生け贄、独り｡のレビュー一覧
5.0
ドキドキしてハラハラして 思わず涙までこぼれて 心に残る作品でした(>_<)! 私も同じ15歳なので いろいろと考えさせられました** 素晴らしい作品を ありがとうございます。
惨劇は繰り返される――。 とある村では15歳の少年少女に、残酷で過酷な試練が与えられる。 生け贄として一人選ぶか、みんなで死ぬか。 究極の選択を迫られた時、彼らが起こす言動とは……。 多重視点で進んでいくストーリーですが、違和感なく話に溶け込み指が止まりませんでした。 リアルな15歳のキモチと悩み。 究極の一作です。 ホラー苦手な方でも読みやすい作品となっていますので、ぜひお試し下さい!!
15歳じゃなくても、きっと誰の心にも潜んでいそうな思いの数々。 でも15歳だからこそ、その思いはいろんな意味で真っすぐであり、未熟でもあるのかもしれない。 同じ人間なんていないけど、誰もが大切な何かを抱えてるから、きっとそれぞれが共感し、一緒に歩いていけるんじゃないかと思います。 と、ここまでは青春ですけど このお話がホラーであることをお忘れなく。 ひとつの映画を見終えた満足感は十分にあります！
ストーリーに酔いしれるのも良し キャラに萌えるのも良し 楽しみ方はアナタ次第 でも、ラスト付近のクライマックスでは悶えること間違いなし 真のホラーがここにある
生け贄…１５歳。 それぞれの多角的な視点から展開されていく物語は読んでいて飽きがきません。 それぞれの登場人物による心理描写が絶妙で思わず自分の１５歳の頃と照らし合わせてしまいます。 そしてラストに待ち受ける衝撃。 ぜひ一読を！
なんて斬新な！ これが最初の印象で。 ただのリレー小説と思うなかれ、これはとんでもないぞ！！ それがあたしの指に拍車をかけた理由。 それぞれの想いが色をなして未来へと繋がってゆく。 彼らの想いは読み進んでいっても消えることなく、まるで卒業アルバムを連想させた。 本当に実在するんじゃないかと思うほどに彼らはリアルで。 自分とダブる、そう感じる人も少なくないだろう。 多様なキャラの書き分けだけでも見応え十分なうえにこのストーリィ。 読者の期待を裏切るわけがない超傑作であり。 そして。 読者の予想は見事に裏切られる、そんな作者の深みに脱帽するわけで。 とにもかくにも、 面白い！！！！！
とある村で、密かに行われていた儀式。 現在も未来も輝かしい１５歳の少年少女の中から――――生け贄、独り。 誰が犠牲になるのか。 誰を犠牲にするのか。 極限の精神状態の中で、もがき苦しみ、必死に答えを見出そうとする１５人。 最後に彼等の目の前に見えるのは、希望の光か、それとも… 登場人物の誰もに共感する部分があり、物語にのめり込んで読む事が出来ます。 心理描写が秀逸で、胸が苦しくなったり切なくなったり。 ミステリー要素や青春要素も含まれているので、年齢問わずお楽しみ頂ける作品です。 是非どうぞ。
この村には昔から決まりがある。 なぜ、こんな決まりがあるのか。 そして……生け贄は誰になる――？ 青春ホラーという勝手なジャンルを作ってしまった私。 でも、本当にこの作品にピッタリなジャンルだと思うのです。 ただ怖いだけでなく、切なさと暖かさも詰め込められていて、誰もが共感する内容ではないのかと。 読まなきゃ分からないことがたくさん。 だから、お願い、読んで！
15歳。 その村では、選らばなければならない。 一人が犠牲になるか、皆で死を選ぶか。 多視点で次々と展開される、15歳の少年少女の感情。 ブレることなく読めるのは、そのどれもに共感する部分があるから。 あなたは誰と一番同調しますか？ ぜひご一読を。