好きだからキスして何が悪い? (葉月りゅう/著)レビュー

★★★★★

ネタバレ

恋する権利は平等!

妄想大好き、本が友達、お洒落にも疎いナノは、“メガネクラ”なんて呼ばれても言い返せない、本物の地味子。

こんな自分が恋なんて――と最初から諦めモードの彼女の世界が、一人の男の子によって180度変えられてしまうその過程が、楽しく軽快に、そしてドキドキたっぷりに描かれています。

一見ナノと同じく地味に見えるヒーロー如月くんには秘密があって、それがまた物語の魅力につながっていました。

自分や相手の見た目、周囲の反応を気にしがちな思春期の恋愛ですが、自分が自分に胸を張れればいい。

恋をする権利は、誰にだって平等にあるんだよ、と教えてくれるような作品。

爽やかで、ドキドキの青春をどうぞ♪

来海シスコ
(2015/11/14/21:06)