花ちゃんは今日も頼くんの言いなり (∞yumi*/著)レビュー

★★★★★

ネタバレ

余裕なんて、どこにも。


“協力してやる” その一言から始まった。
「楽しそうだろ?」
意地悪く笑うきみは、好きな人の───弟。


.


「花」
頼くんがその名前を呼ぶ度にドキドキしました。年下なのに大人びてるところ、大人びてるのにときどき嫉妬心をむき出しにするところ。あざとい、上から目線、イジワル。最高に愛しくて、最高に(ずるい……!)
ぜんぶ、花ちゃんにだけだから。

“可愛い” じゃない。 “弟”でもない。本当にほしい言葉や伝えたい気持ちは誰だって後ろ手に隠してしまうもの。
そのもどかしさを経たあとの、反則級にずるい頼くんのラストシーンをぜひ見届けてほしいです。

柊乃
(2019/12/03/01:15)