ケータイ小説 野いちご

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    • 先生
    • 祭り
    • 切ない【お題】

    地元から少し離れた夏祭り
    新調した浴衣に、少しオトナになった私を見て欲しかった。
    強請って、強請って、強請りまくって、遂に了承を得た。

    みんなが大好きな先生を独り占めする罪悪感と、緊張。
    それから、
    嫌でも感じてしまう青春の終わり。

    「先生!すみません、お待たせしました」
    人混みの中に先生の姿を見つけ、そこに駆け寄る。
    いつもの紺色のTシャツ。
    何枚持ってるんだと思うほどに毎日着ているそれ。
    「…待ってない」
    先生の目の前で、一つ息を整える。
    「先生、浴衣どうですか?」
    先生の眉間にシワが寄った。
    「精一杯、作ったな。
    背伸びしてる感が満載だ」
    え、と固まる私に、先生が吹き出した。
    「はいはい、似合ってる似合ってる」
    「本当ですか?」
    「あぁ」
    優しくなった表情に、
    思わず頬が緩んでしまう。

    先生のいる、最後の夏。
    終わらせないために、貴方のために
    音を紡ぐから、

    いかないで

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    • 切ない【お題】

    「俺たち、別れよう」

    突然の言葉。しかも、メッセージで。

    彼に本音で話せたことなんて一度もない。いつも顔色を伺って、ニコニコ、優しい私でいなきゃと最大級に気を張っていた。

    だけど好きだったんだ。理屈なんてなくて。10個の嫌いなところよりも、たった1つの好きが私の心を独占するくらいには。

    まだ理解できてない頭で、幼なじみの冬馬に電話する。

    「もしもし?彼氏にさ、別れようって言われちゃった…はは。」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    幼なじみの優から急に電話がきた。彼氏と別れたって。

    「でも、気が楽になっていいかも。あはは」

    なんて、ばればれの強がり。優はめったに弱音を吐かないし、ましてや泣くなんてない。例え相手が14年もの付き合いの俺でも。

    それがどうしようもなくもどかしい。

    「俺じゃ、だめ?」

    なんて、言える勇気もないのに。

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    • 憧れの先輩
    • 切ない【お題】

    「…先輩、卒業おめでとうございます」
    あぁ、だめだ。
    先輩のおめでたい日なのに、声がどうしても暗くなってしまう。
    だって、悲しいんだもん。
    先輩は学校でひとりぼっちだった私を、先輩1人だけだった文芸部に誘ってくれた。
    私と先輩、2人だけの時間がとても楽しかった。
    …でも、また私は1人になっちゃうんだね。
    「そんな悲しい顔すんなよ。大丈夫だって。狭山はもう1人じゃない。俺がいなくても1人じゃない。それに後輩だって来るだろ?大丈夫だって」
    先輩、なんでそんなこと言うんですか。
    私には先輩がいてくれないと、嫌です。
    「泣くなよ。狭山」
    ぽんぽんと優しく頭をなでる。
    先輩…っ。
    「なんでこんな日に優しいこと言うんですか。いつもみたいに意地悪言ってくださいよ」
    だって、そうしてくれないと…。
    先輩、私は初恋を隠したまま、先輩を送り出さなきゃいけないじゃないですか。

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