帰り道、コンビニへ寄って買い物をしていると、遠くから族車の音が聞こえ、
レジに居た私達が入り口の方へ振り返ると、英二と和也が派手な日章カラー(富士山の後ろから太陽が光を放つ塗装)の単車に乗り、コンビニの駐車場に入って来た。
「よう、万引きしてたのか?」
レジで財布を出す私に、英二はデカい声で言った。
「なに、あの単車」
「バブ(CB250T)
さっきまで和也とスプレーでお絵かきしてたから、乾かすついでにコーヒー買いにきた」
「ふうん」
私と真弓は買い物を終えると、外に停めてある英二達の単車の前に座り込んだ。



