「黒薔薇姫……だよな?」
え、なんでバレてるの!?メガネ取られただけだよね!?そう思い、ふと横を見ると黒い物体の塊があった。
…それは、私が普段変装してる時に被っているウィッグだった。
え!?まさか…そう思い頭を触るといつもウィッグがなかった。
つまり今は……カラコン以外、変装はしていない。
伊達メガネは翔太くんの手の中。
「なんで……黒薔薇姫が……?」
完全にパニックになっているのか、普段の余裕な表情をしていない。
「あ、はは……え、どうしたの?」
自分が転んだのが原因とはいえ、こんな簡単にバレる……!?
「黒薔薇姫だよな…?」
「な、何言ってんの!そんな訳……」
言い終わる前に、髪を掬い取られた。
「この髪、あと今気づいたけど、目はカラコンしてるでしょ?もし、赤色なら…」
目の色が“赤”。これは黒薔薇姫の特徴的な目だ。
「……」
どうしよう。もう確信している目をしている。
え、なんでバレてるの!?メガネ取られただけだよね!?そう思い、ふと横を見ると黒い物体の塊があった。
…それは、私が普段変装してる時に被っているウィッグだった。
え!?まさか…そう思い頭を触るといつもウィッグがなかった。
つまり今は……カラコン以外、変装はしていない。
伊達メガネは翔太くんの手の中。
「なんで……黒薔薇姫が……?」
完全にパニックになっているのか、普段の余裕な表情をしていない。
「あ、はは……え、どうしたの?」
自分が転んだのが原因とはいえ、こんな簡単にバレる……!?
「黒薔薇姫だよな…?」
「な、何言ってんの!そんな訳……」
言い終わる前に、髪を掬い取られた。
「この髪、あと今気づいたけど、目はカラコンしてるでしょ?もし、赤色なら…」
目の色が“赤”。これは黒薔薇姫の特徴的な目だ。
「……」
どうしよう。もう確信している目をしている。