恵奈がいつも――。

俺を見ていることに・・・・・・。


俺は気がついていた。


うぬぼれじゃないって、気がついたのは俺と目が合いそうになったら、
あからさまにそらすってことだ。


面白いんだぜ?


気づかないように、俺が見てたら、
嬉しそうに笑ってんだ。


その微笑み


誰にもみせたくねぇのに・・・・・・


けど実は、みんな
見てんだよな


俺もそうだし……。

目立たないように、本人はしているつもりだろうけど・・・・・・

実は、みんな、一目置いてんだ。


恵奈の清楚な感じがたまんない。


実は、もててんだよ。


誰も、言わないのは、ライバルを増やさないためだ。


俺だけじゃないって感じるし・・・・・・


あの凛とした雰囲気が、たまんねえ!



ずっと、俺の視界には・・・・・・

恵奈が入っていた。

話してみてぇなぁって・・・・・・


思いながらさ。


まさか、その時が別れの時なんて・・・・・・

最悪だよな?


けど、俺はあきらめねぇよ?




【ピンク】は、恵奈。


【水色】は、俺・・・・・・




二人はいつも、一緒だ

・・・・・・ってこと。


俺。


いつか・・・・・・


絶対、恵奈をむかえにいく。



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