「ブルーアコヤ?」
貝を手に持っているため動けない大和の代わりに、七海がスマートフォンで検索をする。
「養殖の過程で偶然にしか作られない奇跡の色とも呼ばれており、その美しい輝きと希少性の高さから真珠愛好家からも注目されています、だそうです」
「奇跡の色か」
スマートフォンを見ながら、二人で会話をしていると店長らしき男性が飛び出してくる。
すぐに大和の手からアコヤ貝とバターナイフを回収し、店長は柔らかい布でパールを綺麗に拭いた。
「これはウルトラブルーに間違いないですね」
青い干渉色が素晴らしいウルトラブルーは流通量が極めて少なく、限定販売されるほど希少性が高いと店長は熱く語る。
「この透明感、神秘的な色合い、圧倒的な存在感。どれをとっても素晴らしい。とてもいい物を引き当てましたね」
ネックレスにするのがおすすめだと興奮気味の店長に説明された大和は、手を洗いながら「では頼む」と軽く依頼した。
「チェーンはどのタイプに」
「プラチナで」
「かしこまりました」
店長自ら加工し、ケースも準備してくれる。
あっという間に完成したブルーアコヤのネックレスは余計な装飾が一切ないシンプルなデザイン。
流行に左右されることもなく、カジュアルにもフォーマルにもどちらにも使えると店長は説明してくれた。
「パールは女性を守るパワーストーンなので、大切にしまい込んでしまうよりも、たくさん身に着けることをおすすめします」
完成したネックレスを店長から受け取った大和は、では早速と七海の首にネックレスをつける。
鏡を見せてもらった七海は、小振りなのに青く光るパールに目を奪われた。
「きれい」
「白いパールよりも大人っぽく見えるな」
まだ七海には早いかと大和に笑われた七海は、似合うようにがんばりますと素で答えてしまった。
ケースを受け取り、ネックレスはそのまま七海の首に。
今日だけでたくさん贈り物をもらってしまったが、このパールのことは一生忘れられないかもしれない。
「大和さん、ありがとう。一生大事にする」
「引き出しにしまうなよ」
ずっと大事に保管では意味がないぞと言われたが、本当なら一生ガラスケースの中に飾っておきたいくらいだ。
「今日、一生分のお祝いをしてもらっちゃいました」
七海がネックレスにそっと触れながらお礼を言うと、大和は違うと首を横に振った。
「これは過去20年分だ」
「じゃあ、もらいすぎです~!」
誕生日を祝ってくれる人がいるだけで幸せだ。
もう一生、誰からも祝ってもらうことなんてないと諦めていたから余計にそう思うのかもしれない。
「ケーキは当日な」
「ケーキも!?」
「ホールは食べきれないからダメだぞ」
スッと手を握られ、再びいろいろな店を覗きながら散策する。
人生初のアウトレットを満喫した七海は、たくさんの荷物と共に大和が運転する車でマンションに戻った。
自分の部屋に戻った七海は、ネックレスをケースの中へ。
買ってもらった服はクローゼットに。
タオルケットもまだ早いのでクローゼットの下に置いた。
「きれい」
ベッドに腰掛けた七海は、再びネックレスを手に取る。
蛍光灯の光でも青く美しく光るパールに七海は釘付けだった。
貝を手に持っているため動けない大和の代わりに、七海がスマートフォンで検索をする。
「養殖の過程で偶然にしか作られない奇跡の色とも呼ばれており、その美しい輝きと希少性の高さから真珠愛好家からも注目されています、だそうです」
「奇跡の色か」
スマートフォンを見ながら、二人で会話をしていると店長らしき男性が飛び出してくる。
すぐに大和の手からアコヤ貝とバターナイフを回収し、店長は柔らかい布でパールを綺麗に拭いた。
「これはウルトラブルーに間違いないですね」
青い干渉色が素晴らしいウルトラブルーは流通量が極めて少なく、限定販売されるほど希少性が高いと店長は熱く語る。
「この透明感、神秘的な色合い、圧倒的な存在感。どれをとっても素晴らしい。とてもいい物を引き当てましたね」
ネックレスにするのがおすすめだと興奮気味の店長に説明された大和は、手を洗いながら「では頼む」と軽く依頼した。
「チェーンはどのタイプに」
「プラチナで」
「かしこまりました」
店長自ら加工し、ケースも準備してくれる。
あっという間に完成したブルーアコヤのネックレスは余計な装飾が一切ないシンプルなデザイン。
流行に左右されることもなく、カジュアルにもフォーマルにもどちらにも使えると店長は説明してくれた。
「パールは女性を守るパワーストーンなので、大切にしまい込んでしまうよりも、たくさん身に着けることをおすすめします」
完成したネックレスを店長から受け取った大和は、では早速と七海の首にネックレスをつける。
鏡を見せてもらった七海は、小振りなのに青く光るパールに目を奪われた。
「きれい」
「白いパールよりも大人っぽく見えるな」
まだ七海には早いかと大和に笑われた七海は、似合うようにがんばりますと素で答えてしまった。
ケースを受け取り、ネックレスはそのまま七海の首に。
今日だけでたくさん贈り物をもらってしまったが、このパールのことは一生忘れられないかもしれない。
「大和さん、ありがとう。一生大事にする」
「引き出しにしまうなよ」
ずっと大事に保管では意味がないぞと言われたが、本当なら一生ガラスケースの中に飾っておきたいくらいだ。
「今日、一生分のお祝いをしてもらっちゃいました」
七海がネックレスにそっと触れながらお礼を言うと、大和は違うと首を横に振った。
「これは過去20年分だ」
「じゃあ、もらいすぎです~!」
誕生日を祝ってくれる人がいるだけで幸せだ。
もう一生、誰からも祝ってもらうことなんてないと諦めていたから余計にそう思うのかもしれない。
「ケーキは当日な」
「ケーキも!?」
「ホールは食べきれないからダメだぞ」
スッと手を握られ、再びいろいろな店を覗きながら散策する。
人生初のアウトレットを満喫した七海は、たくさんの荷物と共に大和が運転する車でマンションに戻った。
自分の部屋に戻った七海は、ネックレスをケースの中へ。
買ってもらった服はクローゼットに。
タオルケットもまだ早いのでクローゼットの下に置いた。
「きれい」
ベッドに腰掛けた七海は、再びネックレスを手に取る。
蛍光灯の光でも青く美しく光るパールに七海は釘付けだった。



