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  1. 35件ヒットしました

  2. 空から舞い降りてきたのは、もうすぐ私の背に生えてくるような、ふわりと冷たい天使の羽のようだった。
    無数のそれが地に降り注ぎ、世界が一色に染まる。

    「…冷た」
    指先がほんのり赤くなった手で、地面に落ちた羽をかき集めた。

    「なにしてんの」
    背後からかけられた言葉に、思わず振り返る。
    分厚いコートのポケットに手を入れて立つ表情は、相変わらず無愛想だけど、こんなにも寒い中また彼は来てくれた。

    「えへへー。雪だるま作ってた」
    私がそう言うと、呆れたように小さくため息をつかれた。

    白く立ち上る煙に見惚れていると、グイッと手を引かれ、ほんのり温まったポケットの中に二つの手が入る。
    「手袋もつけずに、何してんだよ。真っ赤じゃねぇか」

    …だって。
    もう二度と触れられないかもしれない。

    やがて日が昇り、雪は溶け、時は過ぎる。

    私も…あの美しい雪のように、気付かぬうちに消えて、忘れられるのかな…。

    きゅん

    8

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  3. 「ユカ!ほら見てあそこ!」
    英語好きの友達、マユに連れられてやってきたのは神田外語大学のオープンキャンパス。そしてマユが差す方向には、明らかに顔立ちの整った男性がいた。
    「あの人が私の言ったイケメン大学生!アメリカ育ちだから日本語は話せないらしいよ」
    私は完全にその先輩に魅了されていた。でも、私は英語が苦手。きっと、関わることも出来ずに終わるのだと思っていた。
    「ユカ…こっちくるよ」
    マユの言った通り、先輩はこちらへ歩いてきた。緊張のあまり後ずさりもできず、先輩は私の目の前に立つ。
    「Sorry.I want to take a book」
    意味がわからなかったが、マユに引っ張られ、先輩は私の後ろにある本を取って微笑んだ。
    「Someday I would like to talk to you in English」
    その意味が『いつか君と英語で話したいな』だなんて思いもしなかった。

    きゅん

    1

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  4. 「アズ!ちょっど話あんだ」

    訛りの強い声で話しかけてきたのは幼馴染のカク。

    「明日キホぢゃんの誕生日だべ?そんでさ、親友のアズにしかこんなこど言えねぇんだ!!」

    「なによぉ?はっぎり言え!」

    ためらった様子でカクは私に耳打ちしてきた。

    「俺…キホぢゃんが好ぎなんだ。んだがら明日、告白しようて思ってんだ」

    はっきりと言われた。何となくわかってた。カクが私を好きじゃないことくらい。

    「アズ、いづもキホぢゃんと帰っでるだろ?帰り海に連れで来で欲しいんだ。俺、先に行っでるがら」

    海で告白だなんて、ロマンチックなやつ。嫌だって言ったら、こいつは告白諦めるのかな。

    「あだしと組まねぇと告白でぎねぇなんてヘタレな奴だなぁ。いいよ。任せとぎ」

    明るい顔になってありがどうと言う馬鹿が好きだ。
    でも決して表にはださないよ。
    大好きな二人の仲を壊すなんてできない。

    私が抑えれば……いい話…

    きゅん

    4

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  5. 太陽が西に傾き始めた頃。
    私は幼馴染の彼氏、海斗と一緒に帰っていた。
    付き合ってもう三ヶ月。なのにキスどころか手をつなぐことすらしていない。幼馴染のため、甘々という雰囲気にもなりづらい。だから今日こそは進展させてみせるぞ、と思っていた。

    私は一度立ち止まった。
    そして振り返った海斗に向かって手の甲を出してみせた。手のひらを見せたら、きっと「あげるもんなんてねーぞ」って言うと思ったから。
    すると…
    「結婚指輪はまだねーぞ」
    そう言われた。
    結婚指輪って……はぐらかしてんのか!?
    呆れた私は歩き出す。
    「おい、まてよ…手、出せ」
    「は?」
    「手の平!」
    「なによ、何かくれるの」
    仕返しとして言ってやった。ため息をつく海斗。次の瞬間、私の手を勢いよく引いた。
    「俺の手。やるよ」
    真っ赤になった海斗の顔を見ながら、するりするりと指を絡める。
    とろけてしまいそうだった。
    「一生放すんじゃねーぞ!」

    きゅん

    11

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  6. 「誠司!見てほら!星が綺麗に見えるよ!」
    「お、すげえな!七夕の夜にこんなに綺麗に見えるなんて」
    「本当に!今日、私のお願い聞いてくれてありがとね!さすが私の幼馴染くん!」
    「本当に。まさかこんな夜に学校に来ることになるなんてな。まあ今日は七夕だから特別だよ」
    「ふふっ!織姫様が彦星様に会える唯一の日だもんね〜!」
    「でも辛いだろうな。好きな人に年に一度しか会えないなんて」
    「え〜何その自分好きな人いますよ、みたいなアピール。どーせ彦星様は織姫様の知らないところで浮気してるんだー!」
    「ははっ彦星最低だ」
    「男ってそんなもんじゃないの?だから私は誰とも付き合いたくないのよ」
    「…そんなことないよ」
    「へ?」
    振り返ろうとしたその時。
    背中に温もりを感じた。
    私の胸の前にある腕を封じ込めるように大きく優しく包まれる。
    「本当に。心から好きだと思った人に、そんなことしない。……こんなこともね」

    きゅん

    31

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  7. 許せない。
    どんなに月日がたったとしても。
    私が受けた辛い想いは二度と消えてはくれない。

    先輩方。
    あなた達は私がどんな思いで部活をしていたか分かりますか?
    どんな思いで、大好きだったはずの体育館にいたか、知っていますか?

    苦しかった。
    辛かった。
    消えたかった。

    自分たちが受け継いできた悪事を繰り返し、受け渡していく。
    そんなの伝統なんて言わない。

    大っ嫌いだった。
    情もないようなあなた達が。
    あなた達なんて人間じゃないと思った。

    だから私は逃げた。
    逃げたら解放されると思ったから。
    なのに。
    逃げてもそれは私をおいかけてきて。
    詰め寄って。
    決して離してはくれなかった。

    あなた達は今でも私のトラウマです。
    一生忘れることは出来ない。

    後遺症のように。
    今私は『先輩』というものへの態度が分かりません。

    かつては何事もなかったのに。

    先輩もあの場所も。
    大好きだったのに。

    きゅん

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  8. 昼休み。私は彼氏のマオと一緒に屋上でお弁当を食べていた。するとバンッと扉が開く。
    「あ〜ゆちゃん!一緒にお菓子食べよお」
    「なっ!あゆは俺と食べんだよ!」
    私の彼氏を見て見ぬふりをし、二人は手にあるポッキーを差し出す。
    「ごめんね。今マオとお弁当食べてるから」
    「え〜…じゃあ、これあげるよ!はい!あ〜ん!」
    え。と思いチラリとマオを見るも、無表情で私を見るのみ。
    もう貰っちゃお。口を開けポッキーをくわえる。
    ドンッ
    パキん…
    ポッキーをくれたハルが尻もちをつき、ポッキーの残りはルイの口先にあった。
    「へへっ残りも俺が貰うぜ!」
    残りって…唇が触れ合うくらいの分しかないよ!?
    「ずるい!僕が貰う!」
    そう言ったハルが私の顔に近づいてきた。
    咄嗟に目を閉じる。
    パキ…
    ほら…触れちゃった…。
    ゆっくりと目を開け、唇に触れた先を見ると
    「…マオ!」
    「お前ら、簡単にあゆに触れられると思うなよ?」

    きゅん

    6

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  9. 今日もまた私はすし詰めになりながら電車に乗って登校していた。次々と人が乗って来て扉に押し付けられる。息をするのも辛い状態でいると、スカートに何か違和感を覚えた。耳元からハアハアとおぞましい吐息が聞こえる。その手を振り払おうとするも、元から胸の前にあった私の手は下に下ろすこともままならない。
    ───助けて…
    声もでない私は祈るのが精一杯だった。

    「おじさん?その子、俺の彼女なんだけど」
    ふと近くで男の声が聞こえ、スカートの違和感が消える。
    駅につき、私は人混みに押し流され犯人が分からぬまま、目の前にイケメン二人が現れたことに気付く。
    「ごめんね変な嘘ついちゃって。大丈夫?」
    一人が私に聞き、勝手に首が縦に動く。するともう一方が
    「怖かったよな。君、可愛いから…。次会ったら絶対捕まえるからな。安心しろ。俺らが必ず守るから」
    そう言って名前も分からぬ君達は私の頭に優しく触れ、ポンポンと叩いた。

    きゅん

    15

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  10. 「あー美羽またサボり〜」
    堂々と部活をサボって帰ろうとした私の背後から声をかけてきたのは幼馴染の琉架。
    「なによ。悪い?」
    「お前、最近部活来なさすぎだろ」

    そんな事わかってる。でも…
    「メンバーと合わないんだもん。しょうがないでしょ」

    どうしたって私がいつも余り物で、大して上手くもない私は皆と同等に扱われることなんて殆ど無かった。だから私は行くことをやめたんだ。

    「そう言ってるけどさ〜別に皆美羽の事嫌ってねーよ?」
    「嫌われてるとかそういうんじゃないの」

    居心地が悪い。単にそれだけ。私には合わないんだよ。

    ん〜。と頭を抱える琉架
    「美羽がサボるなら俺もサボろっと」
    「は?琉架は行きなよ。上手いんだし」
    「だって、どーせ美羽来ねーし」
    それはそうだけど…
    「もー、本当わかってねーなぁ」
    「いや、分かんないよ」

    「少しでも美羽と一緒にいたいんだよ」
    え?
    「お前が好きってこと!」

    きゅん

    5

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  11. 「先輩〜また外周5周も走るんすか〜?」
    「そうよ〜?」
    「先輩が部長になってから厳しすぎますよ〜俺らしんどいっすー」
    「ん〜じゃあ負ければいいんじゃない?勝たなくてもいいからそんなこと言えるんでしょ?」
    「なっ…」
    この人はいつも思い通りにならない
    「私は勝ちたいからやるの。別に負けたいならやらなくていいよ?そこで休んでて」
    違う。俺が言いたいのはそうじゃない
    「せ、先輩!」
    「なによ、休んでていいって」
    「足の怪我!無理しないで下さいよ!」
    「なんで知って…」
    そんなの…決まってるっしょ
    誰よりも貴方の事見てんだから
    「とにかく、先輩こそ休んでて下さい!」
    「バカ!大会が近いのに私だけ休んでられないでしょ!?」
    「俺は!先輩が『勝ち』の為だけに自分の体を気遣わないのがムカつくんすよ!」
    ひょいっ
    「なっ!?」
    「保健室行きますよ!俺は先輩の事が心配で心配で…好きで…仕方ないんっすから!」

    きゅん

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  12. 「六花〜最近彼氏とどうなのよ〜?」
    学校の帰り道、友達の桜が言った
    「え…別に!変わりないよ〜」
    …本当は嘘
    別の高校に行って約2ヶ月
    デートは疎か連絡すら取っていない

    もしかしたら、既に向こうには、他に好きな人がいるかもしれない

    桜と別れた後、嫌な事ばかり考えていた

    ヴーヴーヴー
    電話だ
    「もしもし?」
    『あ、六花?俺!春!久しぶりだな!元気にしてたか?』
    「春…私が元気にしてたと思う…?」
    ちょっと嫌な風に言ってしまった
    『え、元気ないのか?』
    「違うけど、春から連絡なくて凄く寂しかった。もう自然消滅したのかと思った」
    『…そっか、寂しい思いさせてたんだな。ごめん』

    謝って欲しいんじゃない…

    パラパラ…
    「あ…」
    『どうした?』
    「雨が…」
    『入るか?』
    「…何言ってんの」
    『後ろ』
    え…
    振り返ると傘を持った彼がいた
    「お前に会いに来た。会いたかった。六花の事が好きだから」

    きゅん

    9

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  13. ただただ、実話。

    読んでる人が驚くような、悲しいお話。
    辛い、部活の実話。

    ノンフィクションにて5位☆

    ありがとうございます(❁´ω`❁)

    きゅん

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  14. 中学の時、部長やってたけど

    超弱小チームだったから、高校入って入部したら

    ボロボロになってるアイツ

    バカじゃねーの?

    あんだけ『バドミントンが好きだから、絶対入る!!』って言ってたくせに

    毎晩毎晩、泣いてんじゃねーよ。

    先輩に毎日怒られる?

    先生に言えよ。

    友達、あんま仲良くなれない?奇数?

    じゃあ自分から突っかかってけ。

    部活行きたくない?

    じゃあ行くな。



    毎日、俺のとこ来いよ。

    もう泣くなよ。

    俺は絶対に泣かせないから。

    俺は絶対悲しませないから。





    冷たい言葉しか口に出せねーけど…



    俺は絶対

    お前を支え続けるから。

    きゅん

    1

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  15. 【実話】

    私は、この話を親に読ませた。

    普段、能天気に笑って馬鹿な事を言ってる私が

    本当はどんな事を考えているのか。

    これを読んで貰って、伝えたかった。

    どんな反応をするのだろうか。

    また、『何言ってんのw』って言われるのだろうか。


    ……夜。

    母から、らいんが来た。

    『話、読んだよ。

    そこまで悩んでたなんて、気付かずゴメンね。

    お母さんの中ではノアは凄く能天気な子だと思ってたけど、

    そうでもなかったんだね。

    なんか…息するのがしんどいと言うか、

    辛い気持ちが伝わってきてズーンってなった。』

    ……伝わったんだ。

    私のホントの気持ち。

    やっぱり能天気って思われてるんだね。

    こんな事を考えてるって事、

    隠してたわけじゃないよ。

    ただ、体が勝手に

    馬鹿な笑顔を作ってたんだ。

    きゅん

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  16. 毎晩毎晩、涙は止まらなくて

    もう涙なんて枯れたでしょ?って思うのに

    一向に頬を伝う水は止まらない。

    君に電話をしたら、私はどうなってしまうのだろうか。

    酷い声で、何を言ってしまうのかわからない。

    きっと君なら、私が何を言おうと受け入れてくれるでしょう。

    ただ私の頬を伝う水を、あなたの声で拭いてくれるでしょう。

    辛いよ。
    苦しいよ。
    受け止めてよ。
    私の涙を全部吹き飛ばしてよ。
























































































    遥か彼方
    天国に行ってしまったキミへ

    きゅん

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  17. 「夢花どの!!」

    げ……また来たあのヘンテコ王子…

    「夢花どの!もう新学期になってしまいましたぞ!春休みは会うという約束はどうなさったのですか!」

    「あー、ごめんごめん、もう2年になったし、部活も中心になるし、会えないわ」

    「そっ…そんな!!我らはお爺様達に決められた許婚どうしですぞ!?」

    ざわっっ!

    ちょ!最低!何なの、こんな皆がいる前で!!

    「部活部活って…そんなに部活が大事なのですか!私は今すぐにでも国に連れて帰りたいのに!」

    うっ…
    部活が好きと言えば嘘になる。

    「だ、だって…」

    「私は…夢花に会いたくて会いたくて…待ちきれませんでした…。貴方に一刻も早く会いたくて…」

    きゅるるん…って
    そんな子犬みたいに上目遣いで見られたら何も言えないじゃないのっ//////

    桜が舞い散る中、黄色い声が私達の周りを囲んでいた

    きゅん

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  18. 「バドミントン部でーす!よろしくお願いしま〜す!」
    「美由、めっちゃ必死で部員募集するじゃん」
    「あったり前でしょ!?高校に入ったら運動部に入る人減るんだから!健斗ももっと声だしてよー!」
    「ふーん、まぁ可愛い後輩が入ってくんのが楽しみだな〜」
    「……何変な目で周り見てんのよ」

    こいつ…女子しか見てないんだから…
    私の気も知らないで…

    「美由見ろよあの子!外国人!めっちゃ可愛い〜」
    「あーあーそうですかー」

    なんなのよ…本当に…

    「…あ〜みてよー健斗ー、あの人健斗より背高くて凄くカッコイー…」

    グイッ!

    え…?
    「……他の男なんか見んなよ…」
    「…は?」
    やめてやめて近いって!!
    「美由、背高いのが好きなのか?」
    「え…ま…そりゃね」
    「じゃあ背…高くなるからさ…俺だけ見ててくれよ…」
    「え…」
    「美由が好きだから」

    嘘……

    真っ赤になる私を見て
    健斗はそっと額にキスをした

    きゅん

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  19. 「バドミントン部でーす!よろしくお願いしま〜す!」
    「あれ?悠くん?」
    「お!那津じゃん!うちの高校受かったんだ!」
    「はい!何してるんですか?」
    「見ての通り勧誘だよ。あ!そうだ那津!バド部入れよ〜!」
    「ええっ!?嫌ですよ!私、運動嫌いですし!」
    「亜樹の妹だろ〜?大丈夫だって〜」
    「えぇ…」
    「んん〜…じゃあ、那津が入ったら俺が付きっきりで教えたる!」
    「え〜…」
    「ん〜〜じゃあ、那津が入ったら…デートしたげる!」
    「え〜…」
    「……どうしても入らない…?」
    「えぇ…っと…」
    「……俺…那津がいたら今の100倍、部活頑張れるんだけどなぁ」
    「…そんなに入ってほしいんですか?」

    「……だって。好きな人と一緒に部活したいじゃん?」

    「……え?」

    …私、サラッと告白された感じ?

    「付きっきりで教えるしデートもするから入って欲しいな…」


    「……プラス付き合ってくれたら入りますっ」

    きゅん

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  20. ……君には、何か辛いことは無い?

    僕にはあるよ

    辛くて苦しくてどうしようもない気持ち…

    逃げたいのに

    避けたいのに

    〝こわい〟

    って気持ちが先に出てくるんだ

    〝誰か助けて!!〟


    ………そんな気持ちを持っている君に読んで欲しい


    きっと共感できるから


    少しでも僕が支えてあげたいから


    これは………



    ノンフィクションのお話だから……

    きゅん

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  21. 「一年!校舎十周走ってこい!」
    「「はいっ!!」」

    校舎裏に差し掛かった時…

    「あー!武琉サボってる〜!」
    「柚葉ぁ…校舎裏くらいゆっくり走らせてくれよぉ」
    「は〜?皆頑張ってんのにー!」
    「うるせぇなー。
    ……柚葉なんか嫌いだっ!!」
    「何それ!?意味わかんないし!こっちだって嫌いだもん!もう、行くよ!!」

    すると私の肩を引いて振り向かされた
    「えっ…」

    気がついた時には武琉に抱きしめられていたのだ

    「エイプリルフールって、嘘つけるの午前中だけなんだろ…さっきの…全部嘘だから…」

    「え…」

    「もう12時になったから…ごめん、抱きしめたりして…本気で嫌われたんじゃないかと思って…
    嫌いなんて嘘だから…柚葉の事、大好きだから。」

    ……まってよ…武琉
    私こんなに汗臭いのに…
    もうすぐ皆1周終えて戻ってくるのに…


    もう少しだけ抱きしめて欲しいって思うのはいけないことですか…?

    きゅん

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