そして放課後になり、私はあの場所へ行き、あえて陰に隠れる。


息と気配を完全に消し、目を閉じて神経を研ぎ澄ます。


…あぁ、来た。それも雑で下品な足音が複数。


「武器もあるし、さすがに1人じゃアイツも倒れるだろ」


「だな!いや〜楽しみだな」


いるのに気づいていないって、不憫すぎる。


そしてあと、数歩というところでわざと足音を立てて彼らの前に立つ。


「きたか…って、は!?女!?」


「おい!本人が来るんじゃねーのか!?」


「わかんねーよ!」


凄い驚いてるし、ギャイギャイ言い合っている。いいリアクションしてると褒めてあげたいけど…まずこの人たち静かにさせよう。


「…あの、おしゃべりは後にして私の質問に答えてくれませんか?」


そう言うと、私の声が響いたのかピタッと止まった言い合いと彼ら。


「…あ?んだよ」


威嚇のつもりなのか、すごい睨んでくる。


全然怖くない