黒い羽根 (桐谷 ルイ/著)レビュー

★★★★★

ネタバレ

好意、悪意

言葉とは何か

人は人の心が見れない

好意、悪意、何もかも

だからこそ、私たちは普通に生きていられるのだろう

悪意も好意に変えられる私たち

しかして、この作品の主人公は人の深層をかいま見る

見えない私たちだって、分かっている筈だ

『人』は綺麗じゃないと、それが見える彼にとってこの世界はどんなに『醜く』見えたことか


だというのに、彼は知った

世界の美しさ
汚れとは、美しさがあって初めて成るものだ

それを伝えた一人の悪魔
知り得た彼も、尊敬する

彼ら――もとい、桐谷さんは、読み手に語ってくれました


人間は優しい生き物なんだよ、と

ぜひご覧下さい

空波 刻羅
(2008/09/18/13:51)