急に響が訊ねて来て、バイトしたいって。

しかも、大事な女が出来たと・・・。

まだ、響の片思いらしかった。

あいつが帰ってから、竜兄と――――

「しかし、驚いたよな」

「だな。響は当分ないと思っていたからな」

「あぁ、どんな子なんだろうな」

会社帰りに、あかりと姉貴を迎えに行く為、ブライダルにそれぞれ向かった。

ブライダルの事務所で、永遠兄に告げた。

「永遠兄、話があるんだけど?」

「ん?なんだ・・・斗真、竜」

響が、アルバイトしたいと来たから、永遠兄のとこに行けと伝えた。