柚が学校の間は、仕事の引継ぎにブライダルにいる。

「永遠兄も雷さんも、どんなデートした?」

「ん?響君、急にどうした?」

「柚も春休みになったら、デートしようって思って」

『『プッ』』と噴き出す2人。

俺、変な事言ったか・・・。

「おいおい、響、春休みにならなくても、学校帰りに出来るだろう?」

「うーん。平日は、夕方からコンビニのバイトあるし、お父さんの夕食を作って時間が終わってしまうんで」

「そうだったな。」

働くまでは、お父さんと夕食を食べていた。

働くようになってからは、朝ごはんと弁当を柚が作っている。

・・・俺の弁当も・・・。