※過去に書いた「即身成仏・渡海往生ビデオ」(?)のリメイク・シリーズです。元データを間違って消してしまったので、即興の気分でまたぼちぼち思いつき書いてみましょう。


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ある日、古い山寺の奥の院に赤紫色のオーラが漂いだし、突如として高僧の姿の即身成仏ミイラが扉を開いて現れる。居合わせた僧侶・坊主たちは腰を抜かして脱糞戦慄する。

「た、大師様!」

見事に不朽のミイラ仏となった大昔の伝説的な大師様、落ちくぼんだ目を赤く光らせて、睥睨して凄まじい圧倒的強者のオーラを放っている。

「滅亡! 滅亡! 滅亡!」

数秒後には、何事もなかったかのように、再び奥の院の扉は閉ざされている。

だがそれは末法の奇跡と兆候であった。
かつて、白魔術(良い効果の善玉魔術)と形而上学・倫理学として導入された仏教にも、ついに終わりのときがやって来たらしい。年代を経て堕落や崩壊して、もはや役目を果たせない。今では戒律はあってなきがごときで(怪しげな自称僧侶も多数?)、観光と葬式で宗教ビジネスしているだけ。朝鮮人などが仏教を悪用した邪教カルトと宗教詐欺(オウム真理教や創価学会)が野放しになって、火葬場は中国外資。

日本仏教、ついに有終の華を飾るべきときがやってきたのだ。