そして放課後。生徒会室にて仕事をする前にみんなでソファに座っているのだが……
「……あの、どうしたの?」
「なにが?」
「いや、なにがって、この状況はなに!?」
「いいじゃんか別に」
今の私の状況は、隣で柊に引っ付かれている。
どうしたんだろう、ほんと…。そう思っていると、宏太がクスッと笑った。
「柊、今日のお昼に亞梦がいなかったから寂しかったみたい」
「え?」
「ちなみに言うと、来夢も不機嫌だった」
「……」
「え?違うの?」
そう言うと、来夢は気まずそうに顔を逸らす。柊は無言で宏太を睨んでいた。
「ははっ、2人ともわかりやすっ」
「うるせぇ」
「……るせぇ」
こうやって見てると思うことがある。宏太は立ち位置も“どっち側”ということもなく、いつも真ん中なんだよね…。
だからなのか、笑っていても心から笑ってないように見える。
気のせいかもしれないけど。
「……あの、どうしたの?」
「なにが?」
「いや、なにがって、この状況はなに!?」
「いいじゃんか別に」
今の私の状況は、隣で柊に引っ付かれている。
どうしたんだろう、ほんと…。そう思っていると、宏太がクスッと笑った。
「柊、今日のお昼に亞梦がいなかったから寂しかったみたい」
「え?」
「ちなみに言うと、来夢も不機嫌だった」
「……」
「え?違うの?」
そう言うと、来夢は気まずそうに顔を逸らす。柊は無言で宏太を睨んでいた。
「ははっ、2人ともわかりやすっ」
「うるせぇ」
「……るせぇ」
こうやって見てると思うことがある。宏太は立ち位置も“どっち側”ということもなく、いつも真ん中なんだよね…。
だからなのか、笑っていても心から笑ってないように見える。
気のせいかもしれないけど。