あ。ウロウロしてたら、いつの間にか屋上に着いちゃった…
まぁ。いっか…
ガチャ
………………。
屋上のドアを開けたら…
櫂人がいた……
うわー。気まずっ…!!
仕方ない。
場所を変えるか…
「…菜々か…?」
ん?話しかけられた?
『そうだけど?』
「あのさ…」
『何?あ。そういえば、櫂人って女嫌いだよね?じゃあ、私違う所にいくよ』
「あぁ…女嫌いだ…でも…菜々は大丈夫な気がする…よかったら…俺の女嫌いの…理由を…聞いてくれないか…?」
え…?女嫌いの理由を…?
『わかった』
「サンキュー…」
私に話して、女嫌いがちょっと直ればいい。
だから、私は話しを聞くことにした。
でも…
櫂人の女嫌いの理由は…
最悪だった…
聞いてる内に…
怒りを覚えてしまった…
私は、櫂人にちょっとずつでいいから…
女嫌いを直してほしい…