―もっと、刺激的な恋を。―

莉世ちゃんのツンデレがまず最高。
そして蒼井くんの「No Rain No Rainbow」ということわざ。
このことわざがすごい心に残りました。
No Rain No Rainbowとは”雨が降らなければ、虹はできない”
つまりつらいことや、苦しいこと(雨)があっても、それを乗り越えればいいことが待っている(虹ができる)ということ。
今、なにか悩んでいることがあって辛い人にはぜひ読んでみてほしいな、と思います。

プレイボーイな蒼井くんが、ツンデレでなかなか素直になれない莉世ちゃんに、一生懸命口説く姿がすごく一途でした！！
蒼井くんは一途に思っているのに、その気持ちがなかなか莉世ちゃんに伝わらなくて、すごくじれったい気持ちになります。
途中でさまざまな問題や、ライバルも現れ「いつ2人は付き合うの⁉︎」と思いました…。
けれども、2人はその壁を乗り越えて強くなります。
そんな2人の姿に、心を打たれ感動しました。

そして、このタイトルにもある「No Rain No Rainbow」と言うハワイのことわざ。
作中で蒼井くんが言った言葉でもあり
作者、干支六夏の大切な言葉でもあり、この作品全体でもあります！
作品をよく注意して読んでみてください。「No Rain ~」の言葉が表されています。

この作品はとても魅力的で、心に響くものです。
沢山悩んでいる時に読むと、心が少しでも軽くなると思います！

とっても感動しました。りかちゃんの手紙では涙が出てきました。久々にこんな小説に出会えました。ありがとうございます。