私がソファに座ったあたりで、宏太が生徒会室から出ていき


柊も、電話がかかってきたため、生徒会室から出て行った。


何か用事かな…?


そう思っていると、拓真と来夢は私の両隣に座った。


「亞梦、本当に大丈夫かよ?」


来夢が心配そうに聞いてくる。


「うん」


本音を言うなら怖かったけど、泣いたって困らせるだけだもん。


「本当に?」


「……うん」


力強く頷いた。


「それならいいんだけど……」


来夢が未だ心配そうにしていると、拓真が口を開く。


「……けどさ、あんな柊は初めて見たよな」


「え?」


「そうそう。いつも冷静なのにな」


ど、どうゆうことだろう?


「報告のあった場所に行ったのが亞梦って知った時の柊、見たことないくらい大慌てだったからね」


「そうそう。しかも亞梦は今、いろんな意味でも注目の的だからな」


そんなに心配かけてたんだ。そう思うとなんだか申し訳なくなる。