やっと家に帰ってきた。もう朝日が少し顔を覗かせている。

本当に今日は疲れたなーと思いつつ着替えて天蓋で眠った。

ー1時間後

おはようございます。

僕が起きると同時に侍女が入ってきた。

彼女の名はマリンだ。ちな、子爵家。

そこらのヒロインみたいな名前だなと思った。

「おはようございます。リーシャお嬢様。」

ちゃんと美少女なんだよなーこれが。

「お着替えを手伝いますね。」

寝巻きを脱がされシルクのワンピースを着て腰にリボンをあしらう。

ついでに髪も結い上げる。

可愛いが、無表情の女の子の完成だ。

「では、食堂に参りましょう。」

と言うことで、食堂に来た。

マリンが重そうな扉お開けて一礼する。

「お入り下さい。」