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  2. 今年こそはあげるんだ…!

    そう自分に言い聞かせ、寒い中駅の前であの先輩を待つ。
    高校が違う1個上の先輩とは塾で初めて会ってからずっと好きだった。
    いわゆる一目惚れ。

    でも待って?いきなりこんなの渡されても迷惑かも…そもそも覚えられてない可能性だって…!
    うわ、どうしよ…でもせっかく作ったんだしな。
    …どうせなら当たって砕けるか。

    すると駅に電車が来た音がした。
    つ、ついにこの時が、

    あっ、あれ先輩だっ!!!!
    ………よ、よし。行けっ私!!


    「あのっ!!先輩!」

    「…へ?」

    「こ、これ貰ってくださいっ。
    それでは、さようなら!」

    「は、ちょ、待ってよ!!!」

    ───グイッ

    渡してすぐに走り出そうとした私の腕を引っ張って止める先輩。
    …どうしよう、突き返されるかな

    「同じ塾だよね?めっちゃ嬉しいわ。
    ありがとな。」


    なんて素敵な笑顔……。
    ……勇気ってだすもんだね

    きゅん

    7

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  3. 私の幼馴染─翔はものすごくモテる。
    その証拠にほら、

    「あのっ、放課後時間ある?」

    「あるけど」

    「じゃ、屋上に来て!」

    そう言って顔を真っ赤にした女の子は去っていく。
    それを見送ると翔は気だるげに歩いていった。
    それを見届けた私は、そっとため息をつく。

    「…今日、一緒に帰るって言ってたのにな」

    これは無理そうだな、と落ち込む。
    実は私も今日、告白しようって思ってた。
    なのに………

    「…考えるのやめよ。」

    ─放課後

    「ごめん、呼び出されたから行ってくる。」

    「あっ、分かった〜。」

    放課後になり私の所に言いに来た翔に対し反応が薄い私。

    「どした?」

    「…いや、何も。ほら行かないと。」

    行かないで。
    この思いがバレそうでくるっと後ろをむく。

    「……弥生。」

    上から声が降ってきたと思ったらぎゅっと抱きしめられていた。

    「…すぐ戻るから。」

    な!!…ずるい///

    きゅん

    6

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  4. 「梅宮、放課後ごみ捨てよろしくな」

    そう話しかけてきたのはクラスのバスケ男子

    「はっ?なんで私が!」

    「だって、俺昨日やったもん
    ってか吉野先輩来てるから職員室行きたいんだよね〜」

    「…え」

    吉野先輩は私たちの1個上の先輩でバスケがすごい上手
    ……私の好きだった人
    大学に行ってから顔見せに来なかったのに、今日来てるの…?

    「じゃ、お先〜」

    「あっ、」

    行っちゃったし…
    私も会いに行こうかな


    校舎裏──


    「なんでこういう日に限って重いのかなぁ?」

    そうボヤいていたその時、

    ──グイッ


    「うわっ!?んんー!!」

    腕を引っ張られたと思ったら口を塞がれた
    や、やばい、息が…

    「さな!!」

    「へ?……吉野先輩っ?!」

    見上げるとそこには懐かしい顔が

    「ど、どうして…」

    私がそう聞くと、先輩は私の好きな笑顔で言った

    「さなに会いたかったから、来ちゃった」

    きゅん

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  5. 「よっ!」

    そう声をかけてきたのは、この辺りを占めている暴走族の幹部である涼。

    「…ん、おはよう。」

    涼は、朝に弱い私が目を擦りながら返事をすると笑いながら私の顔を覗き込んできた。

    「ほんとに朝に弱いなぁ。
    ……可愛いやつ。」

    「ん?なんか言った??」

    「…いや、言ってねぇよ。
    じゃ、先行くな。」

    「あ、…うん。」

    涼は自分の立場を理解してる。
    つまり、私と一緒にいると周りがうるさいことも分かってるから、校内では何かない限り話すことはない。
    登校する時も学校の近くになったら別々に行くようになった。
    …少し寂しいけど…ね。

    するとそんな思いが伝わったのか、涼は振り返り私の頭を優しく叩いて言った。

    「…また、放課後な?
    倉庫行ったら甘やかしてやるから。」

    その言葉に真っ赤になる私を見て満足そうに歩いていった。

    「…ずるいってば…。」

    早く放課後ならないかな…。

    きゅん

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