まさか、柚のお父さんが、十也さんがいた時のメンバーだったとは・・・。

詳しくはわからなかったが、妹さんの習い事に、そんなことがあったとは・・・。

親父さんが養育費を毎月入れてて、じゃあ、何故、柚にまで催促するんだ?

柚は遊ぶともせず、バイトばかりで・・・

楽しみだってねぇのに・・・。

イライラしてしまい、強めに言ってしまい、罪悪感があった。

「娘と付き合ったばかりには、見えないな」

「そうだろ?こいつの家系は、こんな感じだがな・・・。

そしてこいつは、斗輝の性格にそっくりだぞ・・・昴」

俺と柚は出来上がった夕食をテーブルに並べた。