感想ノート
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ゆたりうむ 2007/09/18 08:46
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無色透明なる世界
蒼き清浄なる世界
この言葉はそっくりだ。
でも――
意味は全く違う!
世界を色で例えるなら、一色の思想や宗教や考えに染まって欲しくない。
なぜなら、この多種多様な
世界を強引に一色に染め様とするとき人々は殺されていくのだから。
ガンダムがお好きそうなので“SEED”で例えてみました。僕もファーストから逆シャアとSEED&デステが好きです。
正義とは何なのか?
平和とは何なのか?
ガンダムシリーズはいつも考えさせてくれますね。
相野さんの作品のシーンで好きなのは――
空気が無色と再び出会ったところです。
最初は無色だけ軍人、二人は敵国民であっても民間人だったから仲良くできた。
でも空気と羽海が軍人になったら争うしかなかった。
この対比が凄くいいね。
最近世界で問題になっている(特にアフリカ諸国)、少年兵の事を思いました。
あと相野さんの作品は情景描写が凄く巧みで、物語に清々しい印象を残しますね。
僕の小説の方は、会話ばかりなので羨ましく感じました☆★天城みこと 2007/09/16 09:38
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さかたるいさん、感想有り難うございます。
もちろんテーマ作品ではありますが、やはり書く以上は読者様に面白いと感じていただけて、しかしただのエンターテイメント作品には終わらないものにしたいと思って書きました。
なので、面白いと感じていただけて嬉しいです!!
拙い作品から、まさに自分が伝えたかったこと、感じ取っていただけてホッとしています。
伝わらなかったらどうしよう・・・とドキドキしていました。
誰もが、本当に自分の行動を見つめることができていれば・・・きっと悲劇は起きないはずなのに、と思います。
名前、お褒めいただけるとは(><)読みづらくないかと心配していたのですが。
でも、一生懸命考えてつけたので・・・幸せです。
温かいお言葉、感じ取って頂けた思いを、有り難うございました!!ゆたりうむ 2007/09/15 09:51
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お邪魔します。
こんなこと書くのは不謹慎かもしれませんが、素直に面白かった…です。
殺している。
この言葉の意味を、大切な人を亡くして初めてわかった無色。
言葉や、行動を認識していても、それに伴う本当の意味をわかるということの重さ…
ああ、うまくかけませんが、とてもよく伝わりました。
本当の人としての感情をとりもどした彼女、どうか幸せであって欲しいと願わずにいられません。
名前、それぞれの性格や、世界観にとてもあってると思いましたよ^^
素晴らしい作品ありがとうございました。桐谷 ルイ 2007/09/15 08:23
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miaoaoさん、感じ取っていただいた思い、書いて下さって有り難うございます。
戦争で命を奪う「他人」は、本当は「友人」のはずなんですよね。自分の大切な人と同じように、誰かの大切な人なのに。
何を破壊しようとしているのか、戦争では見えなくなってしまう・・・悲しいです。
焦らせてしまってすみません(^^;)
最後の空気も、それが見えなくなってしまいました。
戦争をする人って、実際は決して無色のように特殊な人間ばかりじゃないんですよね。空気のように、ちゃんと「花が見えている」人を、何も見えなくしてしまう。
本来平和を望んでいるはずの何人の人が、世界では命を奪い合っているのか・・・。
空気にはそんな思いを託しました。
今平和な世界にいる自分たち・・・この『peace』を守りたいです。
拙い文から、様々に感じていただいてありがとうございました!ゆたりうむ 2007/09/13 03:49
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渚さん、横文字スミマセン(^^;)
分断された国家は、確かにドイツや朝鮮半島の問題にも触れるつもりで書いてみました。ので、思いを馳せていただけて幸いです。
まかり間違えば、日本もロシアとアメリカによって二つに引き裂かれていたかもしれません。
確かに今、自分たちって平和の中にいますけど、もしかしたらこうなっていたかも・・・という、こことは別の「どこか」を平行世界という形で描いてみました。
ご意見有り難うございます。
そうなんですよね、科学技術って本当はみんなが幸せに暮らすためのもののハズなのに・・・。
楽しく旅行するための乗り物が人殺しのために使われるなんて。
そんな思いから、本作では戦闘機をモチーフにしてみました。ゆたりうむ 2007/09/13 03:15
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妻夫木さん、ガンダムは少年の成長を描いた物語であると共に、視聴者と等身大の少年の視点から見た戦争の中での人間を描いた作品でもありますよね。
戦争をエンターテイメント化した作品シリーズではあるんですが、そんな中で一つあげるならば、(初代シリーズからは完全に別モノの話ですけれど)戦後50年の年に作られた「ガンダムウィング」はある意味最も「平和」へのテーマ性に秀でた作品でした。
完全非武装の理想国家が成立するのか、争いのない世界を願う事は単なる理想論にすぎないのか、など、子供向けアニメの世界にしては比較的きっちりと、「平和と戦争」への考察がなされており、考えさせられる部分がありました。
うーん、自分もガンダム見たくなってきました(^^)ゆたりうむ 2007/09/13 03:03
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こんばんわー☆
パソがスキャナーをどうしても認識してくれなくて、9・11のイラスト取り込めず・・・パソコンの電源入れたり切ったり、設定弄くり倒したりと格闘に疲れて野いちごに戻ってきましたらばっ──!!
うわああ、こんなに読んで下さった人が・・・(>_<)
有り難うございます!
9・11イラストのUPが完了したら、自分も皆さまのところ回らせていただきますねっ♪ゆたりうむ 2007/09/13 02:37
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らんららさん、覗いて下さってありがとうございますっ(*^▽^*)/
ドキドキしていただけて、凄く嬉しいです(><)
そして完結遅くなってすみませんでしたm(_ _)m
いっぱい思いを詰めました!!
既にUPしていた91pまでの部分も、結構手直ししてみました。
何とか納得のいく形にできたかな、と思います。
先程あとがきもUPしましたので、作品の後でも先でもそちらもドーゾ☆ゆたりうむ 2007/09/12 09:30
天城さん、こんな長いお話を読んで下さって有り難うございます(>0<)
少年兵の問題・・・実はこないだテレビの特集を見たばかりでして・・・その影響も入っております。思いを馳せていただけて嬉しいです。
描写は本当に未熟なのですが、お褒め頂けるとは光栄です!!
話が少し逸れますが、昔見たガンダム作品は、おそらくこういったSFの戦争作品を書く時に自分の根底にいつもあるのだろうな、と思っています。
今回の物語では、科学技術と戦争を結びつけて描くにあたり、クローンやテロメアといった用語を出しましたが、これ、考えてみるとSEEDでも出ていましたしね。ただ、SEEDの世界のように遺伝子操作を戦争に用いる程の未来であれば、クローンのテロメア長の問題はおそらくクリアされているだろうとか思いながら見てましたが・・・。
話が逸れて申し訳ありません(^^;)
二人の再会のシーン、気に入ってくださって有り難うございます。
本当なら友達同士、仲良くできるはずの人たちが、敵味方に分かれて命を奪い合う。こんな悲しいことが、今も現実に繰り返されています。
この悲しさを少しでも描きたいと思って書きました。
感想、有り難うございました。