空気が最悪…。沈黙が長く続く。そんな中、柊が口を開いた。


「…冗談が面白くない」


「笑える冗談なんて言ってない」


この2人の睨み合いは、怖いというより“恐ろしい”という言葉の方が合っているかも……


「証拠もないのに、なんで亞梦だと決めつける?」


「俺はこの目で見たんだ。こいつが俺らの下っ端を殴っていた。これ以上説明がいるのか?」


来夢と柊の睨み合いは、とんでもないくらい怖い。


「来夢が嘘つくとも思えないけどさ、2人とも一旦落ち着いて」


宏太が2人を宥めるようにフォローを入れる。


「…亞梦。本当に殴ってたの?」


宏太はそう聞いてきた。本当のことを言うべきなのかな……。


でも、疑われることも悪く言われるのは慣れてるし…。


「……」


「無言だと肯定になるよ?」


ずっと黙っていた翔太も、そう言っている。


「…私を悪者したいなら、それでいいよ」