい。

    ダメだけど、ううん……。よし、盗み聞き

    「聞いて!
    今さ、
    好きな子と階段ですれ違ったのね!」

    「よかったな、お前、ずっと階段の迷信信じてるもんな」

    「なんとね!駆け上がってきた、のかは分かんないけど、上に上がる途中だった!両思いだよ!」




    その子って…



    私のこと…


    うわぁ///

    片方が登りなら片方は下り。
    両思いのおまじない。

    きゅん

    6

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  5. ガヤガヤ…
    今日もお昼の教室は騒がしい。
    でも私も君も黙って給食を口に運ぶ

    沈黙が耐えきれなくて私はパッと顔を上げ、話す。

    「あ、ねえ!峰(みね)
    峰は好きな人いないの?」

    口に出してから
    しまった。と思う。
    案の定峰は顔を上げずに
    「お前には関係ないだろ」と言う。

    あ…

    でも、言っちゃいけないのに
    口に出てしまう。
    「あ、その反応は
    いるけどうまくいってないな?」
    だめ!私!この話はダメなんだよ!

    峰は「なに?関係ないし」
    と、明らかに不快そうな顔で言う。

    峰にこの話題がタブーになったのは私のせい。
    偽ラブレターなんかあげるから悪いんだ…

    でも、そのことに気づかない鈍感なうざい少女のフリをして
    「私とデートに
    行ってあげてもいいけど?」
    こんなキャラじゃないと喋れそうな気がしない。気まずくて。

    「は?…いいけど」

    え?嬉しくてしょうがない。
    やっぱ好きだなあ
    君が

    きゅん

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  6. 〜ずっと前から君が好き。〜

    まずは、その一文。
    一番伝えたいこの言葉を便箋の一番上にかき入れる。

    私は

    十年来の幼馴染に遂に気持ちを伝える

    まあ、直接いえないからラブレターなんだけど。

    〜一目惚れしたのはなんと幼稚園の頃。
    貴方は初恋です。〜

    その他にも思い出書いて
    最後に名前を…書かない。

    今までの関係が壊れてしまうから。
    気づいて欲しいのか欲しくないのか…






    今日の朝下駄箱にあの手紙を入れた

    今は放課後。
    すると

    「ねえ」
    幼馴染の声がかかる
    「あれ書いたのって夏実?」

    「分かるの!?」早っ!

    「当たり前じゃん。夏実の字だし」
    それから、玲が真面目な顔になって言う。
    「俺、お前と幼馴染辞めたい」

    やっぱり…

    さよなら初恋…

    「俺、夏実の彼氏になりたい
    好きだ。俺も夏実が好きだ」

    「れ、玲!?嘘はつかないで!」

    「嘘じゃないよ。


    好きだよ。」

    きゅん

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  7. 今日は文化祭!
    私達のクラスは劇をするんだー
    私は魔女の役。
    大好きな君は王子様。

    魔女の服もなかなか良い感じ!と思っていると君が
    「似合ってんじゃん。」
    「え、君の方が似合ってる!」
    お世辞じゃないよ。君はキラキラしたオーラが出てるみたいだ。

    「なあ、お前魔女だろ?自分の願い叶うなら何を願う?」

    「は?何その質問!?魔女と関係ないよ」
    いきなりなんなんだ…
    願いは君の彼女になること

    なんて言えるはずもなく
    「君は?」
    と誤魔化す

    「んー俺?俺の願いは…ってか、ちゃんと答えて?」
    バレた。

    私の願いは…
    「君の彼女になる事…」
    私声に出してた!?恐る恐る見た君は真っ赤。うわぁ…やらかした…

    「な、何でもない!何にも言ってない!」
    慌てて撤回しようとする私を遮って君はこう言った


    「いや、それ、俺の願い。」

    …え?








    「君の彼氏になりたいです。」

    きゅん

    4

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  8. 「あれ?ここって美術室だよね?」

    「そうですよ。先輩」
    私は胸を張って言う
    「なんで筆より猫が多いのかな?なんでキャンバスより猫の餌が多いのかな?」先輩がそう言う。
    私は周りを見渡す。端に寄せられた美術道具。そして、腕の中の猫。
    「いいじゃないですか、可愛いしあったかいし。」

    「理由になってないよー。まあ、ちょっと貸して」先輩が私の腕から温もりを奪っていった。先輩は猫をぎゅっと抱きしめて微笑んでいる。

    「間接ハグ…」私はそう呟いた
    先輩は気づいていない。

    するとなぜか先輩はそばにあったココアを手に取り一口飲んでから私に手渡す「はい飲んで」

    意味がわからないままこくりと飲み、気づく
    「間接キス…」

    すると、急に先輩は私を抱きしめ口付けた

    「さっきから間接間接うるさい。キミのためなら間接じゃなくてもいくらでもするよ、だってさ、

    君が好きだから。」

    !?

    「私もっ、好きです」

    きゅん

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  9. 私は君のことが好きだ。
    斜め前の君を、私はずっと見つめてる。
    君が気づいたことは一度もないけど。
    ため息をつき

    何のためらいもなく好きな人と話せる少女漫画の主人公を羨ましく思いながら
    下を向いてノートを取ると
    視線を感じる
    最近ずっと誰かから視線を感じる
    君の視線なら良いのに。

    顔を上げて君を見る

    シャーペンを持つ手。
    黒板を見つめる眼差し。
    全部好きだ。

    でもこの気持ちは伝えられない

    授業が終わった

    すると肩を叩かれる

    驚いたけど、取り敢えず

    「ご、ごめんなさい」

    と謝りながら顔を確認する。

    大好きな君だ。

    「お前さ、僕のことずっと見てる?」

    「!?え、あ、ごめん…」
    バレてたのだ。

    下を向きながら赤くなっていると君が言う

    「実は…僕はお前を見てた」
    驚いて顔を上げる

    視線の主は…君!?

    「好きです。」

    恥ずかしそうに言う君。

    私の恋が叶った瞬間。

    きゅん

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  10. 「んでさ、ホント酷いんだよー
    数学なんて意味わかんない!」

    幼馴染の陸(りく)に愚痴をこぼしながらいちごみるくをじゅーっと吸い上げる

    陸が物欲しそうな目でいちごみるくを見てくる。

    「あい、喉乾いたー」

    あいっていうのは私の名前ね

    「なに?りくこれが飲みたいの?」
    りくっていちごみるく
    好きだったっけ?

    「いーじゃん」

    そう言ってりくは私から取り上げたいちごみるくをゴクゴクと飲んだ。え、まって、私のいちごみるく….じゃなくて、間接キス!

    恥ずかしさを必死で隠し通しながら
    「返せ。」

    と言い、取り返し一口飲む。

    「あれ?あいってこういうの大丈夫な人?」

    顔が赤くなるのを抑えつつ
    「全然平気」

    と言う

    「……しょうがない。」

    陸がそう言ったと思うと

    私にキスをした。キスをした!?

    今度こそ赤くなるのを隠せない私。

    「あい、もらった」

    赤い顔の陸が言う。

    きゅん

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