そして帰り道。本当は1人で帰るつもりだったのだけど、あっさり断られ最寄りの駅まで送ってくれることに。


「それにしても…みんなすごい聞いてきてたね…特に来夢と翔太」


「だな…。ちょっと疲れたわ」


「あ、はは…」


そうなのだ。あの後、私と柊は皆から質問責めにあった。


ずっと来夢と翔太が…。


「柊に何かされたか!?まさか泣かされたのか!?」


「柊、女の子には優しくしなよ。嫌われるよ?」


「だから、なにもしてねーって言ってんだろ!」


「亞梦、柊の言ってることは本当?」


拓真に聞かれ、私はこくっと頷いた。


「ほんとの本当なんだろうなぁ?柊」


「あやし〜」


「…いい加減しつけぇし、うぜえ」


だけど、翔太と来夢の疑いの眼差しが凄い…。


「まぁまぁ、本当に何もないって言ってんだし。そのくらいで」


宏太くんが一旦落ち着かせたものの、やっぱり隙あらば私に聞いてきたのだった。