最近、何にも興味をもたなかったお姉ちゃんが、恋をした。
相手は、ニャンという男の子。同中で、お姉ちゃんの同級生。そして、あたしの入っている部活、サッカー部に入っている。先パイだけれど、ライバルでもある。ニャンもサッカーが上手で、ライバルチームのリーダーでもある。あたしも、自分のチームのリーダーである。ニャンは見た目と態度から、ちょっと怖がられている。が、実はとても優しい。お姉ちゃんは、ちょっと前の試合で、ニャンに恋してしてしまったらしい。
最初は何ともなかったのだけど、見ているうち、惹かれていったそうだ。お姉ちゃんが恋したのはいいことだし、ニャンもいい人だよ?でもどこか、引っかかるのがあるのはなんなんだろうか?一生懸命考えても、全く分からなかった。そこで、同じチームで友だちの、マイに話してみることにした。練習がおわり、部室で聞いてみた。マイはあたしの手を取り、目を輝かせて言った。
「それ、なるほども恋してるんじゃないの?ニャンくんに。」
「いや、それはないな。」
即答すると、マイは残念そうだった。結局何か分からないまま、家へ帰った。自分の部屋のベットに寝ころがって、また考えてみた。マイの言ったことが急に思い出された。頭をブンブン横にふってつぶやいた。
「まさかあ。ただのライバルよ?」
何度も何度も、
「ただのライバル」
と自分に言いきかせた。
相手は、ニャンという男の子。同中で、お姉ちゃんの同級生。そして、あたしの入っている部活、サッカー部に入っている。先パイだけれど、ライバルでもある。ニャンもサッカーが上手で、ライバルチームのリーダーでもある。あたしも、自分のチームのリーダーである。ニャンは見た目と態度から、ちょっと怖がられている。が、実はとても優しい。お姉ちゃんは、ちょっと前の試合で、ニャンに恋してしてしまったらしい。
最初は何ともなかったのだけど、見ているうち、惹かれていったそうだ。お姉ちゃんが恋したのはいいことだし、ニャンもいい人だよ?でもどこか、引っかかるのがあるのはなんなんだろうか?一生懸命考えても、全く分からなかった。そこで、同じチームで友だちの、マイに話してみることにした。練習がおわり、部室で聞いてみた。マイはあたしの手を取り、目を輝かせて言った。
「それ、なるほども恋してるんじゃないの?ニャンくんに。」
「いや、それはないな。」
即答すると、マイは残念そうだった。結局何か分からないまま、家へ帰った。自分の部屋のベットに寝ころがって、また考えてみた。マイの言ったことが急に思い出された。頭をブンブン横にふってつぶやいた。
「まさかあ。ただのライバルよ?」
何度も何度も、
「ただのライバル」
と自分に言いきかせた。



