私が教室に着くと、いつも柊たちがいるのに誰もいなかった。いつもいるのに…。


周りを見渡せば、穂花もいない。まだ来てないのかな…?


でも、穂花のカバンはあるし。待ってれば来るよね。


そう思い、自分の席に座る。


「ねぇ、…本当?」


「さぁ…?」


「でも、嘘かも…?」


気のせいかもしれないけれど、また何か噂されてる気がする。やっぱり言う人は絶えないし仕方ない。


そう思っていた時、メッセージの通知音が鳴った。


やばっ…マナーモードにするの忘れてた。


誰だろ…?そう思い開くと、穂花だった。


『ごめん、今日どうしても相談したいことあって!放課後ちょっと体育館裏のところに来てくれない?」


え?体育館裏って、あの人が来ないあそこだよね…?なんであんなところに?


『何か大事な話?』


『うん。ちょっと聞かれたらまずい話」


そんなに大切な話なんだ…。


私は了承の返信を送りスマホを閉じて、ついでにマナーモードにした。