お昼休みも、私は屋上にいた。
昨日屋上を出れたことが嘘のように出れなくなった。
『今日も昼休憩ひとりかぁ暇だな』
そんなことを考えていたら

ーキィー

と扉が開く音がした。
びっくりして扉の方を見る。
「え、」
そう言ってしまっただって
「春琉くん、、、?!」
そう。春琉くんがいたから
私がびっくりしていると春琉くんは微笑みながら
「やっぱり屋上にいた」
「え、?」
待ってやっぱりって、、、?
そう思っているのが顔に出ていたらしく春琉くんは
「だって初めて会った時私いつでも屋上にいるからって言ってたじゃん」
「あ、」
そうだ、そんなこと言ってたと思っていた。
そして春琉くんは言葉を続けた。
「それに空が好きって言ってたし放課後とは違う昼の空見てそうだなって思って屋上来たらやっぱり居た」
そう微笑みながら言った。
「す、すごいね、!」
「すごくないよ、優季をみていれば分かるよ」
ードキッー
そう言われまたドキドキしていた。
それを隠すように私は
「ふふっうれしいなぁ!」
笑いながら言った。
春琉くんは少しムスッとしながら
「それほんとに思ってる?」
ムスッとしながらもおかしそうに笑った。
ほんとに思ってるよ。
私をちゃんと見ていてくれることが嬉しかった。
そう心の中で思っていた。
不意に少し視線を下げたら春琉くんがお弁当を持っていることに気づいた。
「春琉くんもお弁当なんだね」
そう言うとはるくんは
「うん、優季は食堂?」
そう聞かれたので私は少し焦りながらも冷静に
「違うよ、お弁当だよ」
そう言うと春琉くんは驚いたような表情をした。
まあ、何も食べてないんだけどね。
そう思っていると
「え、でも、弁当持ってないよね、?」
そう言われた。
た、確かに、!
私は言い訳を考え、
「もう先に食べたよ」
そう言った。
少し不自然かな?と思っていたら
「優季食べるの早いな、やっぱり人は見かけによらないな」
そう笑いながら言われて
「はぁ!!!」
別に食べてないのに!!
そう怒っていたら
「ごめんごめん」
と笑いながら言われた。
まだ私がムスッとしていると
「でも僕いっぱい食べる子好きだよ」
「、、、はぁ?!」
そんなことを不意打ちに言われドキドキしていたが
春琉くんはすぐ笑い出した。
からかわれた!!と思い少し不機嫌になりながらも空を見上げた。
ほんとだ、放課後の空と昼の空全然違う、まあ、そりゃそうか。
今日は青空で雲はひとつも見当たらなかった。
私が空を見上げていると不意にはるくんが
「あ、そうだ、優季」
「どうしたの?」
そう聞いたら
「僕さ、友達できた、!」
そう遠慮がちに言ってきた。
びっくりしながらも
「え!ほんとに!!よかったね!!」
少し寂しかったけど春琉くんに友達が出来てよかったっておもっていると
春琉くんが少し困ったような顔をしているのに気づいた。
私は
「春琉くん、?どうした、?」
そう聞いたら
「あのさ、、、、友達できたけどこれからも仲良くしてくれる、、、?」
そう聞かれた
「、、、え?」
びっくりした、急にそんなことを言われた。
春琉くんは少し寂しそうに話した。
「だって優季、私がいるよって言ってたけど友達が出来なかったらの意味だろ、?僕友達できちゃっから優季離れちゃうのかなって思って、、、」
そう言ってきて
私は驚いたがすぐに笑いだした。
「え、なんで優季笑うの、?」
そう言ってきて
私は微笑み
「だって私春琉くんに友達できても一緒にいるつもりだったのに春琉くんがそんなこと言い出すから。」
そう伝えると春琉くんは
「よ、よかったぁー、、、!」
と安心したように微笑みながら言った。
可愛い勘違いだなと思いながら春琉くんを見ていたら
「僕、優季大切だから離れて行っちゃったらどうしようかと思ったよ」

ードキッー

大切、、、、、、?
本当に私が大切なの??
というか大切って!!え、いやそうゆう意味じゃないよね、
そんなの分かってるけどそう思って少し胸が傷んだが
春琉くんの大切な人にはいっていることだけでも嬉しかった。
春琉くんは嬉しそうに
「今度その友達紹介するね!!」
そう笑顔で言われた
私は、、、私は______
「優季??」
そう不思議そうに私の顔を覗いた。
私はすぐ離れ
「あ、うん!!紹介してね!!」
そう言ってしまった。
無理なのに
ごめん、ごめん、春琉くんごめん。
そう思っていると春琉くんは嬉しそうに
「うん!」
笑顔でそう言った。
私は胸が痛んだがなかったことにし、
この話題はダメだ。
そう思い
「春琉くんって兄妹いるの?」
そう聞いた。
聞いたら少し寂しそうな顔をしながら
「僕一人っ子なんだ、優季は?」
と聞かれた。
そうなんだ一人っ子かそう思いながら答えた。
「私はおと、、お兄ちゃんがいる!!この学校の3年生だよ!」
少し口が滑ってしまったがそう答えた。
春琉くんは興味津々な様で
「お兄さんの名前は?」
そう聞かれた。
「一ノ瀬凪央だよ」
そう答えた。
「凪央先輩か、今度話してみたいな、優季の事も」
そう微笑みながら言われ私は固まってしまった。
どうしようそう思いながらも
「あ、、、、うん、、」
そう曖昧に答えてしまった。
「優季、?」
そう心配そうに聞かれてしまい
微笑みながら誤魔化すように、
「なんでもないよ」
そう言ったその時、

~キーンコーンカーンコーン~

昼休みが終わる合図がした。
正直ほっとしていたら
「あ、もうお昼休み終わりだ!」
と春琉くんが言った。
私は微笑みながら
「また放課後ね!」
そう言ったまた放課後と返ってくるのを待っていたが、
「またほうか、、、あ、ごめん今日友達と遊ぶ約束しちゃった」
、、、え?
そっか、そうだよね、!友達とあそぶよね、!
「そっかそっか、楽しんできてね」
悲しかったけど春琉くんが友達と上手くいっていると思うと自分のことかと思うぐらい嬉しかった。
「また、明日の昼休みと放課後空けとくから一緒にいてくれる?」
そう聞かれ私は笑いながら
「もちろんだよ」
そう言った。
「じゃあ教室戻ろっか」
そう言われ、あ、と思い
「私やる事あるから少しここに残る」
苦しい言い訳かなと思いつつも言った。
春琉くんは少し不思議そうな顔をしたが、
微笑み、
「じゃあ僕先に行くね。またあした」
そう言ってくれた。
何かおかしいとは勘かれてはいるとおもうが突っ込まないでいてくれた。
春琉くんは優しいなあそう思いながら、
「また明日」
と手を振りながら言った。
春琉くんは手を振り返し、屋上をあとにした。
春琉くん、、、ごめんね、。
そう思いながら私は空を見上げた。