青蒼の夜半に、闇色の鳥をのレビュー一覧

平均評価星数 ★★★★ 4.3
★★★
2009/07/22 09:00
投稿者: MUSEUM さん
ネタバレ
もったいない!

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★★★★
2009/03/23 00:01
投稿者: 七七四 さん
青蒼の夜半に、闇色の鳥を

王の死から、様々な人間関係が見えてくる異世界のおはなし。皆、真実を求めるコトで、生きること、死ぬこと、双方に向き合える。そんな作品です。 内容は、細かい設定や符線の巡らせ方、そして世界観。ファンタジが四次元で見えそうな程、整理されており、次々に新しい事実が読み手を楽しませてくれます。余程のコトがない限り、ラストがわかりません。 文章はムツカシイ言葉が多いので、それなりに気合いがいります。題名からして、年齢層が限定される作品です。もし、より多くの方に読んで頂きたいなら、振り仮名をつけるべきです。 自分は漢字の意味まで知りながら読みたい派閥なので、辞書片手に読ませて頂きました。だからかもしれませんが、結末が分かってしまい面白さ半減(泣!! これから読む方、余計なコトをせず、素直におはなしの世界を堪能してください。

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★★★★★
2008/12/21 15:29
投稿者: もちょこ さん
青蒼の夜半に、闇色の鳥を

もどかしいほどに通じあわない、簡単に壊れてしまいそうなみんなの心、、 ゆっくりと引き込まれていくストーリーに、それを壊さない終わり方はとても気持ちよかったです、 ぜひみなさん読んでみてください、

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★★★★★
2008/08/06 23:54
投稿者: 桐谷 ルイ さん
灰色に魅せられて

一人の王の死 それをきっかけに生まれる出会い。ひとりの少女が抱いた疑念は、思いもよらぬ様々な真実を晒しだす。 登場人物達の思いはどこかぼかされ霞みがかかったようにも見えるが、あえて隠されたその心情が物語をかたどる確かな基盤となっている。明確でわかりやすい見える感情のみを人はもつわけではなく 実際は皆、迷い、どこか灰色を帯びているものであるもの 真実が明かされていくまでの構成も素晴らしく、独特の言葉まわしがとても印象的 単純そうで複雑、しかし複雑そうでいて、登場人物の心情をはかるならばじつは単純な結末 そんな灰色具合が面白い 書き手としても、読み手としてもとても興味深く刺激ある作品でした

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