その日上の空の状態のまま放課後を迎えた。

萌佳のメールの事も十也さんに確かめた。

「十也さん、萌佳を連れて来てくれるのですか?
それに11代目が護衛してくれるって…」

「あぁ。ハルとナオも協力してくれるからな。
まぁ、会食だけだが…送り迎えをする。」

「ありがとうございます。」

「お前はお前のやるべきことをしろ。
萌佳は俺らに任せておけ!」

「はい。」

本当だった。

俺は言われた通りにしよう。

昼休みに決めたこと。