アルベール王国はアルマの本当の出身地で、彼女は理由は語らなかったが王家に恨みを持っていたようだ。

キルステンはアルマは王族が秘密裏に捨てた子なのではないかと推測していた。

赤子の時に殺されて捨てたはずが、生きていて出生の秘密を知り恨みを持ったという予想だ。

「でも、何故アルマが自分の力でアルベール王国を滅ぼそうとせず、ルスラム帝国に滅ぼさせようとしたのかが理解できないんだ」