笑わない、泣きもしない
それが、今の私
感情の温度が壊れてしまったのは、いつからだったっけ
誰かに触れられるたびに、痛いのに
それでも、少しだけ温かいのは、きっと気のせいじゃなくて
昔、私は流れ星に憧れていた
短くて、でも綺麗で、最後には空に溶けるように消えていく――
そんなふうに生きられたら、いいなって
……本当は、生きたくなんてなかったのかもしれない
でも、今は
ただ、この「当たり前」が、どうか終わりませんようにって
束の間の幸せが、続きますようにって
願ってる
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