『違う!!』


あれから2時間。
私は何故か変に気合が空回りしてた。


『たがら!ここは!!』


そう言って何度も同じ素振りを繰り返す


桜蘭下っ端「はい!」


冬真「翔…あいつ、いつもあぁなのか?」


翔「いや、今回は少しピリピリしてる。」


だよね。私もそう思う…
でもなんでか止められないんだ。


哮「仕方ない事だ。大詰めにもなれば総長は皆を守るというプレッシャーと戦う。
だから結構強く当たるが、それが戦いではとても役に立つ」


………そうかもしれない。
でも、流石にやらさせすぎたかも


『…ごめんな、少し強すぎた。
一旦休憩しよう』


下っ端はすぐに床に座った。
息が荒くなってた


少し、頭を冷やそう。