ようこそゲストさん
夜の撮影の休憩中に、突然、停電になってしまった。
暗いのがダメな私が、泣きそうになっていると、
涼太君が頭をぽんぽんと撫でながら、
「安心しろ。俺がついてる。大丈夫、大丈夫だから。」
だいぶ落ち着いて顔を上げると、私の目が慣れたのか
涼太君の顔が赤くなっているように見えた。
涼太君が赤くなっているのを見て思わず私もドキドキしてしまった。
これまでのデビュー作家
ようこそゲストさん
夜の撮影の休憩中に、突然、停電になってしまった。
暗いのがダメな私が、泣きそうになっていると、
涼太君が頭をぽんぽんと撫でながら、
「安心しろ。俺がついてる。大丈夫、大丈夫だから。」
だいぶ落ち着いて顔を上げると、私の目が慣れたのか
涼太君の顔が赤くなっているように見えた。
涼太君が赤くなっているのを見て思わず私もドキドキしてしまった。
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「課題終わったか、髙島」
「あと少しです」
と言うと先生は髙島の前の席に座った
「何でやってこなかった?」
「…今日はバレンタインですね」
ペンを走らせながら言う
「あぁ。そうだな?」
「何個貰いました?」
「ゼロ」
「断ったんですか?」
「そりゃそうだろ。彼女いるし」
思わず髙島は顔がほころぶ
「それ俺の?」
机の横にさげておいた袋
「そうです、これ作ってたんです」
髙島は控えめに言う
「朝からいつ作れるのかなーて思ってた」
「課題やってる人の目の前で食べるんですか」
「ん。美味しい」
「ちょっと、話聞いてまっ…んッッ」
「こうした方が甘い」
「ここ学校…」
「つぐみが可愛いのが悪い」
「もう、そういう時の名前呼びは反則です」
「ん?これ…」
「今日誕生日でしょ」
「覚えてたんだ、ありがとな。つぐみ」
先生はもう一度キスをしようとしたが
つぐみはそれを制して
「ここ学校ですよ」
と笑った
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私には好きな人がいる
1つ上の昴(スバル)先輩
私、紫凜空(シリア)が初めて話したのは文化祭
友達の澄海と幼なじみらしい
それからメッセで話し始めて、今では遊びに行く仲になった
昴先輩はモテるのに、なんで私なんかと遊んでくれるのか不思議だったけど
今日はバレンタイン
私は何故か先輩といる
「ねぇ、紫凜空」
「なんですか」
「紫凜空は本命あげた?」
「あげたくてもあげれないです」
「どうして?」
「私なんかじゃ不釣り合いだから」
「紫凜空は可愛いよ。勇気出してみな」
「じゃあ頑張る」
どうか驚かないで
「私は昴先輩が好きだよ。初めて会った時から」
「それほんと?」
「ほんと」
「紫凜空、俺も好き」
「嬉しいです」
「これからは遠慮しないから
その可愛い顔も全部俺だけに見せて。
チョコなんて要らないよ?
紫凜空だけで十分だから」
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最高
初めまして!失礼します!
本当に伝えたい事いっぱーいあるんですけど上手く伝えれないけれどこれだけは言って起きたいです!こんな素敵な作品を作ってくださって本当に本当にありがとうございます!凄く私好みですぐ読んじゃいました!これから応援させて頂きます!
ズアン
(2019/02/12/13:52)