今日から3年生。

いつもみたいに、皆で学校に行ってるけど

『白龍のみなさんよ!』

うるさっ!!

学校につくなり、女たちに叫ばれた。

耳が壊れそうになり、みんな耳をふさいでた。

な、何事?

みんなの目線は、蓮也たち。

だけど中には

「あの噂、噓だったんだって。本当は逆だったみたいよ」

「私も最初から、あっちのが怪しいと思ってたの」

「え?でも、白龍のみなさんに体を使って、お願いしたんでしょ?」

私への目線も。

いつも騒いでいた黒龍がいなくなって、今度は白龍に。

黒龍はチヤホヤされて嬉しかったんだろうけど、蓮也たちにしたら超迷惑だ。

てか、あっちのが怪しいと思ってた?

いやいや。

誰一人、信じようとしなかったじゃん(笑)

今更、手のひら返し?

しかも、まだ体を使ってとか言っているの?

私たちは、早歩きで教室にむかった。

今日は始業式の為、教室に行かないといけない。

クラス替えあるけど、私たちは全員同じ。

席も、真と兼がまた勝手に移動した(笑)

「えー、始業式行く前に、転校生紹介するぞ」

担任が入ってきた。

こんな時期に転校生って、珍しい。

「入ってこい」