響君に今日一日不安にさせたかと思うと切なかった。

夕食後、響君がお風呂に入ってる時、お父さんが『柚、週末とか気にせず、一緒にいたい時は泊めていいだからな』って言ってくれた。

お父さんも、私が元気じゃないのや、響君の様子で感じてたかもしれない。

部屋に戻って2人になって、響君の気持ちを知った。

そのまま久しぶりに抱かれ、不安も消えた。

行為後『お父さんがね』って話すと、『ありがとう』と言った。

狭いベットに2人で寝て、翌日の朝食やお弁当を用意した。

お父さんを送り出して、学校に向かう中『今日、店長に伝えるね』と言った。

「あぁ、いいのか?」

「うん」

学校に行って教室に入ると、『兄貴と話せたか?親父も心配してた』という。

「うん、それで、コンビ二は辞めるって言ったんだ」

「そうなのか・・・柚ちゃん」