行くあてもなくフラフラと歩いて辿り着いたのは、小さな公園だった。
子供はひとりもいない。
わたしは近くにあるベンチに座った。
誰もいない。
誰にも見られていない。
誰の目も気にしなくていい。
そう思ったら、ずっと我慢してた涙が瞳から溢れた。
どんどん溢れてきて止まらない。
何も言えない自分がすごく情けない。
「やりたいようにやらせてる」なんて、ホントは強がり。
ただ、怖くて反抗できないだけ。
結局、わたしは弱いんだ。
そう気がついて、余計に涙が溢れてくる。
しばらく泣き続けて少し落ち着きかけた時。
「……どうしたの?」
突然、女の子の声が聞こえた。
顔を上げると、目の前に同い年くらいの可愛い女の子が立っていた。
でも、髪の色が中学生にしてはかなり派手な色をしてる。
もしかして、不良少女?
「………」



